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味噌作りの季節がやってきました。

昨夜、我が家に味噌作りの強い味方がやってきました。
ミナト 電動ミンサー HMM-5 (グレー/2種カットプレート付き/100V)

電動ミンサー

音も静か目。
パワフル。しかも処理が速い!
しかも送料込みで9000円しないのです。

今回は、潰すと混ぜるを同時にやってもらいます。

記録として。
豆 1Kg
麦麹 1Kg
米麹 100g
あま汁 約300cc程度(豆の煮汁)
塩 120g

塩分の量は、本来なら乾燥豆1Kg 麹1Kgの総量の2割が基本。
ですが、防腐目的で、麹には事前に塩が入っています。
今回は麦麹1Kgに260gの塩が、米麹にも1Kgに260gの塩が入っている竹田市の伊達屋さんの麹を使用しました。
塩  2Kgx0.2=400g が入っていれば良いのに対して、今回のは麦麹 塩 260g  米麹 塩 26g だから、

400g-(260g+26g)=114g の塩を入れれば良いことになります。
が、大分の夏は40度にも気温が上がるので、夏を越せる様に114g→120gに微調整。

これが豆の煮汁のあま汁。そのまま飲んでも甘いです。
豆は、我が家の5Lタイプの圧力ナベで炊きました。

20190314_002938.jpg

段取り

1.麹、塩、豆、容器などの材料を準備しておく。
(乾燥豆1Kgなら4.5L~5L容器でOK。あとは作る量で容器のサイズは加減。)

2.前日夜、豆1Kgを洗って倍以上の水に浸けておく。)

3..翌日の夜、豆をザルに濾して、圧力ナベに投入。水を豆の半分くらいの量を入れてセット。

4.圧力ナベなら火にかけている時間は合計20分。(沸騰してピンが上がり、再びシュンシュンと回ること2分、それから弱火にしてさらに8分くらい弱火で煮て、火を止める。)
 (普通ナベならその工程が4時間かかります)

5.豆をザルにあげ、汁は捨てずに残します。

冷めるまでの間に、電動ミンサーのパーツを洗剤で洗います。(サビ防止に油がついていますので綺麗にしてから使います)
洗って乾かしてから、組み立て。電気のコンセントを挿し、動きを確認。

ここで本来なら、煮豆だけ潰して、後で麹、塩、あま汁を混ぜていたところを、電動ミンサーでは、

6.麹、塩、煮豆、あま汁を全部混ぜて上のサラに乗せます。

7.スイッチ ON

この棒。めちゃくちゃ仕事人の優れ者です。いや~、これの威力は凄かった!!!

20190314_002150.jpg

これ、左側の穴(一番上の画像の筒の部分)にさして押し込むと、

20190314_002028.jpg

超ハイスピードで、ミンチが出てきます。味噌いちには無い機能ですねぇ。

8.あとは、一度よく塩がまんベんなく均等になる様に混ぜてから、手で固まりを作って空気を抜きながらボール状に。
それを容器に叩き込む。

9.容器の味噌は表面を平らにならして、淵に付いた味噌の汚れはカビの原因になるので、キッチンぺーパーなどでふき取る。

10.味噌の表面にパラパラと塩を降り、サランラップをかけて、表面の空気を抜く。ラップの上にも塩をパラパラ。

11.蓋をして、蓋の上に新聞紙、ビニール風呂敷をかけて蓋の口あたりを紐でしばって、床下収納の涼しい場所に保管します。

20190314_002155.jpg

12. 収納後は、1カ月に1回チェック。
この時、表面には必ずカビが生えるので、綺麗に取り除き、味噌を混ぜて塩や麹がまんベんなく行き渡る様にして、発酵を均一にしてあげる。

後は、出来上がるのを待つだけ。

と言うことで、これまで田舎で煮炊き(豆1Kg+麹1Kgあたり)

大釜             4時間 → 圧力ナベで20分
潰して混ぜる作業時間  30分 → 電動ミンサー 5分

の時短となりました~。
文明の利器に感謝です。

あまりに超ハイスピードの処理で楽しく味噌作りができたので、これで腸詰めウインナーも作ってみたくなりました。
このはさんや椎たけ夫さんなら、腸詰めしたものをさらにスモークしちゃうんだろうなぁ。(笑)
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味噌作りの段取り

疲れているとは言っても、3月も1/3終わってしまったので、そろそろ味噌作りの季節。

日曜日はだんな様が田舎の地区の総会で不在でしたので、一人で麦麹と米麹を購入して来ました。

それと、アマゾンでついに念願の電動ミンサーも購入ポチっ、しました。火曜日に到着。これからは、仕事の残業具合で夜な夜なの仕事となります。

数年前までは、義母と一緒に家族で味噌作りをしていたのですが、私も昔みたいに若くありません。なので、義母の要求する量100キロを大がまで炊きながら、一日8時間かけて作ると疲れて寝込んでしまうのです。それを義母の友人(他人様)の分を義母に頼まれて翌週に同じ量を作っていました。
その他人様は、私がその人の分を手伝っても、うちの分を作る時には知らん振りでした。それが何年続いたでしょう。

どれだけ自分勝手なのか、とむなしくなります。田舎はもっと温かいって思っていましたが、必ずしもそうとは限りません。

義母はもうすぐ92歳。年の割りに心も体も元気です。

私の体力が手術の度に、また本職で深残がある度に体が弱っていることはわかりませんし、いつまでも30代の動きができるとでも思っています。

なので、私が味噌作りを田舎でしなくなったことを恨んでおります。
直接本人から聞いたわけではありませんが、複数の親戚から、話を聞くと、私に対する恨み・つらみ、半端なさそうです。(苦笑)

が、仕方ありません。無理をして体を壊して鬱になったこともありますから、最近は義母からの体力以上の無理難題は断る様にしています。すると、心がすーっと軽くなりました。

その代わり、ゼロにはしないで、自宅で年に数回に分けて、圧力ナベで1キロ~2キロくらいの豆を炊き、作っております。家の伝統の味は守る。自分の体も守る。そして、細く長く続けたいです。
その時、豆を潰す作業を手動ミンサーを使っていたのを、体への負担を少しでも減らしたい、そんな思いで、今回電動ミンサーにしようと言う計画なんです。

農家のイベント~味噌作り(2日目仕込み編)

準備が終わると、翌日は仕込みに入ります。
前日に潰しておいた豆は、一人がこねて混ぜられる様にします。
分量は、豆2斗、麹2斗、塩8キロを16等分。塩は1回につき500グラムです。
豆は、潰したものをバラと言う竹網や大ざるに入れて、4分割*4ざるしておきます。
塩は、前日に時間が空いたら1袋に500グラム測り入れたものを準備しておきます。
これは、豆。

2010-3-21-味噌作り2日目1

これは、麦麹。うちは米麹ではないのですが、これに慣れているので、ずっとこれです。
麦麹も豆に対する麹の量によっては甘みが出たり、少なかったりする様です。

2010-3-21-味噌作り2日目2

麦麹、豆、塩を配合し、これに豆を煮た時に出る甘汁をひしゃくに8分目入れます。

2010-3-21-味噌作り2日目3

豆の潰したものがダマになっているので手で潰し、塩や麹が豆と均等に混ざり馴染む様に捏ねて混ぜ合わせます。

2010-3-21-味噌作り2日目4

その程度は、このくらい。
と言ってもわかりにくいですね。
出来上がりの味噌の堅さに近い程度です。堅い時はもう少し甘汁を足します。

2010-3-21-味噌作り2日目5

混ぜ上がったものは、中の空気を抜いてボール状にします。あらかたボール状にしたら、左右の手でキャッチボールをするみたいに受け渡しをしながら空気抜きしていきます。

2010-3-21-味噌作り2日目6

そして、思い切りかめの中にたたき込みます。これストレス発散になりますよ~(笑)
パン、ともビンっ、とも聞こえるかめの響き、毎年恒例の光景です。


2010-3-21-味噌作り2日目7

しかし、この味噌作り、珍しいからと、毎年一人二人興味があると言っては手伝いが増えたり減ったり・・。
メンバーが変わりながらも、親友Aさんは今年3年連続のお手伝いです(笑)ありがたいですね~。
あお父さん、正解!!!
あ、ヒントも何もなかったです?わかりやす過ぎて、ごめんなさい(笑)

味噌は、最後に洗って綺麗に水分を拭きあげ、20本~30本くらい直接漬けます。
そして、最後に表面を平らにならして、全面に塩をふりかけます。
味噌の量が2斗もあるので、ニンジンを入れたくらいでは味噌がトボトボしてくることはありません。
数か月もすると、美味しい味噌漬けができます。
塩の振りかけ後は、ビニールで表面にぴったりくっ付く様にし、空気が触れない様にします。
そしてさらに新聞を蓋代わりにしてビニールと共にかめの上部をふさぎます。
これで、味噌作りの工程は完了!!!

後は、ひと月ごとに時々開封しては、ぬか漬けの様に上部をかき混ぜ、塩が効いていることを確認します。
たまに温かい時は、雑菌の繁殖がない様に、もしあればその周囲をすくって捨てます。



そんなこんなで、味噌作りを切り上げて、私とMさんで昼食の準備です。
残りの方は後片付けにまわってくれました。

急に人数が増えたので、本当は手作りのにぎり寿司を作る予定でいましたが、短時間では厳しいので手巻き寿司に変更しました(笑)
後は、手巻き寿司の他は、サラダ・ひじきの煮つけ・ワカメと卵のお吸い物、あさりバター。
親友Mさんはオープンサンドを作ってくれました。
義母は、得意のお漬物とお煮漬けを。

2010-3-21-味噌作り2日目8

かなりの品数になったので、ちょっとお花見の宴会みたいです。
今年も楽しく味噌作りが終わりました。(^ ^)v

農家のイベント~味噌作り(1日目準備編)

農家に嫁入りしてから、24年。と言っても普段は市内に住み、会社員。
嫁入りした先の行事の中で、今年最初の大イベントの味噌作りが終わりました。

その様子を記録として残すことにします。

味噌作りは日時決めから始まります。
そして、麹の手配。予定日に間に合う様に前もって注文しておくのです。
味噌の仕込み2日前は、豆を洗い、水に浸しておきます。また、味噌の容器も洗い乾燥させておきます。
豆を潰す機械も点検し洗浄、使用前に試運転して油を挿しておきます。

2010-03-20-味噌作り2

火入れは、豆を煮る日の朝6時。

2010-03-20-味噌作り1

やがて沸騰したら、ぐつぐつ煮ること5時間。朝11時には、煮上がります。
この釜は、18リットルの豆が一度に炊ける釜です、量も多いので時間もかかります。

2010-03-20-味噌作り3

今年成人した娘が、最近色んな事に手を出してくれる様になりました。
豆の潰し作業に初挑戦です。
ちなみに、娘が取り出している豆のざるの下に濾過された液体、これが甘汁です。

2010-03-20-味噌作り4

以前は、手作業でしたが義父が病気になってからは、この機械に替えました。
1斗(18リットルの豆)の潰しが約1時間で完了します。

2010-03-20-味噌作り5

翌日の工程で麹を混ぜる関係で、4等分にしておきます。

2010-03-20-味噌作り6

作る量が少ない時は、その日のうちに仕込みまでできますが、うちの場合はこれが完了すると、第二弾の豆煮をしますので、荒熱が取れたら、新聞とビニールをかけておきます。

2010-03-20-味噌作り7

この続きは、また次回。
娘は、この後友達を駅まで迎えに行きました。
さて、次回は、誰が登場するのでしょうね~♪
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