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西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第七話 ブルーベリーの現地視察

本当は、まだまだシリーズが続くのですが、どうしても書きたい記事があったので書きますね。

西南暖地ブルーベリー研究会の翌日のブルーベリーの視察ではあいにくの土砂降りの雨でした。傘をさしての見学です。

視察場所は甲斐ブルーベリー観光農園さん。

(080-6442-2240, 0967-85-0161)

私達が宿泊したのは五ヶ瀬ワインナーセリーのすぐ傍の民宿でしたが、五ヶ瀬は熊本の蘇陽町とは車で20分ほどのところです。
古くからのブルーベリーマニアの方は蘇陽町で一番古いこの園、と言うとピーンっ!と来る方、いらっしゃるはずですよね。
実は、私も蘇陽町と言うと行ってみたくて仕方のなかったブルーベリー農園さんがあったんですよね。

実は、BlueBerryHouseのsevenさんが初めて訪れたブルーベリー農園さんが蘇陽町。しかも日本ブルーベリー教会のシンポジウムの開催場所が第一回目が蘇陽町とあれば興味がわかないわけがありませんよね~。(笑)

この甲斐ブルーベリー農園にお勤めの佐藤さん曰く

『私は、ここの農園をお借りして摘み取りと直売をしているんです。ここの農園は一番古いと言われているんですよ。ここの園主さんはここから見えるあの家の』
方です。』と道路を挟んで反対側の家を指刺されました。

研究会のお仲間で、私が知りたかったことと同じ質問をする方がいらしたので、おお~っ、ここにもマニアが・・(^m^)と思わず笑ってしまいました。

ここの園では現在ティフブルーがメインで最盛期。採っても採っても採りきれないほどの収獲量。
やっぱりブルーベリーの標準品種は収量が半端ないですね。

ここの園で、中国の来賓の方々を驚かせたものが二つありました。

ひとつ目がここのブルーベリーの価格。キロ単価1500円。粒は中粒で1.5~2.5グラムサイズがほとんどでしたが、ハイブッシュ・ラビットアイなどの品種やサイズに関係なくこの価格とあって、何十キロもまとめ買いに来る方もいらっしやるのだとか・・。
ふたつ目がこのアミ。

網


ブルーベリーを栽培されている方はよくご存知だと思いますが、雨が降った時のブルーベリーの水切りに困ったことはありませんか?

普通のザルだと底に水分が残ってしまい、扇風機をがんがんかけてもなかなか乾かないんです。
でも、これは優れものですね。設置面が少ないので水切れも良いし扇風機の風ですぐ乾きます。

うわっ、いいな~。私もこれが欲しい!!!

・・・って、思ったのは私だけではありませんでした。
中国の方も他の方も口々に聞いておりました。

『これ、どこで買ったのですか?』

残念ながら、これを購入されたのは佐藤さんではなかったのでわかりませんでした。
いや~、ブルーベリーの好きな人は知りたがるツボがまるっきり同じなのが嬉しくて、心の中でニンマリ笑ってしまう視察となりました。

この園
残念ながら雨がひどくて園の様子は写真には撮れませんでした。

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西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第六話 講演会編その5 『中国におけるブルーベリーの栽培および 野生資源利用の現状』

中国・大連大学現在農業研究院

王 賀新 様 は

『中国におけるブルーベリーの栽培および 野生資源利用の現状』

について研究されています。

20130824_中国ブルーベリー研究会1


王 様 も日本語がとてもお上手でいらっしゃいます。

中国のブルーベリー2

中国における野生種は

クロマメの木、


シャシャンボ、

中国ブルーベリー研究会 5


ナツハゼ、コケモモ(クランベリー)、ツルコケモモ・・・などなど。

20130824_中国ブルーベリー研究会 3




コケモモの類いは湿原に自生しています。

特にクロマメの木の摘み取りは盛んです。他に料理に使ったりしているそうです。

中国での酸性土壌の分布です。

20130824_中国ブルーベリー研究会 4

黒っぽいところが酸性土壌なのだそうです。


講演会の後、ワイン工場でお会いしたので少しお話させていただいたのですが、その時に

『シャシャンボは花にも酒石酸が含まれていて、花には毒性がなさそうですが、中国では何かに利用されていますでしょうか。』
と質問させていただきました。

すると、意外な答えが・・

『中国では昔からシャシャンボは葉っぱも花も食材として使っています。』とのこと。

おお~っ、さすが医食同源の国。中国4000年の歴史ですね~。^ ^

時間がなくて詳しいレシピとか聞けなかったのですが、どんな風に作るのでしょう。興味津々です。

中国では、野生種の根には、ある内生菌が数種類いることがわかっており、それらを何かに利用できないか研究中なのだそうです。

野生種はそう言う意味でも興味深いものですね。

いつか、発表されたら是非見たいものです。

王 様 、興味深いお話をありがとうございました。m(_ _)m

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第五話 講演会編その4 『中国のブルーベリーの最新事情』

続いては

中国・経済林協会ブルーベリー専門委員会 和 愛軍 様 のお話です。

和 愛軍さん


とても流暢な日本語にも、その中国のブルーベリー事情にも驚きました。

スピーチや質疑応答から


中国にはこれまで日本の『日本ブルーベリー協会』に相当する様な中国全土をまとめる様な組織がなく、やっと1年前に発足したばかりだと言うこと。

もともと中国のブルーベリーは野生種のクロマメの木が主流だったそうです。
人口増加に伴い、乱伐となり、以降は苗木を植栽し現在ではスパルタンなどのハイブッシュ系のブルーベリーの栽培も盛んになりつつあります。

その食べ方は生食がほとんど。
中国はジャムはあまり食べる風習はないのだそうです。


中国でのブルーベリー栽培において一番困っていることは、品種も少なければ情報も少ないと言うこと。

近代の日本におけるブルーベリー生産量は約5000トン。
対する中国全土の総生産量は約15000トンと言われているそうです。

などなど、これまで知られていなかった中国のブルーベリーの最新情報がいっぱい。 ^ ^


これまでに色々な土地で栽培を試みて来たそうです。

土壌の改良をしないと苗の生育が悪い水田跡地など、まだ課題も残ってはおりますが、苗も相当数が植えられており、大粒・高品質の品種の栽培にも力を入れ始めています。

しかし、まだまだ自国消費の段階。


これを聞くとTPPの規制緩和で中国から安価な価格のブルーベリーが輸入される様になれば、日本のブルーベリー栽培農家さんの生活を脅かすのでは・・と心配される方が多いのではないかと思います。

ところが和様は逆だとおっしゃいます。

現在、中国の人口13億人のうちその1割の1億人(日本人全員分の人口相当)が富裕層です。


日本では平均的なブルーベリーの果実ならばおおよそキロ単価は2000~3000円くらいが相場で取引されていますが、


中国では富裕層でない層には日本よりかなり安価で販売されている一方で、大粒の良質のブルーベリーはキロ単価7000円程度で販売しており、15000トンの生産量では全く追いつかない状態なのだそうです。

え~・・っ、15000トンで少ないの???

それでは検証してみましょうか。


お金持ち 1億人x毎日50グラム(極大粒 5グラム果を10粒)x30日xブルーベリーのなる時期の約4ケ月=600000トン消費したとして

単純計算で生果だけでも必要数600000トン>現在生産量15000トンですから、

全く足りないものも頷けます。


残りの8ケ月は季節の異なるアメリカやニュージーランド、チリなどの海外から輸入したとしても残りの12億の人口のことを考えても全く足りないです。日本とは規模が違います・・。^ ^;

だからTPPの緩和に関係なく『極大粒で良質なブルーベリーであれば中国は日本からの輸入を待っています』、とのこと。

会員の皆さんから、ほ~・・っと、安堵のため息が漏れたは言うまでもありません。(笑)

ブルーベリーマニアの皆さんは中国のブルーベリー事情、どうお感じになりましたか?

テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第四話 講演会編その3 『自然の休憩所さんのうっかりウサギさん』

『自然の休憩所さん』のうっかりウサギさんと言えば可愛いイラストですよね。
^ ^

自然の休憩所さん画像2


今回実際にお会いしてスピーチやスライドを拝聴・拝見して、このうっかりウサギさんの持つ不思議な魅力、特に他に絶対まね出来ない独創性の宝庫の様なお料理のアイデアには度肝を抜かれました。(笑)
くるくるとよく動いてポンポンと言葉になりお料理になり・・。思わずうっかりウサギさんの魔法に魅せられるのですよね~。

全国からたくさんのリピーターさんが訪れるのがわかります。

写真はごく一部ですがうっかりウサギさんのお料理&食材

(スライドでご紹介いただいたものをベリー公さんより写真提供いただきました)

写真右は、カフェのランチ


自然の休憩所さん画像1


食材はベリー類、トマトに至るまで栽培されていますので、新鮮そのもの。


自然の休憩所さん画像4



色彩感覚が半端なく凄い!

盛りつけのセンスが凄い!

しかもサラダにブルーベリーのトッピングは当たり前!

もっと驚いたのは

ベリー公さんとうっかりウサギさんがてっきりご夫婦だと思っていたのに違っていたこと、もとい、お料理に関する常識とか一切関係なしにいかに綺麗に見せるか、その為の料理のノウハウと食材を一番おいしい状態でお客様に提供するか、そのこだわりが凄いことなんです。


ほんの一例なんですが、ブルーベリーのブルーム(表面の白い粉状のもの)の美しさは絶対に損なってはいけない、とか、ブルーベリーの焼き菓子を作る時には卵を入れると美しい色がでないからブルーベリーの周囲の生地だけは卵は使わず外周のみ普通の卵入りの生地にするとか、
などなど、そうか!って思わせる『なるほど~』がいっぱいです。^ ^

でもね、最初からうまく言っていたわけではありません、と語るうっかりウサギさん。

自然の休憩所 うっかりうさぎさん

"大都会ならともかく、田舎でケーキとお茶に1000円も出せるか!"と言うご意見からランチも始められたのだとか。
今ではベリー公さんとうっかりウサギさん会いたさに全国からカフェに食べに来られるそうです。

うっかりウサギさんの動画を追加しました。(2013/10/24)

西南暖地ブルーベリー研究会 自然の休憩所 うっかりウサギさん(2)の発表です。 テーマ: 夢見る力は生きる力


そうそう、ベリー公さんのところで書き忘れましたが、自然の休憩所さんで苗を購入された方で毎年鉢持参で剪定してもらいに来られる方もいらっしゃるそうです。

"ここで剪定してもらうと翌年どっさり実がなるんだ"そうですよ。^ ^

ベリー公さん、うっかりウサギさん、わたしもいつかカフェに行ってみたいものです。
カフェでのランチメニュー、きっと目に焼きつくのだろうなぁ・・凄っごく楽しみです。

追記(2013-08-29)

ここで読者の皆さんにベリー公さんから出血大サービス!?です。

宜しかったら使って下さい、とうっかりウサギさんの画像をいただきました。^ ^
と言うことで、皆さん、四国は香川県の自然の休憩所の1輪の麗しき花をとくとご覧くださいませ~。


うっかりウサギさん

皆さん、↓の写真を見てお気付きの方、いらっしゃいますか?

うっかりウサギさん2

ラズベリーは柄のところからカットしているでしょう?
これがうっかりウサギさんのこだわりなんですよ。

お客様にお出しする直前に柄やヘタの部分を外すのがうっかりウサギさんの"当たり前"なんですよ。
収獲する時から盛り付けに対する徹底的な美への追及がそこにあります。

女性ならではの感性ではないでしょうか。


ベリー公さん、うっかりウサギさん、最初から最後まで色々とお世話になりました。
ありがとうございました。m(_ _)m

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第三話 講演会編その2 『自然の休憩所のベリー公さん』

『自然の休憩所さん』と言えば、ベリー公さんとうっかりウサギさん、そして通販で専門の用土を頼みました、とか、スリット入りのポットを注文したことがあります!!!とおっしゃる方、多いのではないでしょうか。

『休憩所日記』
『うっかり日記』

の愛読者さんも多いことでしょう。^ ^

今回の『六次産業化』と言うテーマに対し、当日でのスピーチ以外にもベリー公さん的営利栽培理念に関するお考えは、コチラから。


いや~、ネットでポチってするのがとても怖い私が接木テープを購入したり、通販で愛知の弟がcocoroさんと一緒に四国の聖地に旅したこと、秋田の息子が苗木交換されたことなどで色々とお世話になっていましたのでとてもリアルに身近に感じておりましたが、実際にお会いしてもイメージそのまんまのベリー公さんでした。

(ご本人様ご了承いただいた画像です、今回初公開!? ^ ^  )

自然の休憩所さん20130824


一見口数が少なさそう、でも内面がとてもきちっとされていて芯があり、優しい感じです。
ベリー公さんのオーラは他人に見せる為のものでなく、自らあえて消していらっしゃる印象を受けるのですが、それが逆にベリー公さんの周りに人の居場所を作ってあげている感じがするのです。


自らを前面に出してアピールはせず、人の話に耳を傾け、他人を活かす、そんなお人柄に触れると"『優しさ』は他人と自分を守る最大の武器 "なのだなぁ・・、と感じます。



うっかりウサギさんの方は、絵から小柄・かわいい・おとなしい?方なのだろうかと思っておりました。実際にお会いしてみると容姿は超可愛い・心はきさく&飾らない・アクティブ・夢や発想でいつも頭がはちきれそうな言葉と技量とデザイン(創造)力、それらのギャップが人を魅了します。(笑)


『習うのは接客だけ。作り方はいっさい覚えなくて良い』と指示されたと言う記事の一節、それがベリー公さんの言葉の中でインパクトが強いのですが、実際にうっかりウサギさんにお会いすると、なるほどベリー公さんがそうおっしゃったのがとても納得いくのです。


・・・こんなことを書きながら、お二人からご自分達のことをどういう風に表現されるんだろうって、ドキドキされていたら気の毒。申し訳ないなぁ・・・。^ ^;

ちなみに『六次産業化』とは、生産の1次産業、加工の2次産業、販売の3次産業、この1+2+3=6次産業と呼ぶ説と、1x2x3=6次産業と呼ぶ説とある様ですね。
これをすることで、生産者への利益の確保を増やそうという趣旨のものだと思います。


特にカフェ経営、『自然の休憩所』さん達は、この生産・加工・販売を一貫してされている『六次産業化』の典型例なんですね。
ベリー公さんのスピーチの冒頭ではベリー公さんの理念そのもの。

(以下、ベリー公さんより画像をいただきました)

自然の休憩所さん画像2


『おじいちゃんが孫にブルーベリーの実を食べさせたら喜んだ。おじいちゃんはベリー公さんのところに苗木を買いに来た。この時おじいちゃんにとって一番ほしい物は苗木ではなくて"孫の喜ぶ顔"。私達がお売りするものはそれなんです。』でした。(聞き覚えなのでボケで多少表現が変わっています、すみません)

ベリー公さんちの元気なベリー達もスライドで紹介され

SH3L1781.jpg

質疑応答の場面では

どんな苦労があったかの質問に対し、率直にそのまんまを語るお二人に

中国のお客様たちから日本語で
『継続は力なり!』とあったかい大きな声援をいただき、自分のことでもないのに感動させていただきました。

ベリー公さんは人に感動を与え、周囲を引き込む、そんな魅力のある方の様です。^ ^

自然の休憩所さん画像5


名詞交換はしませんでしたが、応援いただいた中国のお客様、心温まるお言葉をありがとうございました。
m(_ _)m



西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第二話 講演会編その1

2013年8月24日に行われた西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013
会場には総人数114人の参加者。

研究会_五ヶ瀬_20130824


今年はブルーベリーのマニアや関係者なら恐らく知らない方はいないであろう、四国の自然の休憩所さんのお二人が来られることや、中国からのお客様(来賓)がいらっしゃることもあってたくさんの方が集まってくれました。

20130824_ブルーベリー研究会_中国来賓


西南暖地ブルーベリー研究会も国際的になって来ましたね。(笑)


今回、私が一番興味があった『シャシャンボとハイブッシュブルーベリー'スパルタン'との種間雑種育成』は講演会の中にはありませんでしたが、会場内で
これを宮崎大学農学部教授と共同研究されている宮崎大学院農学工学総合研究科の津田浩利氏より資料をいただきました。

JM-1(20130826)



興味がある方は、インターネットでJST資料複写からログインして取り寄せることもできますよ。



総会スタート

20130824_ブルーベリー研究会



司会・進行 

宮崎大学農学部 國武 久登教授


20130824_ブルーベリー研究会_國武教授

残念ながら死角に入って司会中の分を撮影できず、会が始まる前の写真で・・(^ ^;)すみません・・
ナイススマイル、ありがとうございます。^ ^

横のスタッフの方、および↓の写真は農学部の学生さん、大学院生さんの皆様です。
いつも準備・片付けなどお世話になり、ありがとうございます。
研究会がとても楽しいものになるのは、陰で支えて下さる方の上に成り立っています。ありがたいことです。(T T)

20130824_ブルーベリー研究会1


陶 婉悠さん(写真中央)
宮崎大学の大学院生さんで、かつ中国語-日本語の通訳を務めて下さいました。

20130824_ブルーベリー研究会2

平成25年度総会・現地検討会開催にあたって

西南暖地ブルーベリー研究会 会長 小松 春喜教授(東海大学農学部)のご挨拶


20130824_ブルーベリー研究会_小松教授


お二人の教授のスピーチがうまいので、今回一緒に来てくれた兄が二人の先生のファンになってしまいました。(笑)

この後、来賓挨拶

五ヶ瀬町副町長 原田 俊平 様

20130824_ブルーベリー研究会_五ヶ瀬副町長

五ヶ瀬の魅力と標高600mの涼しさを活かし、スポーツの合宿や大会などをはじめ、ベリー類を利用した六次産業化、ブルーベリーの葉っぱのお茶を利用した六次産業化などの行政に取り組んでいる等々と挨拶されました。

宮崎大学学長  菅沼 龍夫 様

おおっ、この方がポスターの時のお方ですね

20130824_ブルーベリー研究会 _学長さん

この後、五ヶ瀬ワイナリー 宮野 恵様から

五ヶ瀬ワイナリーによる地域活性化についてお話がありました。

20130825_ブルーベリー伯爵


ここで一緒に来ていた義姉と姉に思いも寄らぬ反応が・・(爆)

展望からの景色がイギリス風だと気に入った、うちの姉と義姉は
さっそくこの五ヶ瀬ワイナリーの宮野さんにも愛称を付けて二人で盛り上がっておりました。

う~ん・・、この発想は私では絶対に思い付かないんですけれど、マダム?達にとっては
にわかに付けた愛称が『ブルーベリー伯爵』なのだそうです。(笑)
かわいい~、なんて連発して大喜び。
う~む・・・、どうやら五ヶ瀬の『ブルーベリー男爵』は御婦人方にとっても人気があるのかも・・^ ^

次回は 講演会編その2『自然の休憩所さん』へ続く

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第一話 会場編

2013年8月24日午後1時より

『西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013』
が開催されました。

今回のテーマは

『ベリー類を利用した6次産業化』

開催地は熊本と大分と宮崎の県境にある宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町です。


今回の研究会のお話は、1話だけでは書き尽くせません。
と言うことで、ブログらしく小分けして書かせていただきますね。

今後の予定としては

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第一話 会場編 (8/25)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第二話 講演会編その1 (8/26)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第三話 講演会編その2 『自然の休憩所のベリー公さん』(8/27)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第四話 講演会編その3 『自然の休憩所さんのうっかりウサギさん』 (8/28)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第五話 講演会編その4 『中国のブルーベリーの最新事情』 (8/29)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第六話 講演会編その5 『中国のブルーベリーの野生種』(8/30)

まだまだ続く・・・

こんな感じ。^ ^

第一話は、会場編。


会場は五ヶ瀬ワイナリーレストラン 雲の上のぶどう でした。

天空のレストラン1



五ヶ瀬ワイナリーの敷地内にあるレストランはまさしく天空レストランです。


天空のレストラン2


レストランの外から見えるのは美しい展望。





雨降り前で少し曇りかけておりましたが、この景色を一緒に眺めていた姉が
『まるでイギリスの様だわ・・』とうっとりでした。

こちらの標高は、約600m。この日の気温は24~26度。連日36度超えの真夏日でヘトヘトだった体には嬉しい涼しさでした。

そして目にも体に美味しいお料理やワイン。

天空のレストラン4

まだ記事も書かないうちから懇親会の様子、お見せしてしまいますが、

五ヶ瀬らしく、山菜、鹿肉、イノシシを食材としたお料理の数々。
(写真提供 大塚ナーセリーさん)


天空のレストラン5

我が家の家族を虜にしたのはキンモクセイの様な華やかな香りの甘口ワイン、『ナイアガラ』でした。
美味しいものはお客様が一番知っている様ですね。
お土産に買おうと思ったら完売でした。(笑)

これから五ヶ瀬へお出かけ予定の方の為にマップを・・


大きな地図で見る


ナビ検索の方へは

お電話番号
0982-73-5477

五ヶ瀬の皆さん、大変お世話になりました。m(_ _)m
ワインやお料理、お御馳走になりました。(^人^)

それから、五ヶ瀬にお越しの際はトイレ休憩は計画的に・・、が良いと思います。
通るコースによっては一旦山道に入ると、山越えの途中にコンビニやトイレはあまりありませんのでご注意を。(笑)

五ヶ瀬に行って来ます

今日は西南暖地ブルーベリー研究会。
五ヶ瀬に行って来ます。
久し振りのメンバーや最近お知り合いに会えるのが楽しみです。(^-^)




もうすぐ高森を経由します。




午後1時から講演会予定です。




今日は兄弟、姉妹の四人旅です。
普段一緒に旅行することがないので楽しい道中になりそうです。

途中、雨が降り出しましたが、どうかゲリラ豪雨に合いません様に・・。

お知らせ

コメントやメールをいただいてまだお返事させていただいていない方々へ

お盆のお忙しい中、ご連絡・コメントをいただきましてありがとうございます。
少しづつ返させていただいてはおりますが、コメントに関してはFC2の障害なのか、私がリコメするものがことごとく不正投稿扱いになり、コメント欄に入りません。

これもFC2障害なのか不明です。
ブログの調子が戻るまでしばらくお待ち下さい・・。m(_ _)m

メールも色んな方から一度にいただき、お盆で家族で動いている関係上、全くさばき切れておりません。
こちらもごめんなさい。m(_ _)m

今日は萎れかけている山の畑のブルーベリーの水やりに行って来ます。
それにしても暑いですね~。

今日お出かけの方も、作業の方もどうか熱中症になりません様にお祈りしております。(^人^)

おみやげにいただいた珍しいブルーベリーの塩。

2013-8-お土産2


茹でたてのエビにパラパラ・・。


2013-8-お土産3

中央は姉からいただいたシャインマスカットをスライスして義姉達が作ってくれたトマトでトッピング。^ ^
これにイチジクのカットしたものとチーズがトッピングに追加できればベストだったのですが、残念。

これにオリーブオイルを最後にかけても良さそうですね。


とても美味しいブルーベリーの塩でした。ありがとうございました~。m(_ _)m

また、こんなブルーベリーがドッサリ入ったゼリーのお土産も。

2013-8-お土産 (4)

2013-8-お土産1

ブルーベリー好きにはたまらないお土産ですね。
これ、凍らせていただいても美味しそうです。
姉からもシャインマスカットやメロンなどいただき、義兄手作りのおにぎりもお土産にいただいたりもしました。

2013-8-お土産 (6)

うふふ、鳥釜めし風のお味に仕立てた美味しいおにぎりでした。
気が付いたら家族で半分食べちゃっていたので気が付いて慌ててパチリ!(笑)
残りは旦那様と息子が特に気に入って全部平らげてしまいました。


母亡き後、家族・親族と触れあって久しぶりに心のほっこりするお盆でした。^ ^


実家へ帰った際も色々とよくしていただき、義姉からも手作りパンをいただきました。
バター風味で外はカリカリ、中はもっちもちの美味しいパンでした。

2013-8-お土産 (5)

お土産をいただいた皆さん、本当にありがとうございました。m(_ _)m

次回は兄のオリーブの様子をアップしますね。

ブルーベリー畑の草刈2

予約投稿です。

猛暑が続いていますね。皆様のところは雨はいかがですか?
きっと局所的に降っているところは降っているのに降らないところは風もなくて半端なく暑いのでしょうね。

大分も局所的に暑いです。私の職場は通勤時32度だし平日昼休みに銀行に行こうかと思ってふと外気温度計を見ると42度。
車内温度は50度近い暑さです。

クーラーを効かせ過ぎると社内での電力量が半端なくブレーカーが落ちる寸前なのだとか・・。
外気温と差が激しいと風邪を引いて体調不良になる人が多いです。
特に精密加工品の検査をしている部門では常時23度くらいをキープしないと温度で製品の測定寸法が変わるんですよ。
そんな部門で仕事をしている人だと外気温との差は20度近く。これはこれで体調を崩します。
涼しければ良とも言えませんので難しいですね。f(^ ^;)

不思議なもので、極暑でも山は緑があって心地良いです。


山の畑で水を被ったくらい暑くて汗が出ても可愛いブルーベリー達と一緒に過ごせる至福の時は時間を忘れますねぇ。(笑)
畑には周囲のヒノキの山のマイナスイオンのお陰か、暑さできついのだけれども気持ちがすっきりします。

昨日の続きですが、

現在の畑の様子

20130811-山の畑 (1)

ネットの裾がベローンとなっていますが、これは草刈機のヒモが巻き込んで引っ張った為だそうです。後で元通りにしておきました。


昨日旦那様が草刈りをしてくれてすっきり。
旦那様、ありがとうございました。m(_ _)m
嬉しいよ~・・。(T T)


我が家のブルーベリーもこれまでの累計6.5キロとなりました。
だんだんブルーベリー畑らしくなって来ました。

青いのは4mm目の暴風ネット。昨日もマルコガネが頭を突っ込みかけておりましたが、入れずに詰まっていたり恨めしそうにしていたり・・。

ブルーベリーの害虫駆除に農薬は石灰硫黄くらいしか使わないので、週末栽培にはトラップで虫駆除を・・。

落ちたブルーベリーや痛んだもの、コガムシに食べられたものなどは放置しておくとオウトウショウジョウバエの繁殖に繋がるので絶対阻止したいもの。それらを集めて砂糖と焼酎に漬けて、グレーブジュースを混ぜてます。^ ^

ブロ友さんの中はてっとり早くファンタグレープを入れて代用していますので、甘酸っぱい香りがする誘引剤代わりなら何でも効果がある、という方も全国にはいらっしゃいます。

食事時の方は見ないで下さいね。

トラップ

これはペットボルトのサイドにコの字の切り込みを入れ、甘酸っぱいものを入れてふたをして農園に下げておくだけの簡単トラップです。
コの字は内側に折り込み斜めにしてあるので、入れるけれど出れない簡単な作りです。


このトラップ、4月に下げるとスズメバチが誘引されかかる、と言う人も。

現在、蛾が主に入っているのですが、コガネムシを見つけるたびにこれに入れてます。



ラビットアイのハイブッシュの最晩生のダロウも昨日で完全に終わりました。
ラビットアイの早生品種のモンゴメリとブライトブルーもほぼ完了。



2年10ケ月前に2年苗で植えたバルトウィンも戦力苗になりました。それをはじめとして、古株ティフブルーとミノウブルー、ミノウエレガント、ノビリス、ガーデンブルー他のラビットアイ達がこれから最盛期となります。小苗達も少しづつ収穫できる様になりました。
3週間ほど前から1週間で1~2キロくらいコンスタントに採れる様になったので兄宅とおば宅2軒分のお中元ははブルーベリーになりました。

そのうち、全親戚分と友人分もこれでまかなえる様になると良いなぁ・・。

Yさん、10名一度に摘み取りに来ていただける日まであと2年お待ち下さいね。

現在は、3年後には1本で取らぬタヌキで6~10キロ以上の収獲を目指し、枯らさない様に頑張っています。
^ ^

テーマ : 家庭菜園
ジャンル : 趣味・実用

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