




今日は珍しいピンクのブルーベリーのお話。
もうマニアの方の間では食べてみた、とおっしゃる方も少なくないでしょう。
ブルーベリーは青とか黒だけではありません。
最近では甘くて白いイチゴがある様に、ブルーベリーにもピンクのブルーベリーがあるのです。
我が家の品種は『ピンクレモネード』と言う品種です。
先週までの画像ですが、山の畑のピンクレモネード。
白からほんのりピンク色に。まだまだ完熟とは言えないけれど、試しにひとつ食べてみました。
あれ?まだ白っぽいのに十分甘いかも。
この時期、日照時間が少なくて、時間が経ってもなかなか色付かないし、酸っぱいものを引き当てることが多いのに、これは白くても甘い不思議な感じです。しかも今までにない風味ですわ。
ピンクレモネードってネーミングにあるレモネードな感じってどんな感じなんだろう?って思っておりましたが、なるほどリンゴ風味でも梨風味でもバナナ風味でも桃風味でもない…。
レモネード風味、うん、そんな表現が一番しっくりかも。これも悪くないですね。(笑)
これは生果で女性に受けそうな味です。
今のところは雨による裂果は見ておりません。
私がピンクレモネードに初めに興味を示さなかったのは、
『ブルーベリーって、アントシアニンがあって目に良いからブルーベリーなんじゃないの?』
って気持ちが強かったから、ピンクじゃポリフェノールが少ないのではと思っていたからです。
どうして気が変わったか?
う~ん…、ピンクのブルーベリージャムってレアじゃないですか。
それを食べてみたかったから。(笑)
残念ながら今年はまだジャムにするほどはなりませんでした。
それとこの品種の特性の『甘い』。
そう、ブルーベラーはこの『甘い』って言葉にグラッとくるのですよねぇ。
しかもラビットアイでは早生でブライトブルーと並んで収穫のトップバッターです。
昨年の夏、冷夏で日照不足の為、なかなか甘いブルーベリーって口にできません。限られた品種しか少ない日照時間の中で極甘になりません。
だから甘い果実を好む人にとってある程度の甘さがあることは果物の最低条件なのに、酸っぱいものしかないとブルーベリーは酸っぱいもの、と言う固定観念が生まれると手を出さなくなってしまいます。
もちろんジャムが大好きで毎日ブルーベリージャムを食べて下さる方とケーキのトッピングにされる方はある程度酸味がある方を好みますけど。(笑)
色付いたものはこちら。まるでクランベリーみたいに赤くなってきます。実際にはもう少しピンクっぽいのですが、照明の下だとどうしても濃い目に写ってしまいますね。(^_^;)
普通のブルーベリーの中に混ぜると色の感じがわかるでしょうか。
完熟すると味はどんな風でしょうか。
あれ…?普通のブルーベリーの味ですわ。
皮はやっぱりラビットアイと言う感じ。
あのレモネード風の独特な良い感じの風味を味わうなら、まだ白っぽさが残るくらいのうちに食べた方がわかるかも知れませんね。
断面はこんな感じ。
瑞々しいでしょ。(笑)
種は少な目なせいか気になりませんでした。\(^o^)/
以上、ピンクレモネードのレポートでした。