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イラン産のイチジクの実生に思う

イランやトルコなどはイチジクが普通に自生しているそうです。

そう、日本にシャシャンボが自生しているのと同じ様に、普通に生えている様です。(笑)


イチジクにはオス花とメス花があり、オス花に付く花(実の形をしたもの)とメスに付く花(実の形をしたもの)は外観的には普段私達が目にしているイチジクの形をしているのでオスメスの区別がつきません。

ソレイユさんから戴いたイラン産のイチジクには蒔いて発芽したものです。


コメントで、『このイチジクは受粉しているのですか?』と聞かれます。

YESだと思います。

その答えはこちら。

一般に日本ではイチジクの新品種の研究をしているところは少ないのではないでしょうか。
それはおそらくイチジクの受粉には、ある虫が介しているのですが、その虫が日本の寒さで育たないから、と言われている様です。

日本のイチジクは受粉しなくても大きくなる品種が導入されており(雄花がつかず、雌花のみで熟す単為結果の性質を持つものがほとんど)、受粉せずにそのまま太ります。

イチジクは『無花果』と書きますが、実は無花果の花は実の形をしたものの中にあります。
『無花果』なのではなくて、花が外から見えない果実なのです。

イチジクの中を割ると、約2000本の『花嚢 (かのう)』と呼ばれる突起状のものがあり、それ自体が花なのです。無花果と書くのに、実は2000本近い花がある、不思議な木なのです。(笑)


イラン産のイチジクは、メスのイチジクコバチにより受粉しているので、種をまくと発芽します。

↑の記事にもありましたが、

イチジクは、オス・メスのうち、

メスのイチジクには虫が受粉できるけれど産卵ができないシステムになっていて、オスのイチジクだけ花(実の形をしたもの)に産卵・子育てできるシステムになっているのです。

なぜ?

それは、子孫を残すため。
イチジクコバチが受粉に来てくれたのは良いけれど、ちゃっかりメスのイチジクに産卵されたら、せっかく受粉しても種が食い尽くされてしまいます。

これでは、受粉した意味がありません。

だから、イチジクはイチジクコバチの産卵するスペースがオスのイチジクの木にだけ備える、と言う進化をしたそうです。

『え~っ、それじゃ日本のイチジクは?』
『日本では受粉を介する虫が育たないので、日本のイチジクには虫がいません。』と言う風になるらしい。


もし、日本でイチジクの品種改良をしようと思ったら、イチジクコバチなら何でも良いわけではありません。

その品種専用のイチジクコバチでないと受粉ができないそうです。だから輸入して受粉する場合は、専用のコバチを一緒に輸入しないと種は作れない、と言うわけです。


では、日本には全くコバチはいないのでしょうか?

西表島では、ギランイヌビワ(イチジクのミニチュアの様な果実)にイチジクコバチとオナガコバチなどが来ることがあるみたいですね。さすが、1月で平均気温が17度以上の暖かい地域です。

何とも、りょっつぁんや仙人さんが好きそうな話題でしたね~(笑)






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No title

うん、好き♥
日本でいちじくの種が採れないというのはありがたいです。
実生苗スペースがだいぶ少なくなってきましたから(笑)

No title

実生から無花果を育ててらっしゃるってことは。。
もしかして雄株だったりすると食べられないんですか?
そしたら接ぎ木ですか? 

No title

う~んe-351
悩ましい実験をされてますね。
トルコ産干しイチジクはスミルナ種(雌花品種)がメインのようですから
もしかしたら新品種誕生かも知れませんね。


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このコメントは管理人のみ閲覧できます

りょっつぁんへ

> うん、好き♥

りょっつぁん、リコメが大変遅くなりました。
それにしても・・・、あはは、りょっつぁん、ハートマークまで付いてますよ。コメントが可愛すぎ(笑)

> 日本でいちじくの種が採れないというのはありがたいです。
> 実生苗スペースがだいぶ少なくなってきましたから(笑)

うふふ、・・確かに。
りょっつぁんは、まだまだお仕事用のお花やベリー類とかを増やすのでしょう?
これからは、ブルーベリー本番でしょうから、腰にはくれぐれも気を付けて頑張って下さいね。

Re: No title

soさん、大変遅くなりました。
それから、介護中に心温まるコメントもありがとうございました。m(_ _)m
私もsoさんの伝えたかったこと、よくわかりました。本当にその通りだと思います。


> 実生から無花果を育ててらっしゃるってことは。。

そうなんです。ご縁があって、戴きものをしました。(笑)


> もしかして雄株だったりすると食べられないんですか?
> そしたら接ぎ木ですか? 

え~っと、もしも雄株だったら、雌株と交換していただくかもしれません。^ ^
でも、まだ見たことがない雄株の断面が、どんな風に虫が住める様になっているのか、一度は見てみたいかもです(ほとんど好奇心です・・笑)

仙人さんへ

> 悩ましい実験をされてますね。
> トルコ産干しイチジクはスミルナ種(雌花品種)がメインのようですから
> もしかしたら新品種誕生かも知れませんね。

スルミナ種ですか。うん、確かにねっとり感はイラン産よりありますね。
個人的には、ドライフルーツとして食べるなら、やや硬いけれど、甘みと酸味のバランス的にはイラン産の方が好みです。
でもドライフルーツ品種を生で食べたら、それぞれがどんな味・香り・食感なのか、凄く興味がありますよ。

匿名希望さんへ Re: イヌビワコバチ

> 日本にもイヌビワコバチというコバチがいて、日本のイチジク=イヌビワは、その仕組みで受粉しています。

イチジク 虫 受粉とかで検索をかけた時、イヌビワとイヌビワコバチのこと、私も知りました。ただ、大分に生息している記事がなかったので、問題視していませんでしたが、匿名希望さんからコメントわいただくくらいですから、もしかして地球温暖化に伴い、大分にもいたりするかも知れないですね。


> 「イヌビワとコバチのやくそく」という本がわかりやすいですよ。

面白ろそうですね。今度県立図書館に行く時に探してみます。


> 日本で流通しているイチジク(のメス木)でも、ジベレリンで処理すると、ほんの少し花粉ができます。
> そして人工授粉することで、タネを作ることができます。

え~っ、そうなんですか。ジベレリンって、イチジクでそんなことも・・。よくご存知でしたね。さすがです。
大変参考になりました。ありがとうございました。


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