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フェスティバル













フェスティバルは最初の何年かは隔年結果するものだと思っていました。

ところが、暖冬の年はめちゃくちゃ花芽が付いて結実率もかなり良い品種。

今年は摘み取りのお客様の味ランキングはオクラッカニーもティフブルーも抑えて我が農園では第一位に踊り出ました。しかも収量の多さと収穫期の長さは凄いです!
やっぱりどんなに値段の高い新品種が出ても、古くからある品種には生き残るだけの理由があります。
他の品種が雨などで味が落ちても、この品種は味が安定しているのです。

私の作業中のおやつになったことは言うまでもありません。(笑)

日当たりが良いところで育てて遅霜に当てない様に気を付ければ、結果は残せる品種に間違いなし!

美味しいはお客様が決めることです。

元気の良さで茎と葉っぱが艶々、ピカピカ!
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RE ノビリス













栽培記録として。
2017年7月15日撮影。
ラビットアイの中で一際目を引いて大きいなぁ、と感じる品種のひとつ、ノビリス。
地植えでは果実が年々大きくなる傾向があります。

20~22mmクラスのサイズがまとまって付いていると、見ているだけでテンションが上がります。
この品種はラビットアイではあるけれど、土の酸性度をほどよく下げてあげないとすぐに生理障害を起こして生育が落ちるので、硫安やイオウ華などでPHを5以下に下げるとティフブルーより木が大きくなり、また花付きも良くなります。

ただ花の満開になる時期に遅霜に合うため、うちの畑では摘果はしなくてちょうどの花数になります。
逆に減らしすぎると木の樹勢が強くなりますぎて花の付きが悪くなる傾向があります。

果実は白っぽく、種は大小色々あり、種の硬さは歯で噛めるものと、噛めずに歯に残るものもあります。
皮はまるでハイブッシュの様で、もさもさ感が全くありません。

皮は薄い為に、雨による裂果はありますが、果実が色付くタイミングが梅雨明けした頃になるので、梅雨によるデメリットよりメリットの方がかなり多い品種だと思います。

色付いてから10日ほど木にならせて置くと、ミノウシリーズと引けを取らない高品質なラビットアイ品種と言えます。
完熟で何とも言えない美味しさ。甘くて、風味も良いです。

この品種、実が成長すると種のところに空洞ができます。
この空洞は5個あり、各空洞に10~13 個前後の種がひとまとまりになって付いています。
私が断面で見たものは5個の空洞のうち3個の空洞にメインで種が詰まっているものが多かったです。残りの2個の空洞は何もない傾向がありますが、まだ数を調べていないのでこれからも観察をして行こうと思います。(^-^)

ラビットアイのノビリス








昨年も収穫が一番遅かったノビリス。山の畑ではフクベリーが咲き始めたのとほぼ同時に咲き始めました。

まだ二分咲きくらいです。

ブルーベリーのノビリス








今日は寒いですね。

午前中は室内の大掃除と床のワックスかけをしました。

今朝は温風ヒーターを入れてさらに寒いので石油ストーブも活躍しました。
朝は10度を割り、日中でも13度。
そんな中、ブルーベリーのラビットアイのノビリスも開花を始めました。
このノビリスだけは昨年花芽制限をほとんどしなかったら遅霜の影響は受けて丁度良い花数になりました。

今夜も昨日と同じく電気毛布が必要そうです。

今年最後はノビリス?





もうすぐ12月に突入しそうな寒さでも、昼間は暖かく狂い咲きの記事がちらほらと見かける様になりましたね。

これは我が家のブルーベリーの晩成種のノビリス。
ラビットアイ系の品種の中では糖度が高くて美味しいのでティフブルーと並んで定番的存在、人気の高い品種です。

まさか11月の終わりでも残っているなんて思いませんでした。
では、早速いただきま~す!

かなり甘かったけれど、風味がイマイチで、やはり旬の味にはかないませんでした。(笑)

その後剪定をしていたらさらに2つ見つけました。
それはとても甘くて風味も良かったです。^ ^

ブルーベリーのノビリス

20130916_ノビリス


ブルーベリーのノビリスはラビットアイ系品種です。
あちこち摘み取りながらつまみ食いして味見をしておりましたが、この木を見逃しておりました。

見ると結構大きな実が付いていました。
未熟な小さい果実がホームベルサイズくらいです。

無農薬なので、コガネムシや蛾の幼虫の虫喰いはありますが、農薬の心配をしなくて食べられる果実って本当に少ないですよね。

そして、この時期のノビリスの糖度は半端ないです。
砂糖菓子の様に甘いですよ。^ ^


ティフブルーも標準品種と言われているだけあって、とても人気がありますが、9月の声を聞く頃には収獲終わりとなってしまいました。

ブルーベリーを栽培していらっしゃる皆様も早生から晩生までずーっとブルーベリーが秋まで途絶えない様に色んな組み合わせで品種を揃えられていらっしゃると思いますが、九州では9月まで収獲できるノビリスも晩生品種の1つとしては、バルトウィン、ミノウブルー共に残したい品種です。

ノビリス








成長重視で今年まではかなり実を制限しました。

来年は思いきりならせてみたいものです。

クロローシスが改善したノビリス

なかなか思った様に成長してくれなかったRE ノビリス。
クロローシスなんて毎年のことでした。
何とかならないかと、クエン酸を薄めたものをあげたり、微量要素を肥料に追加したりしてみましたが、なかなか改善せず・・・(^ ^;)

土のPHは6。
施肥をしている付近の土は6.5。

肥料の成分も、ボカシの成分も元素自体がアルカリ性のものが多いので仕方ないと言えば仕方ないです。上のPHは上の根に近いところで、土を採取したものを水で撹拌してPHを測ったものです。

いつか使ってみたいと思っていた硫黄華。
BlueBerry houseさんで購入して使い始めたのが2008年12月中旬。
1年と2ケ月が経過しました。

鉢植えでの使用量が誰に聞いてもわからず、とりあえず10号鉢に10グラムはどうか・・・。
結果は、やや大過ぎ???

暖かくなった時にやや強酸性になるらしく、コップ状の葉も出たりします。
現在はピートモス10リットル程度に鹿沼土1~2リットル、5~7グラムの硫黄華、リサイクル土(バイオグッドなど)、微量要素またはFe入りマグアンプ、牛堆肥、ブルーベリーの肥料、あれば腐葉土または針葉樹皮チップなどを混ぜ合わせ。
水でしっかり湿しながら水分が均等に含む様に混ぜます。
硫黄華を単体で使ったことはありません。はじめの頃はピートモスのみに混ぜていましたが、sevenさんよりイオウ細菌の存在を伺って以来、その混ぜ合わせた土を植え替え時にも、追肥用にも使っています。
これは、私が独自で混ぜ合わせているものなので、恐らく硫黄華を上手に使っていらっしゃる方は、他のやり方をされているかも知れませんね(笑)

ある方のところは、ブルーベリーをマグアンプのみで育て、硫黄華は直播きしています。
我が家のやり方と1年比較してみたら、最初の数カ月はあまり変わりませんでしたが、夏過ぎくらいからの生育はピートモス等を混ぜるやり方の方が、ラビットアイ系もハイブッシュ系もサザンハイブッシュ系もシュートの出方や茎の太りが良いと感じました。(接ぎ木の講習の後ブルーベリーハウスを見せていただきました)

硫黄華を使う際は、微生物自体にも栄養がある環境で育てたい、そんな思いが通じたのか、それはクロローシス改善と樹勢のアップと言う形で現れました。

これは、硫黄華使用前状態。

施肥をしても改善しないノビリス。成長もイマイチ。思い切ったシュートなんても夢のまた夢です。
2008年9月撮影

2008-09-ノビリスのクロローシス

2008年の12月から硫黄華、スタート。
色んな人に聞きましたが、皆さん使うタイミングがバラバラ。
・・・結果、年間を通していつあげてもかまいません。
なぜなら、いつあげても、暖かくならないとイオウ細菌がお目ざめになりませんから、働いてくれる時期にあげても寝ているうちにあげても効くのは暖かくなってからの様です。

これは、実際に効いたと見えて、葉の厚みもしっかりしてきたし、日に透かしてもマダラになっていません。
2008年8月26日撮影

2009-08-26-REノビリス2

蛇足ですが、この鉢には2008年12月に硫黄華を使う際、根のチェックでコガネムシの幼虫の被害にあっていました。(ーー;)

話は戻って、鉢増し毎に30鉢以上の鉢に硫黄華を使いましたが、年間を通してどのタイミングであげても、4月~9月によく効いています。それから、昨年の様に9月の終わりから10月にかけてちょっと寒くなったら急に効きが悪くなりました。夏剪定から花芽用の枝の分岐を狙っていたのに当てが外れましたね~。

ところが10月から11月にかけて再び暖かい日が続くと、また面白い様にシュートが出てきました。
上部の7本くらい分岐している部分は9月以降に伸びたものです。
太さも十分で、しっかりしています。
2010年2月7日撮影

2010-02-07-ノビリス

で、一番上のひょろっとしていた枝の根本は、現在こんな感じに。
2010年2月7日撮影

2010-02-07-ノビリス(根本)

イオウ(S)、本当に興味深い元素です。
イオウ細菌の画像写真、ずっと見てみたいと思っています。
ここで見たよ~、ってご存知の方、是非教えて下さいませ。
色々調べてみましたが、なかなか見つかりません。
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