西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第五話 講演会編その4 『中国のブルーベリーの最新事情』

続いては

中国・経済林協会ブルーベリー専門委員会 和 愛軍 様 のお話です。

和 愛軍さん


とても流暢な日本語にも、その中国のブルーベリー事情にも驚きました。

スピーチや質疑応答から


中国にはこれまで日本の『日本ブルーベリー協会』に相当する様な中国全土をまとめる様な組織がなく、やっと1年前に発足したばかりだと言うこと。

もともと中国のブルーベリーは野生種のクロマメの木が主流だったそうです。
人口増加に伴い、乱伐となり、以降は苗木を植栽し現在ではスパルタンなどのハイブッシュ系のブルーベリーの栽培も盛んになりつつあります。

その食べ方は生食がほとんど。
中国はジャムはあまり食べる風習はないのだそうです。


中国でのブルーベリー栽培において一番困っていることは、品種も少なければ情報も少ないと言うこと。

近代の日本におけるブルーベリー生産量は約5000トン。
対する中国全土の総生産量は約15000トンと言われているそうです。

などなど、これまで知られていなかった中国のブルーベリーの最新情報がいっぱい。 ^ ^


これまでに色々な土地で栽培を試みて来たそうです。

土壌の改良をしないと苗の生育が悪い水田跡地など、まだ課題も残ってはおりますが、苗も相当数が植えられており、大粒・高品質の品種の栽培にも力を入れ始めています。

しかし、まだまだ自国消費の段階。


これを聞くとTPPの規制緩和で中国から安価な価格のブルーベリーが輸入される様になれば、日本のブルーベリー栽培農家さんの生活を脅かすのでは・・と心配される方が多いのではないかと思います。

ところが和様は逆だとおっしゃいます。

現在、中国の人口13億人のうちその1割の1億人(日本人全員分の人口相当)が富裕層です。


日本では平均的なブルーベリーの果実ならばおおよそキロ単価は2000~3000円くらいが相場で取引されていますが、


中国では富裕層でない層には日本よりかなり安価で販売されている一方で、大粒の良質のブルーベリーはキロ単価7000円程度で販売しており、15000トンの生産量では全く追いつかない状態なのだそうです。

え~・・っ、15000トンで少ないの???

それでは検証してみましょうか。


お金持ち 1億人x毎日50グラム(極大粒 5グラム果を10粒)x30日xブルーベリーのなる時期の約4ケ月=600000トン消費したとして

単純計算で生果だけでも必要数600000トン>現在生産量15000トンですから、

全く足りないものも頷けます。


残りの8ケ月は季節の異なるアメリカやニュージーランド、チリなどの海外から輸入したとしても残りの12億の人口のことを考えても全く足りないです。日本とは規模が違います・・。^ ^;

だからTPPの緩和に関係なく『極大粒で良質なブルーベリーであれば中国は日本からの輸入を待っています』、とのこと。

会員の皆さんから、ほ~・・っと、安堵のため息が漏れたは言うまでもありません。(笑)

ブルーベリーマニアの皆さんは中国のブルーベリー事情、どうお感じになりましたか?
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匿名希望さんへ

こちらこそコメントをありがとうございました。

そうでしたか。ご心配でしたね。どうかご無理をせずしっかり睡眠が取れます様にお祈り致します。m(_ _)m
一日も早く心も体もリフレッシュできます様に・・・。(-人-)

私も経験があるのですが、そんな時は1食2食くらいプチ断食してお腹の大掃除をして、朝は粥で、夕食にはアボガドの様なものを食べたり、ビタミンC,A,B,Eをサプリメントで食べたりして調子を整えたりしていました。

手作りでもなんでも良いので気分を変えて大好きな人達と美味しいものを食べることもお勧めです。
30分悩んでも解決しないことに時間をかけるだけ無駄ですから。^ ^

それよりも今できることは手当たり次第やるだけやって、できない時には自分でここまでと線引きして良いんですよ。きつい時は自分を労わり、休んで、あとはぐっすり眠る・・。女性はこれをしないと更年期障害がひどくなって、後戻りできない体になったら大変です。

今ならきっといくらでも後戻りできる状態だと思います。(^ ^)v
恐らく、どなたかに遠慮して休めないのでしょう。辛さをわかるのはご本人様だけ。

ご自分のきつさを開放してあげられるのも匿名希望さんだけなのですから、たまにはご自分を解放してあげて下さい。

No title

中国が本腰を入れたならかなり脅威になりそうですね。
ただ、やはり自分で育てて摘みながら食べるのには勝らないから趣味のブルーベリー栽培は安泰ですよ♪

Berryさんへ

> 中国が本腰を入れたならかなり脅威になりそうですね。
> ただ、やはり自分で育てて摘みながら食べるのには勝らないから趣味のブルーベリー栽培は安泰ですよ♪

そうですね。

今回いらっしゃっていた中国の来賓の方々は北京、上海、麗江、大連などなど中国の各地から来て下さっておりました。

日本と同様、きっと中国にもBerryさんの様な方が現われるのでは・・、と思います。

そしてブルーベリー協会やブルーベリー研究会などが各地で立ちあがり、国を上げての栽培以外にも趣味栽培もかなりのブームが来るのではないかと思います。(^m^)
今回、中国の方数人とお話しさせていただきましたが、国は違ってもブルーベリーマニアのツボって同じなんだなぁ・・と感じ、ちょっと嬉しくなりました。
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