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プルの季節は極早生か ら早生品種に切り替わり




ブルーベリーの収穫が6月上旬から始まり、2週間が経ちました。

現在ノーザンハイブッシュ、サザンハイブッシュ、ハーフハイブッシュの極早生品種から早生品種に切り替わりつつあります。

本当は中生種って言うのがあるのかもしれませんが、うちはダロウなどの晩生種以外がほとんど同時に収穫でき始めるので、敢えて言うならルーベルやパイオニアあたりが暖地における中生種なのかなぁ。

今日、くるっと畑を見て回ったところ、際立って大きいなぁ、って感じたのはハーフハイブッシュのチッペワとノースブルー。同じハーフハイブッシュのポラリスやノースランドより一回り大きい。

甘さポラリス。風味際立つノースランド。収量と美味しさとサイズでチッペワ。見た目も美しく高品質ノースブルー。ノースブルーはまだ年数がそれほどでもないから比較できないけど、ハーフハイブッシュなのに木がわりと大きくなるのはチッペワ。
いや~、ハーフハイブッシュも面白い!

昨年はこの辺りから雨による裂果で、赤道裂果しやすい品種はほとんどジャムにも生果としても使えず、また、鳥や獣の被害も含めて10キロ以上損失していました。

なんともったいない...(ToT)

今年の目標はハーフ、ノーザン、サザンハイブッシュ、合わせて10キロ以上の確保でした。

現在は、ハイブッシュ系が1/3くらい収穫し終わったところ。週2日ペースで収穫して現在までの累積は15キロに達しました。
このペースでいくと、台風とかで多少落ちても、ジャム用は着実に確保できそうで嬉しい~。

ただ、今後は冷凍庫が全然足りない。なので、ラビットアイの収穫が始まり次第に片っ端からジャムにしていかないと冷凍保存場所が問題になりそうです。ジャムは常温で段ボール保管が可能なのがありがたいですねぇ。

ハイブッシュでさえも一回に四キロくらい収穫できるくらい増えたので、ラビットアイはその三倍くらいが一気に熟すから収穫時の人員確保もどうにかしておかないと...。

私は基本的に暖地適応のあるラビットアイ品種の方が濃くて甘くいので好きなのですが、この時期のダントツに大きいサイズを見つけるのはなかなかモチベーションが上がります。

際立って大きいのはsoさんからいただいたプル(ホームベル台)。
しっかり五りょうで、おへその窪みの径が4~5mmくらいあります。
畑に植えて五年くらいになるのに、今まで一回も開花しなかったんですが、今年初めて収穫できました。

このサイズはチャンドラーと張り合えそうですね。(笑)

soさん、その節はありがとうございました。今年、やっとお味見ができました。

気がついたらしっかり台負けしていてホームベルの方が幅をきかせておりましたが、ようやくプルのお味見ができました。来春には台がしっかり育ったので接ぎ木を追加しますね。

あと数日置きたかったけれど、明日から雨続きとの予報。仕方なく早採りです。



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ちくし昴と畑の管理


左 ちくし昴 右 OSL103
同じくらいの背丈でこの果実の大きさの違いは凄い!
交配親のスパルタンより収穫時期が早いです。
お味はスパルタン似かな。でも大分ではスパルタンが実力の味になるにはだいぶ冬季の冷えがないとこの味になりませんが、ちくし昴はそれほどでもなくても大丈夫みたいですね。
種はほとんど感じなくて高品質。
あとは樹勢が良くて多収なら言うことないです。

さて、今日の山のブルーベリーの作業。
昨日山の畑をぐるっと見渡して来たら、ネットを張ったから外からの害虫は大丈夫。内側のマイマイガの幼虫も見当たりませんでした。
2つ気になった事。

それはグレイのカメムシの成虫を見かけましたのと、ブルーベリーの葉っぱが生理障害を起こしているものが一本ありました。

なので、恐らく早くもPHが上がって来つつあるので生育の不良と、カメムシの大発生が心配。

除草作業と6月の施肥をそろそろ急いだ方が良さそうです。

ふ~む、酸性度は下げたいから硫安や硫黄華とピートモスを混ぜて施肥をするわけですが、これから梅雨時期に入るから大量の雨で肥料が効きすぎると徒長して実よりも葉や枝ばかり増えてしまうし、足りないと甘さが全く乗らないし生育が落ちる、雨で大量の肥料が流れてしまうし...。

あげる量の思案どころです。

LB OSL103

OSL103は、今年は冬場のネットでウサギ対策をしたお陰で、この畑に植えてから始めてまともな収穫です。







粒は10mmくらいですが、非常に甘くて美味しい品種です。甘さのイメージで言えばオニールやホームベルくらいはある様に感じます。(笑)
樹高は60cm程度、収穫時期がまとまる品種の様です。
種は小さいので目立たず、酸味は少ないです。皮は中程度です。掻き分けた奥の方で実が付いているものもありますので枝を掻き分けての収穫。

昨年までは2季なりになることもありましたが、今年は春にまともに実が付いてくれたので、秋にはならないかも知れません。

SH リベイル







サザンハイブッシュの中では収穫時期が早いリベイル。
来週くらいから本格的に色付きそうな状態になってきました。
一つ青くなったのを食べてみましたが、甘くて美味しかったです。
毎年味の特性が大きく変わらず、変な癖がなく、甘味と酸味のバランスも良くて、パリっとした皮の食べやすい品種です。

H.H ノースランド




毎年、早生品種のブルーベリーと共に色付くハーフハイブッシュのノースランド。
ハーフハイブッシュの中では一番早く収穫できます。
しかも最初に収穫できる粒はノーザンハイブッシュに負けないくらい大粒です。
毎年、「冷やした方が美味しい品種」と書きますが、今年の品質も申し分無しです。

シャシャンボへの接ぎ木




どうも接ぎ木が下手で、なかなか接ぎ木ができない私は昨年からシャシャンボへブルーベリーを接ぎ木する練習をしておりました。
葉が繁った為に、接いだ箇所もわからなくなっていたところに今年実が付いていてびっくりしました。
この品種はタグがなくなって品種不明になっていたもの。
甘くて皮が薄くて品質も良いので、試しに接いでみたのですが、シャシャンボとは適合性がなくて付かないものもあるなか、こんなに付いてくれてテンションが上がりますね。

ネット張り、完了!

こんばんは。
久しぶりのアップです。
何度か投稿をチャレンジしたのですけれど、通信が悪くてネットに全く繋がらないので、お手上げ状態でした。
私のパソコンはOSがXPなので一旦繋がらなくなると三日四日は繋がりません。
放置でしていると、いつのにかまたネットに繋がってくれる様になるので繋がらない時もあるけれど、新しいパソコンには買い替えません。

XPは慣使い勝手が良くて手放せません。(笑)7もあるのですけれど、XPで取り込んだアプリケーションソフト(フリーソフト)、凄く使いやすいので好きなんです。

さて、栽培のお話に。

先々週までに山のブルーベリーの畑はネットをかけ終わりました。

ビフォー






アフター

一番奥だけは2列でひとつのネットに。
昨年摘み取りに来ていただいた方は少しスペースが広くなって摘み取り易くなったかも知れません。
昨年はっぱさんが遊びに来て下さった頃は雨の度に土が流れて台風にもやられたりで支柱が酷かったですからね。
本当は正規の大型の網の購入を検討して見積りも取っていたのですが、昨年の台風で支柱の被害が酷くて網代を支柱の買い替えに当てました。(根元から折れたものがとても多かったです。)

それと目合いの小さいのでも8mm(スズメバチ対策規格らしいです)。でも1枚ものになると私が抱えられないくらい重量があるとわかりまた。
1列よりも2列・3列にした方が風に対する強度が極端に落ちますから、今年1列1ネット→2列1ネットにしたことで台風に対する強度がどうなるか確認できるまで見合わせることにしました。

DSC00302.jpg

DSC00304.jpg

DSC00306.jpg

どうしても手が届かないので旦那様と一緒に作業をしますが、私はもっぱら脚立に乗っての作業だから登ったり降りたりが大変でした。
何が怖いって、もぐらの穴があるところは土が薄くなっていて乗った途端に脚立が穴に踏み外れて倒れそうになる時があるのです。

晴れていると体力を消耗するので、雨の中の作業の方が楽ですね。
今週末はリベイルやオニールあたりが少しお味見程度食べられそうで楽しみです。
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