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お墓参りのはずが…

昨日の記事の続きです。
兄に連絡後、来てくれた兄も、できることは試してくれましたが、周囲の状況が厳しくてJAFしかないと判断。私の車に後続させていた軽トラをJAFの車両の邪魔にならない様にバックして麓の広めの路側帯へ移動しました。
こんな不運な日と言うのは、誰かが側にいてくれるだけでも凄く落ち着くものですね。
その内、兄の帰りが遅い義姉が兄と電話で私の車のことを話すと様子を見に来てくれました。
二人で、あーでもない、こーでもない、と意見を交わし義姉もロープで引っ張る工面をしてくれたものの、後ろ向きに引き出すのは軽トラの方の足場が悪くて断念せざるを得ませんでした。

JAFからは「担当の者から何分後に行けるか連絡させていただきます。」と電話が切れてから、二十分以上も返事は無く、まさかうまく連絡が取れていないのでは…、と三十分後にもう一度フォロー。
別の案内の方が対応してくれて、それから「今から40分後くらいに到着致します。」
JAFが向かっていることがわかるとほっとしますねぇ。

JAFは目印の場所に来たものの、すっと通り過ぎてしまいました。
お義姉さんはそれを見越してくれており、入口付近で待機、すぐにクラクションを鳴らして、私が待つ遭難場所の説明をしてくれました。

残念ながら、JAFのレッカー車は折角別府の高速なら駆けつけてくれたのに、道幅の狭い農道に入れず、結局兄が乗って来た軽トラに工具を詰め替えてやって来ました。

最初は後ろに引っ張る方向で考えていましたが、支えとなる木の太さや安定感から、斜め前方に引っ張ることに。前の右タイヤ内側の車軸からロープを取り、ハンドルは右いっぱいに切って、右斜め前の方向にあった大木にロープを回して手動ウィンチをキコキコと押して行くと少しづつ、車は浮き上がる様にゆるゆるの泥から硬いセメントの道路に戻って来ました。

その安堵感と言ったらありません。まだ日が暮れかける薄明るい内でしたから。
この日、JAFさんにはもちろん感謝の気持ちしかありませんでしたし、すぐに駆けつけてくれて一生懸命手伝ってくれた兄、お義姉さんの二人には本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私、兄と義姉って性格が全然違うって、思い込んでいたんですけれど、困っている人がいるとすっ飛んで来てくれて助けてくれる、そんな人柄と言うか、二人の気持ちの根っこになっている部分て、そっくりなんじゃないのかな、と思います。
帰りに、私の実姉の家に寄る予定が、行けなくなったので心配した姉からも電話がかかりました。
そんな3人の妹で良かったと改めて思う一日でした。(*^^*)
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お墓参りのはずが…(1)

今日は写真はありませんが、書かずにはおれなかったので私の記憶の1ページとして書き留めておきます。
私は昨日、実家の兄の家に帰っておりました。

兄は多品目栽培で、今は枝豆の真っ最中で、忙しくて枝豆が送れないから、家まで取りに来て、とのメールで帰っておりました。
私の家から兄の家までは高速で、一時間10分、高速無しだと1時間半。

その日は何となくダルくて、(土曜日、午前に稲刈り、午後に同居の家族の部屋の大掃除で業者が来たのでその指示と手伝い)でクタクタだったのですが、義母のお里、実母のお墓はお彼岸とその翌週に終わっていたのですが、実父のお墓参りだけは終わってなかったので、兄の収穫?出荷準備?の手伝いがてらお墓参りもしようと実家に帰りました。

手伝いは兄夫婦と色々お喋りしながらで、とても楽しく過ごし、義姉からたくさんのお土産を頂いて実家を後にしました。

家を出たのは午後3時。私はいつも姉の車でお墓参りするもので、お墓までの道を一人で車を走らせたことはありません。何となく記憶を頼りにいつもの道を左折しました。

ところが他のメインの通りがどこも広々とした道になっているのと真逆に、お墓への道は草が覆いかぶさり狭くなっているので、本来通るべき分岐点で一つ間違えて入って行き止まりに。

しかも私が選んだ道は右がガードレールも無い崖。
通路はコンクリートで離合も出来ない狭さ。
さらに数日前に流れ落ちた土砂と思われる落ち葉でコンクリートとの堺もなければ、その土砂がまさかゆるゆるだったとは夢にも思いませんでした。
あと5メートル進んだらUターンできるところに差し掛かった。バックで戻るには崖に落ちるのが怖くて濡れている路面を進むことにしました。

その時です。
左側の前タイヤが山側にズルっと滑って足を取られた様になり、道があると思っていた場所はゆるゆるの土砂でした。
あっと言う間に足を取られて車は前のバンパーがコンクリートの路面を擦る深さまで下がって動かなくなりました。
その時の怖さと言ったらありません。
JAFに連絡しても会話が途切れる電波の悪さ。
GPSも拾いにくい…。生まれ故郷なのにこんな道から外れたところは地名も目印もわかりません。

こんな時に真っ先に頭に浮かんだのは兄でした。
事情を説明すると兄が飛んで来てくれました。
しかも普段入らない道にも関わらず、すっ飛んで来てくれて、姿を見た時は、本当に涙がでそうになるくらい嬉しかったです。

続きは次回。

ヨーグルトとブルーベリーのパルフェを作ってみました。

以前からちょっと興味のあったレシピ。
それはヨーグルトとブルーベリージャムを使ったパルフェ。
摘み取り体験も終了したし、本職もちょっと落ち着いたので、チャレンジしてみました。

結果は失敗…。(苦笑)
多分、1つ目の敗因はヨーグルトの選定を間違えたかも…?
だって、ヨーグルトって書いてるだけで種類がわからなかったので、カスピ海ヨーグルトを使ったんですわ。
本当は、最初に水分を切って内容量を半分以下になる予定が2日置いても半分以下にならないので、そのまま使ったこと。
(当然、ゆるいムース状になりますよね。)

2つ目の敗因は生クリームをどんなのを使って良いかわからずに、生クリームって表示のあった乳脂肪分たっぷりのものを使ったこと。
せっかくさっぱりした酸味のヨーグルト味のはずが…、動脈硬化間違い無しの罪悪感たっぷり、ドしつこい味になってしまったこと。

最後の敗因は、下に敷いたビスケット。これも多分こんな料理に適したものがあったのかも知れませんが、近くのスーパーでは科捜研の女の主人公のまりこさんがコマーシャルしているのくらいしか似ているのがなくて、使ったのですが、敷き詰め方が悪かったのか、ポロポロ崩れてしまう結果に。

202110100741525d1.jpg

家族は私が初めて作ったこんな凝ったスィーツを「美味しいよ。」と言ってくれたけど、いやいや、私が目指したのはこんな味じゃなかったはず。

取り敢えず、次はしっかり水分が濾せる銘柄のヨーグルト、脂肪分の少なめの生クリーム、無塩バターを混ぜたらムースの部分にくっつきやすいビスケット探し。
まずはこれらを改善してみることにしますわ。

で、美味しくできたら、来年摘み取り体験に来られたお客様にブルーベリージャムの使い方の例として配布しようかと。
自分も作れないのに、人に紹介しても説得力ないですからね。
それに2回さくっと混ぜてマーブル状の模様になる筈が粒がまとまってドテっとしてるし…。

基本のレシピに具体的な上手くいった材料の特徴とかも入れたら、きっと誰が作っても同じ様な美味しそうなのが作れるかも…???

今年のブルーベリーの摘み取り体験は終了しました。

大変ご無沙汰しております。
皆様、お変わりございませんか?
ずっとブログを放置しておりましたが、たまに更新しないとコロナで…?とご心配下さるブロ友さんがいらっしゃると聞き、久しぶりの更新です。

今年のブルーベリー栽培は大雨と日照不足に泣かされ、生産計画ボロボロな夏でしたねぇ。
最後の方はカメムシの被害に泣かされました。

今年は地元大分の方のみの摘み取り体験の受け入れをしました。当時はこんな感じのたわわになった実を楽しんで頂きました。
これまで来ていただいておりました方々は子供さんの成長と共に部活や遠征などで段々来れなくなる上に、コロナの関係で、今までメインだった県外からのお客様は当然ゼロ。
数年後には、そんなこともあったね、って笑える時が来るでしょうか。私も8月にコロナのワクチン接種をし、4月に3回目を打つ予定です。
皆さんはもう終わりましたか?


202110030654028f6.jpg

(↑あ、葉っぱの色、悪いでしょう。この後、硫黄華や微量要素などを施肥と共に追加し、改善しました。)

その代わり、通販で130〜140g入りを3パックx4箱の希望者が増えました。
また、今年は京が丘の直売所でジャムと生果の依頼が途絶えず、本当にありがたいことです。

そんな農園のブルーベリーも残り少なくなり、昨日で生果は予約分は最後の出荷となりました。
うちのブルーベリー農園の特徴は、ラビットアイ系の最晩生種を10月上旬まで収穫できることです。

20211003065411f8e.jpg



これは2021年10月2日撮影。

20211003065416b42.jpg

ところが、今年雨避け栽培を始めたことで、メリットとデメリットがあることがわかりました。

雨避けは梅雨時期には、本当にありがたい存在となりました。
今年は6月上旬は雨が少なくて、雨避けなしでも大玉品種が良い状態で採れました。その後梅雨明け宣言してからがジトジト雨が続き、日照時間が短くて糖度が上がらないし、雨避けが間に合わなかった列は裂果が酷かったです。

雨避けの効果があったハイブッシュ系の列は、樹高もそれほだでもないせいか、裂果の無い良い実が採れて良かったのですが、今度梅雨が明けて晴れ続きになった途端に水切れサイン。適度に雨は降っていたけれど、雨避けが原因で水が不足する結果に。結局定期的に水やりが必要になりました。


樹高の高いラビットアイ系の方は葉が茂っているので、雨避けで通気性が悪くなったのと、カイガラムシやカメムシやマイマイガなどの害虫の影響をモロに受けました。

そうそう、途中うどんこ病がでましたが、ブロ友さんのサイトで紹介されていた甲殻類の殻を酢で炊いて煮出したエキスを薄めて散布しましたら、効果バツグン。
今年は新しく雨避けをしたことで、来年の課題も新たに増えました。
対策?もちろん施肥に少しの有機石灰を混ぜることです。
以前はそうしていたので、石灰硫黄合剤を冬に散布するのと、硫黄華だけでうどんこ病は抑えられていたんです。
ところが今年は施肥の内容に有機石灰を混ぜてなかったのを思い出しました。

それに忘れもしません。気温が高くて雨がタップリだと当然草の成長も早いです。

草刈りも普段の倍。平日は本職。土日は畑の管理でヘロヘロなブルーベリーの夏でした。

今年は、大雨+雨避けの恩恵を受けている状態で、最も美味しかったブルーベリーのハイブッシュやサザンハイブッシュの品種は、ニューハノーバー、シャープブルー、アーリーブルー、リベイル。
他は大雨で、なかなか甘みが乗るのに時間がかかりました。

ラビットアイでは早生から中生ではタイタン、オクラッカニー、フェスティバル、レッドパール。
晩生は残念ながら大雨の影響をモロに受けてほとんどジャム行。

晩生〜極晩生ではミノウブルー、ミノウエレガントがようやく甘くなり始めたのは9月に入ってから。最後まで美味しかったのは、ヤドキンとパウダーブルーとフクベリー。

例年、気候が次々と変わるし、年によって美味しい品種も変わるから、やっぱり品種はたくさんあった方が、どれか美味しい品種はあるものです。

そして、新しいことを始めると新しい課題が出てくる。それもまた楽し。趣味栽培の醍醐味かな。

それにしてもたった4ヶ月で、雨避けが藻で汚れています。
ハウスの皆さんはビニールの汚れをどんな方法で綺麗にしているのでしょうか…。
毎年交換するにはコストがかかるし、農園維持には資材費は本当にかかりますねぇ。
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