ゴールデンウィーク(その3)ハンバーグ作り
ずっと遡り記事になるのですけれど、今年のゴールデンウィークの最後の日の午後は私は可愛らしいお友達と過ごすことができました。(笑)
ご近所のYさんちのお孫さんと一緒にハンバーグ作り。yuちゃんは私の最年少のお友達です。楽しかったですよ。
私が指を怪我をして買い物ができなかった時、足を持たない同居の家族を車に乗せて買い物に連れて行ってくれたYさんちに、いつかお礼にハンバーグを御馳走しますね~、とお約束をしていたのです。
彼女の家は家族3代で計6人。
ミンチ肉を2キロ購入して半分を彼女のおうち用に。
でも、さすがにまだ指が完全ではないので助っ人が必要です。そこでYさんちのよくうちのブログに登場するお孫さんにハンバーグ作りのアシスタントをお願いすることにしました。
yuちゃん(お孫さん)は今年10歳です。お料理が大好きなんですよ~。

お家でいつもYさんのお料理をお手伝いしているので、洗いものも輪切りもできます。
彼女の偉いところは、おじいちゃんとおばあちゃんが法事などの出ごとで帰ってくると、お風呂の前に二人分の着替えをきちんとたたんで揃えておいており、しかも『お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さいね』とメッセージを置いてくれるのだとか・・。
もうこんな話を聞くとおばちゃん達はうるうるですよ~・・(T T)なんて良い子なんでしょう。
『yuちゃん、凄いよね。そんなことをしてあげたことがあるのですってね。』
『ああ、あれ。おじいちゃんもおばあちゃんも疲れているだろうなぁ、って思って。だからyuがこうしてあげたらきっと喜んでくれるだろうなぁと思ったの。』
小さいながらに、気配りがあって『心』がこんなに豊かな子どもさんて素敵だと思いませんか?
『まずね、パン粉に牛乳を入れてつなぎにするの。これをやっておくと後でお肉を混ぜる時までにふやけてくれるの。後で卵も繋ぎに使うからね、入れ忘れ無い様に卵の準備もしておくのよ。』
yuちゃんがまだやったことがないと言うハンバーグ作りの工程である『みじん切り』を教えながら色んなお話をします。yuちゃんは私より10センチくらい背が小さいので
『yuちゃん、大丈夫?包丁を使うのに台が高すぎない?何か台を持ってこようか?』
『大丈夫。いつもこのくらいでやっているの。』
『そうなんだ。じゃ始めようか。みじん切りはね、こうやって縦に同じ方向に細かく切れ目を入れて、その後向き90度変えて細かく刻むんだよ。これが終わったら包丁の先をまな板に当てて、テコの原理で柄の方だけを動かして荒いものをさらに細かく刻むのよ。』
『うん、わかった。』
自分はハンバーグが作れるようになったのは高校の家庭科の授業です。私は高校の時の家庭科の先生が優しくて色んなことを教えて下さって大好きでした。
『yuちゃんは将来何になりたいの?』
『私はね、パティシエになりたいの。』
『へぇ~、そうなんだ。』
少し顔色が曇るyuちゃん。
『でもね、おばあちゃんは私が声も良いしおしゃべりが上手だからアナウンサーになりなさい、って言うの。』
なるほど・・、おばあちゃんの意に反して嫌われたくない。
でもパティシエの夢もどんどん膨らんでいます。
この矛盾にきっと悩んでいたのでしょうね。どちらも好きだから選ばないといけないと思い込んでいます。
いつかは選ぶことになっても、今この段階でおばあちゃんとの期待を裏切るかも知れないと言うストレスを感じながら居続けるのが今のこの子にとって最善とは思えません。
今はストレスを取ってあげることが一番かな?
monalisaさんの様に、立派な職業に付きながらお料理はプロみたいにできたり色んな分野に長けた方は世の中にはいらっしゃいます。
『じゃあね、パティシエみたいにお料理ができるアナウンサーとかアナウンサーができるパティシエみたいに両方ができるって言うのを目指したら?』
そんな風に言いながら、この可愛い子が将来お料理番組のTVに映る姿を妄想。気が早過ぎ・・?(笑)
『あっ、そっかぁ~!』ぱっと顔色が明るくなります。こう言う素直な反応は嬉しい。何か可愛い。(^m^)
それからみじん切りを何度かやっているうちに、気付きます。
Yさん、yuちゃんの吸収力、半端ないです。
最初はみじん切りも荒くて手直ししようかとも思いましたが、あえてそのまま使いました。きっと彼女のやる気をそぐと思うから。ひたすら我慢我慢・・(笑)
玉ねぎを切るのがどうも切りにくそうにしているので
『ねえ、yuちゃん。今、おばちゃんが使っている包丁を使ってみる?yuちゃんは手が小さいからこちらの方が切りやすいかと思ってこちらを使ってもらっていたけど、こちらの菜切り包丁の方が刃が薄くてyuちゃんには切りやすいかもしれないね。』
『あ、本当だ。切りやすい!』
3~4回繰り返していると、何かを掴んだ様です。みるみる奇麗なみじん切りで仕上がって来ます。
玉ねぎのみじん切りは、フードプロセッサーで作るやり方もありますが、この子には基本的なことを教えてあげたかったので時間がかかっても習得して欲しかったのですが、たった1回教えただけでできる様になっちゃうんですよね~。Yさ~ん、Yさんのお孫さんだけあって門前の小僧です。かなり筋が良いですよ~。(^ ^)v
『こうやって炒めるの。』
すると、yuちゃん、もじもじして様子が変です。
『やってみたい・・』
『あ、そうかぁ。ぞうぞ。(笑)』
これも難なくクリア。
玉ねぎのみじん切りの炒め物を冷ましている間に付け合わせとソースの下ごしらえです。
玉ねぎを冷ましている間に、ニンジンとジャガイモを切りニンジンのグラッセとジャガイモの塩ゆでを作り、付け合わせ準備完了。
我が家はいつもキノコソースが定番。
次にぶなしめじとエリンギを洗って準備しフライパンで炒め、ケチッャプ・醤油・焼き肉のたれ・とんかつソース・コーヒー粉末で味付けしておきます。(コーヒー粉末を入れると味にコクが出ます。)
もちろん野菜を洗ってくれたのはyuちゃん。
ボールにミンチ肉1キロ、塩コショウ、ふやかした牛乳入りパン粉、冷ました玉ねぎ炒め、卵1個半を混ぜて捏ねます。
もちろん火が均等に通りやすくするために、真ん中はへこましておきます。
私は肉を柔らかくする為に、表裏だけはフライパンで焼き目を付けて半分だけ火を通し、

あとはオーブンで余熱ありの場合は200℃20分。余熱なしの場合は200℃25分くらい焼き、途中で中心をはしを挿して透明の汁が出てくるまで焼くパターンを使っています。(ハンバーグのサイズや真ん中のへこまし方で焼き時間は加減します)
焼く工程でできる肉汁はあくをとってソースに加えます。
これがソースにさらにコクを与えてくれます。

私がフライパンでyuちゃんちのを焼いている間にyuちゃんは我が家の分の小分けで小判型にしてくれました。
これは我が家のお弁当用。(笑)
Yさん、ちゃんと真ん中をへこましてくれていますでしょう。大したものです^ ^
この後、Yさんちの焼いたハンバーグと付け合わせとソースは我が家の鉄板と共にYさんちに大移動。
焼いた物をコンロで温めた鉄板に卵を打ち込み、目玉焼きをして付け合わせを乗せ6人分準備。
ハンバーグが焼けた順に付け合わせが終わった鉄板にハンバーグを乗せるとジュー~
良い香りと共に湯気が上がりますよ。
ハンバーグの出来上がり。
その頃にはうちの旦那様も帰宅していたので写真を撮る時間はありませんでした。
半分出張料理というのも面白いものですねぇ(笑)
yuちゃん、お手伝い、ありがとうね~。yuちゃんは私にとって最高のアシスタントでした。
ちなみにyuちゃんが次に作りたいものはオムライス。
Yさ~ん、その時にはまたyuちゃんをお借りしますよ~。(^ ^)/
ご近所のYさんちのお孫さんと一緒にハンバーグ作り。yuちゃんは私の最年少のお友達です。楽しかったですよ。
私が指を怪我をして買い物ができなかった時、足を持たない同居の家族を車に乗せて買い物に連れて行ってくれたYさんちに、いつかお礼にハンバーグを御馳走しますね~、とお約束をしていたのです。
彼女の家は家族3代で計6人。
ミンチ肉を2キロ購入して半分を彼女のおうち用に。
でも、さすがにまだ指が完全ではないので助っ人が必要です。そこでYさんちのよくうちのブログに登場するお孫さんにハンバーグ作りのアシスタントをお願いすることにしました。
yuちゃん(お孫さん)は今年10歳です。お料理が大好きなんですよ~。

お家でいつもYさんのお料理をお手伝いしているので、洗いものも輪切りもできます。
彼女の偉いところは、おじいちゃんとおばあちゃんが法事などの出ごとで帰ってくると、お風呂の前に二人分の着替えをきちんとたたんで揃えておいており、しかも『お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さいね』とメッセージを置いてくれるのだとか・・。
もうこんな話を聞くとおばちゃん達はうるうるですよ~・・(T T)なんて良い子なんでしょう。
『yuちゃん、凄いよね。そんなことをしてあげたことがあるのですってね。』
『ああ、あれ。おじいちゃんもおばあちゃんも疲れているだろうなぁ、って思って。だからyuがこうしてあげたらきっと喜んでくれるだろうなぁと思ったの。』
小さいながらに、気配りがあって『心』がこんなに豊かな子どもさんて素敵だと思いませんか?
『まずね、パン粉に牛乳を入れてつなぎにするの。これをやっておくと後でお肉を混ぜる時までにふやけてくれるの。後で卵も繋ぎに使うからね、入れ忘れ無い様に卵の準備もしておくのよ。』
yuちゃんがまだやったことがないと言うハンバーグ作りの工程である『みじん切り』を教えながら色んなお話をします。yuちゃんは私より10センチくらい背が小さいので
『yuちゃん、大丈夫?包丁を使うのに台が高すぎない?何か台を持ってこようか?』
『大丈夫。いつもこのくらいでやっているの。』
『そうなんだ。じゃ始めようか。みじん切りはね、こうやって縦に同じ方向に細かく切れ目を入れて、その後向き90度変えて細かく刻むんだよ。これが終わったら包丁の先をまな板に当てて、テコの原理で柄の方だけを動かして荒いものをさらに細かく刻むのよ。』
『うん、わかった。』
自分はハンバーグが作れるようになったのは高校の家庭科の授業です。私は高校の時の家庭科の先生が優しくて色んなことを教えて下さって大好きでした。
『yuちゃんは将来何になりたいの?』
『私はね、パティシエになりたいの。』
『へぇ~、そうなんだ。』
少し顔色が曇るyuちゃん。
『でもね、おばあちゃんは私が声も良いしおしゃべりが上手だからアナウンサーになりなさい、って言うの。』
なるほど・・、おばあちゃんの意に反して嫌われたくない。
でもパティシエの夢もどんどん膨らんでいます。
この矛盾にきっと悩んでいたのでしょうね。どちらも好きだから選ばないといけないと思い込んでいます。
いつかは選ぶことになっても、今この段階でおばあちゃんとの期待を裏切るかも知れないと言うストレスを感じながら居続けるのが今のこの子にとって最善とは思えません。
今はストレスを取ってあげることが一番かな?
monalisaさんの様に、立派な職業に付きながらお料理はプロみたいにできたり色んな分野に長けた方は世の中にはいらっしゃいます。
『じゃあね、パティシエみたいにお料理ができるアナウンサーとかアナウンサーができるパティシエみたいに両方ができるって言うのを目指したら?』
そんな風に言いながら、この可愛い子が将来お料理番組のTVに映る姿を妄想。気が早過ぎ・・?(笑)
『あっ、そっかぁ~!』ぱっと顔色が明るくなります。こう言う素直な反応は嬉しい。何か可愛い。(^m^)
それからみじん切りを何度かやっているうちに、気付きます。
Yさん、yuちゃんの吸収力、半端ないです。
最初はみじん切りも荒くて手直ししようかとも思いましたが、あえてそのまま使いました。きっと彼女のやる気をそぐと思うから。ひたすら我慢我慢・・(笑)
玉ねぎを切るのがどうも切りにくそうにしているので
『ねえ、yuちゃん。今、おばちゃんが使っている包丁を使ってみる?yuちゃんは手が小さいからこちらの方が切りやすいかと思ってこちらを使ってもらっていたけど、こちらの菜切り包丁の方が刃が薄くてyuちゃんには切りやすいかもしれないね。』
『あ、本当だ。切りやすい!』
3~4回繰り返していると、何かを掴んだ様です。みるみる奇麗なみじん切りで仕上がって来ます。
玉ねぎのみじん切りは、フードプロセッサーで作るやり方もありますが、この子には基本的なことを教えてあげたかったので時間がかかっても習得して欲しかったのですが、たった1回教えただけでできる様になっちゃうんですよね~。Yさ~ん、Yさんのお孫さんだけあって門前の小僧です。かなり筋が良いですよ~。(^ ^)v
『こうやって炒めるの。』
すると、yuちゃん、もじもじして様子が変です。
『やってみたい・・』
『あ、そうかぁ。ぞうぞ。(笑)』
これも難なくクリア。
玉ねぎのみじん切りの炒め物を冷ましている間に付け合わせとソースの下ごしらえです。
玉ねぎを冷ましている間に、ニンジンとジャガイモを切りニンジンのグラッセとジャガイモの塩ゆでを作り、付け合わせ準備完了。
我が家はいつもキノコソースが定番。
次にぶなしめじとエリンギを洗って準備しフライパンで炒め、ケチッャプ・醤油・焼き肉のたれ・とんかつソース・コーヒー粉末で味付けしておきます。(コーヒー粉末を入れると味にコクが出ます。)
もちろん野菜を洗ってくれたのはyuちゃん。
ボールにミンチ肉1キロ、塩コショウ、ふやかした牛乳入りパン粉、冷ました玉ねぎ炒め、卵1個半を混ぜて捏ねます。
もちろん火が均等に通りやすくするために、真ん中はへこましておきます。
私は肉を柔らかくする為に、表裏だけはフライパンで焼き目を付けて半分だけ火を通し、

あとはオーブンで余熱ありの場合は200℃20分。余熱なしの場合は200℃25分くらい焼き、途中で中心をはしを挿して透明の汁が出てくるまで焼くパターンを使っています。(ハンバーグのサイズや真ん中のへこまし方で焼き時間は加減します)
焼く工程でできる肉汁はあくをとってソースに加えます。
これがソースにさらにコクを与えてくれます。

私がフライパンでyuちゃんちのを焼いている間にyuちゃんは我が家の分の小分けで小判型にしてくれました。
これは我が家のお弁当用。(笑)
Yさん、ちゃんと真ん中をへこましてくれていますでしょう。大したものです^ ^
この後、Yさんちの焼いたハンバーグと付け合わせとソースは我が家の鉄板と共にYさんちに大移動。
焼いた物をコンロで温めた鉄板に卵を打ち込み、目玉焼きをして付け合わせを乗せ6人分準備。
ハンバーグが焼けた順に付け合わせが終わった鉄板にハンバーグを乗せるとジュー~
良い香りと共に湯気が上がりますよ。
ハンバーグの出来上がり。
その頃にはうちの旦那様も帰宅していたので写真を撮る時間はありませんでした。
半分出張料理というのも面白いものですねぇ(笑)
yuちゃん、お手伝い、ありがとうね~。yuちゃんは私にとって最高のアシスタントでした。
ちなみにyuちゃんが次に作りたいものはオムライス。
Yさ~ん、その時にはまたyuちゃんをお借りしますよ~。(^ ^)/
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