ブルーベリーのお花見(SH リベイル)
サザンハイブッシュのリベイル。
私がハンドルネームにしているくらい好きな品種です。
今日は久しぶりに長文・マニアックな記事なので、苦手な方はスルーでお願いしますね~。
花がブラッデン同様に西洋的な美しいピンクで、開花時期は例年オニール、シャープブルー、ジュエル、ノースランド、ブラッテンと同じくらいです。
以前、めちゃめちゃ寒い冬だった時は、ピンクと言うより真っ赤だったのですが、ここ数年は暖冬の影響で、色がピンク。

おっとっと・・・、一番手前の花は受粉が完了していて落花寸前。(笑)
ブラッデンの花に似ていますが、大きさがブラッデンよりやや小さく、花の胴体がずんどう気味。ブラッデンの方がやや下膨れな気がします。
花は美しく、果実はパリっした食感で、高品質にして美味~。しかもPHを酸性土壌に気をつけていれば、ラビットアイ並みに成長し、たくさんの実を付けてくれます。唯一の欠点があるとすれば、大雨後の赤道裂果ですが、若干の早採りでも甘いので雨降り前の収穫タイミングに注意すれば、赤道裂果もクリアできます。
サザンハイブッシュではスタンダードな品種でありつつ、新品種が出ても変わらず不動の人気があるから、我が家では、決して淘汰されない品種のひとつです。
この品種、最初の頃はあまり実を付けないのでそんな品種なのか、って思っていたんです。
PHを下げるためにピートモスを入れ、さらに年に1~2回は硫黄華を投入します。これだけPHを下げても駄目な理由がわかりませんでした。
ところが、この畑でサザンハイブッシュのマグノリアが氷点下の気温が続いた際に、12月に確認した際にたくさんあった花芽の大半が葉芽に変わってしまったことがあり、サザンハイブッシュの類は、寒冷すぎるのを好まず、それが原因で花数が減少すると身をもって体験。
極寒に弱いサザンハイブッシュやラビットアイ系の品種は花芽形成中に極寒に当てるのは避けた方が収量が増えるのだと学んだのでした。
そこで、数年前から冬季に氷点下になる1~3月に不織布でぐるぐる巻きにしたりして過保護にしてあげる実験をしていたら、花の付き・実付きがいっきに良くなったのでした。それまで何年経ってもなかなか収量が増えないなぁ、って思っていたら、単に管理の問題だったわけで、品種のせいではありませんでした。(笑)
最近は、す巻きは面倒なので、夏の間付けている防鳥ネットを天井だけつけっ放しにして育てています。
側面は外したり、巻き上げたりして寒に当ててます。
一応、照度計で測定してみましたが日が傾きかけた冬の15時でも4K~5Kルクスはあるし、2年間の実績で良しとしています。

でも、こんな風にいっぱい咲いてくれるとお花見に最適(笑)これだけ咲いていると、見ごたえがあります。
見とれつつ、受粉作業~。

私が強い剪定で花数を減らし過ぎないと、遅霜の被害と春一番の様な強風で一度に花粉がなくなってしまって、他の花の受粉をさせることができなくなってしまうリスク対策にもなってます。
これは暖地特有な悩みでしょうけれど。
花粉は一度放ってしまうと元には戻りませんわ~。
人間の目とは不思議なもので、自分で見ている時は美しい花しか見えていないんですね~。(笑)
写真に撮ると枝も写っているのに。
私がハンドルネームにしているくらい好きな品種です。
今日は久しぶりに長文・マニアックな記事なので、苦手な方はスルーでお願いしますね~。
花がブラッデン同様に西洋的な美しいピンクで、開花時期は例年オニール、シャープブルー、ジュエル、ノースランド、ブラッテンと同じくらいです。
以前、めちゃめちゃ寒い冬だった時は、ピンクと言うより真っ赤だったのですが、ここ数年は暖冬の影響で、色がピンク。

おっとっと・・・、一番手前の花は受粉が完了していて落花寸前。(笑)
ブラッデンの花に似ていますが、大きさがブラッデンよりやや小さく、花の胴体がずんどう気味。ブラッデンの方がやや下膨れな気がします。
花は美しく、果実はパリっした食感で、高品質にして美味~。しかもPHを酸性土壌に気をつけていれば、ラビットアイ並みに成長し、たくさんの実を付けてくれます。唯一の欠点があるとすれば、大雨後の赤道裂果ですが、若干の早採りでも甘いので雨降り前の収穫タイミングに注意すれば、赤道裂果もクリアできます。
サザンハイブッシュではスタンダードな品種でありつつ、新品種が出ても変わらず不動の人気があるから、我が家では、決して淘汰されない品種のひとつです。
この品種、最初の頃はあまり実を付けないのでそんな品種なのか、って思っていたんです。
PHを下げるためにピートモスを入れ、さらに年に1~2回は硫黄華を投入します。これだけPHを下げても駄目な理由がわかりませんでした。
ところが、この畑でサザンハイブッシュのマグノリアが氷点下の気温が続いた際に、12月に確認した際にたくさんあった花芽の大半が葉芽に変わってしまったことがあり、サザンハイブッシュの類は、寒冷すぎるのを好まず、それが原因で花数が減少すると身をもって体験。
極寒に弱いサザンハイブッシュやラビットアイ系の品種は花芽形成中に極寒に当てるのは避けた方が収量が増えるのだと学んだのでした。
そこで、数年前から冬季に氷点下になる1~3月に不織布でぐるぐる巻きにしたりして過保護にしてあげる実験をしていたら、花の付き・実付きがいっきに良くなったのでした。それまで何年経ってもなかなか収量が増えないなぁ、って思っていたら、単に管理の問題だったわけで、品種のせいではありませんでした。(笑)
最近は、す巻きは面倒なので、夏の間付けている防鳥ネットを天井だけつけっ放しにして育てています。
側面は外したり、巻き上げたりして寒に当ててます。
一応、照度計で測定してみましたが日が傾きかけた冬の15時でも4K~5Kルクスはあるし、2年間の実績で良しとしています。

でも、こんな風にいっぱい咲いてくれるとお花見に最適(笑)これだけ咲いていると、見ごたえがあります。
見とれつつ、受粉作業~。

私が強い剪定で花数を減らし過ぎないと、遅霜の被害と春一番の様な強風で一度に花粉がなくなってしまって、他の花の受粉をさせることができなくなってしまうリスク対策にもなってます。
これは暖地特有な悩みでしょうけれど。
花粉は一度放ってしまうと元には戻りませんわ~。
人間の目とは不思議なもので、自分で見ている時は美しい花しか見えていないんですね~。(笑)
写真に撮ると枝も写っているのに。

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