みつばちとキンリョウヘン

日本ミツバチの巣箱の側にはキンリョウヘンの花を添えると捕獲確率が高くなる、と言うのはよく聞きます。
羽田野さん「キンリョウヘンは必ずネットに入れて下さい。受粉前のキンリョウヘンは日本ミツバチを誘因する匂いを出しています。ネットをするのは花に受粉をさせない為です。
キンリョウヘンは受粉が完了すると、ミツバチを誘因する匂いを出さなくなるのです。蜂が巣箱に入ってしまえば、他の巣箱に持っていっても大丈夫です。」
さらには、
「もしも巣箱を2つ以上置く場合は、間隔は3~5mくらい離して設置して下さい。」
私「もし、一つの箱にミツバチが居着いたとして、近くにキンリョウヘンを置いたら居着いた箱から、二つ目の箱に移動したりしないのですか?」
羽田野さん「それは大丈夫です。一旦巣を作り始めると、キンリョウヘンがあっても移動はしません。キンリョウヘンの花は切り花で水を吸い上げられる様にしてネットに入れて置いても効果は変わりません。」
なるほど!
キンリョウヘンは巣箱の側に置く、と言うことまではネットや本で書かれておりますが、ミツバチをたくさん育てていらっしゃる方のコメントは細部にまでわかりやすいです。
それにしても、キンリョウヘンって、私が想像していたよりも葉っぱも花も半分くらい小さいです。
葉っぱの幅は3~4センチはあるのかと思っておりましたら、1センチちょっと。葉の長さも20センチもありません。
花芽の蕾は写真の状態で3mmくらいです。
しかも受粉が完了すると匂わなくなるとか、知らなかったので、今回の情報も目からウロコでした。
羽田野さん、たくさんの情報をありがとうございました。
開花を早くさせたいので、しばらく暖かいところに置いておくことにします。
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