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枇杷のなつたより

自宅でポット栽培している枇杷のなつたより。

11月から液肥を週一回与えて、沢山の花を付けておりましたが、生理落果して適当な数になっています。

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今年は奥の方の実がいっぱい。
団地の友人が、
「鉢でこんなに育つものなの?」
「これ、買った時、2年経っても全然花を付けなくてね、果樹栽培の本を買って調べたの。そしたら、一文字栽培すると良いって書いてたから、早速要らない枝を落として二本だけにして、棒で左右に誘引したの。それから花が付く様になったわ。」
「へぇ〜。うちも枇杷、買ってやってみようかな。」
「うん。買うんだったら、なつたよりは良いわよ〜。(笑)」

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液肥にし始めたのは、3年目でなったのに、隔年結果になったから。秋の終わりから12月の開花時期まで雨の降らない年や忙しくて水と肥料やりそこった年は、悲しいかなポット栽培では花を付ける元気がなくなりますねぇ。

そこで、ポットはこれ以上大きくしたくないけど、沢山収穫したい私は液肥に切り替えた、と言うわけです。

ちなみに、4月に入っても液肥を与え続けていたら、昨年実が付いた為に花が付かなかった枝にも4月に入ってから花が咲きました。
こんな暖地で、4月に枇杷の花が咲いたのを見たのは初めてで、驚きました。

これって、来年用の花だったのかな?
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いちご

私はイチゴ栽培が下手です。
ブロ友さんのところでは、プロ並みに大きなイチゴがたわわ…。凄いことです。

栽培下手な私がイチゴを育てられるのは、フジタガーデンさんのオリジナル用土のお陰です。

今年は花が付き、

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ちゃんと実も付いて、

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色付いてくれました。
こんな色のうちから収穫するのは、ナメクジの被害にあうから。
早採りだけど、無農薬。甘くて美味しいです。

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この時期、超フレッシュなイチゴが食べられるのは、栽培している醍醐味ですね。
そして、フジタガーデン様々です。(笑)

ブラックベリーのカイオワ

2021年4月25日撮影
カイオワ 開花直前。記録まで。
ローガンベリーより一週間ほど、遅い開花になりそうです。

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ローガンベリー

10年ほど前にブロ友のモッサンから頂いたローガンベリー。
風味、味が抜群の果実が細長い形の珍しいブラックベリーです。

2年目、3年目は好みの気候だったのか、花付き、実付きも良かったが、その後ピタリと成長が止まり、花も付かなくなってしまっておりましたが、メチャクチャ希少種に付き、東北から苗を譲って欲しい、と依頼があるくらいあまり出回っておりません。
そのローガンベリーが今年何年ぶりかの花を付けました。

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葉っぱはこんな感じ。
茎は棘があり、地面を這う様に伸びます。

このローガンベリー、数人の方に差し上げたけれど、栽培が難しいからか、差し上げた方の殆どが育たなかったご様子です。
この品種は直接霜に当たるのを嫌いますので、うちの農園では、たまたまススキの様なイネ科の植物が蔓延る場所に冬は藪に守られて育ちますので、この場所だけは草刈りできません。(^_^;)

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そのローガンベリーの中に突如現れた別の棘トゲしい茎のベリー、何なのでしょう。ローガンベリーなのか、他の実生が生えこんだのか、わからないのが生えているので、ちょっと様子見です。

今はこれ一株になったのでお分けできませんが、いつか何本も地堀りできるくらい株が増えたらまた記事にしますね。

ラビットアイ ブライトブルー

先日、ブルーベリーの花の中では、雌しべが花びらの外側に出てなくて、受粉が難しく、結果率が甚だ悪かったので歯間ブラシで受粉を試みたブライトブルー。

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2021年4月24日撮影

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バッチリ受粉完了していました!
この品種は大分ではタイタンやモンゴメリーやバルトウィンと同じ頃色付く早生品種です。

ハイブッシュ系が終わりかけてからラビットアイ系に移り移行する時の繋ぎ的存在です。

ラビットアイ ブルーシャワー

ラビットアイのブルーシャワーは、ジャムにするには種が目立ってジャリジャリした感じなので、敬遠してリストラするか、他の美味しい品種の台木にしようとおもっていました。
ところが、何年か前、どの品種が美味しいか、お客様に人気があるかなど、大塚ナーセリーさんと電話で話しているときに「ブルーシャワーは美味しい品種ですよね。」
「えっ?」
にわかには信じ難かったのですが、数年前から接ぎ木を試しているのにどうしても台の方が強すぎて穂木が負けてしまうし、切るのは可愛そうなのでブルーシャワーをそのまま育てることにしました。

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すると、昨年食べたら、昔食べた時ほど種が酷くなくて、美味しくいただけたんですよ。

この品種を購入した時の謳い文句は
「ラビットアイで一番果実が大きい」でした。

今は一番の座はタイタンに奪われてはしまいましたが、うちの園の中のラビットアイの中でのサイズ感の良さはウィトウに並びそうです。

NH ノースランド

たった一週間でハイブッシュ系やサザンハイブッシュ系のブルーベリーはほとんど受粉が完了していました。
心配した遅霜がいつも4月30日になるとドカンと降りて来ますが、それまでに受粉完了しておくと一安心です。
こちらは4月24日撮影のノースランド。

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一昨年まで弱って衰退しかけ、カイガラムシやミノムシの被害に合って、弱り目に祟り目。
すっかり木が小さくなってしまったけれど、付いた虫を全部落とし、液肥やDr.キンコンなど色々試してようやく復活した木だからでしょうか、どうしてもその後の回復が気になって、撮影してしまいます。

菌根菌のお話

先日、ナガホナツハゼの研究をされている静岡県の安東京子さんから久しぶりにお電話をいただきました。

「今日はちょっとお話を聞いて欲しくって〜。」
「どうされたのですか?」
要約すると、話題は2つ。

1つ目は、依頼を受けてマイクロ苗を育てたこと。(普通の方には栽培難易度が高いらしい)
2つ目は、ナガホナツハゼの根に菌根菌が付いていたこと。(この菌根菌がどの様な発見だったかご存知の方は教えて下さいね〜♪)…って、マニアック過ぎて椎たけ夫さんくらいしか気にも止めないかも。(笑)

私はブルーベリーを育て始めた頃から、菌根菌を商品化したDRキンコン(VA菌)を肥料に少し混ぜて使っていたので、菌根菌の存在自体は何となく知っていたのですが、菌根菌が具体的にどんな感じのものかは、よくわかっておりませんでした。

「菌根菌がいるところは必ずキノコが出るらしいのですよ。」

「へ〜、そうなんですか。」

色々お話を伺い、電話が終わった後、ちょっと興味が湧いて来てネットでおさらいしてみました。

菌根菌は植物の根に付いて根の細胞内に入り、菌糸を伸ばし、植物にリンや窒素を与えて、植物の成長を助けます。
植物は、菌根菌に光合成でできたエネルギー物質を与えることで成長する、と言う共生関係にある。とのこと。

菌根菌には7〜8種類ほどあるが、代表的なのがVA菌(アーバスキュラー菌)で、植物の種類によって菌根菌の種類が異なるそうです。

花の蘭も共生する菌根菌があるのですが、そう言われてみれば、根が異常に太くなっている欄の根を見たことがありますが、あれが欄の菌根菌が発達したものだったのでしょうか…。

皆さんは、菌根菌とか言っても馴染みが無いと思いこんでませんか?

いえいえ、実は意外と身近にあるんですよ。

ブナの木に共生する菌根菌の子実体は、「ブナシメジ」ですし、松の木の根本に生えるのは高級食材「マツタケ(松茸)」

ね、菌根菌って言うとナンジャラホイ?ってなるけれど、ブナの木にブナシメジがリンや窒素を与えたり成長を促進させたりして、ブナからエネルギー物質をもらってブナシメジが生えることができるのです。

貴重な松茸も松との間に切っても切れない関係でお互いに共生関係にあるのですね。

さて、栽培が大好きな方、こんな共生関係にある菌根菌を利用しない手はありませんよね。

なんてったって、何よりリンや窒素など吸収しやすい形で供給して成長を助けてくれるのですから。

リンを沢山取り入れることができたらどうなるか。

当然花付きも実付きも期待出来ちゃうし、なかなか成長しない、って言うのも解消できるかも。

実際、リベイル農園ではコガネムシの幼虫に根をほとんどやられて瀕死のブルーベリーを杉の樹皮のマルチングと菌根菌(DRキンコン)と液肥の組み合わせで何本も救って参りました。

ブルーベリーがなかなか成長しないんだけど、と言う方は菌根菌入り、とかVA菌入り、とかアーバスキュラー菌とかのキーワードで最初からそんな菌を混ぜてくれている用土とか資材もありますから、頭の片隅にね〜。

はっ、そう言えば椎たけ夫さんと言えば椎茸。
椎茸も元々はシイ(ブナ科)の木の菌根菌だったのでしょうかねぇ。

そうそう、うちのブルーベリー農園でキノコが生えるか。はい、真っ白な小さいキノコが時々生えてますが、自然と消えては湿気の多い時期にまた生えます。

いつか、写真に撮っておかねば、ですね。

と言う、菌根菌の他愛もないお話でした。

余談ですが、皆さんは年齢と共に記憶力に自信がなくなったりしませんか?
私は「最近ちょっと記憶力、ヤバいかも」とか「計算式が頭に入って来ない」って時は、「ヤマブシタケ」のサプリメントを飲んでます。「ヤマブシタケ」、これは効果絶大です。(笑)受験、資格試験の時などは是非お試しを。

えっ、もっと早く教えてよ〜、って?
すみません!来年以降に活かして下さいね〜。


ラビットアイ ブルーベリー、満開

大変ご無沙汰しておりました。皆様、お元気ですか?
コメントをいただいておりましたブロ友の皆様、本当にありがとうございました。
少しづつ、リコメさせていただきますね。

大分では桜が終わり、先週くらいから藤の花が咲き始めました。



すっかりブログから遠ざかっておりました。
お正月から仕事が忙しくて、疲れ気味でございました。
幸い?まだ生きております。

冬の間、剪定や施肥、石灰硫黄合剤塗布、等などお手入れが終わったのもつかの間、3月中旬からサザンハイブッシュの開花から始まり、只今ラビットアイブルーベリーの晩生種の花が真っ盛りです。



拡大すると、

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今年は花はめちゃくちゃ多いのですが、受粉が思う様に進んでおりません。(-_-;)

理不尽なまでの嵐の様な防風に加えて豪雨。それと遅霜の被害。

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すっかり花粉を取られたり流されたりしてしまい、花ごと凍って枯れたり・・・。
なので、今年ほど積極的に受粉をした年はありません。最悪なのは、私が仕事が休みの週末に限ってずっと雨・・・。雨あがりに受粉しても花びらが濡れていて、全く受粉できませんし、蜂も来ませんよね。

受粉させやすい花はこの様に花柄から雌しべが飛び出していて楽なんですが、

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ブライトブルーの様に花が小さくて花びらの先端が小さい上に、雌しべがほとんど出ないのもあるんです。
暖かい気候のところだとあまり気にならないくらい受粉し大実を付けておりましたが、この畑に植え付けてからは年数の割に収量が少ないのがずっと気になっておりました。
花の数を増やすやり方は後日ご紹介しますが、付いた花を結実させるのは別問題ですよね~。

こんなに雌しべが引っ込んでいたら蜂が来ない限り、実がならなくて当たり前だったのかも。
何か良いアイテムは無いか探していたら、ありました。歯間ブラシ。ブライトブルーの細い花柄にも受粉できました。

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もちろん、マルハナバチやミツバチも来てくれているのですが、毎日増える花の数に追いつきません。
最近は、マルハナバチだけでなく、ニホンヒゲナガハナバチも来ています。

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それでも受粉が完了したものを見ると、ほっとします。

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今年も皆様のところに美味しいブルーベリーをお届けできます様に.・・・。
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