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バレンタインデー~日指の里は椿まつり

昨日は、家族や旦那様、恋人、義理・・、色んなチョコが飛び交いましたでしょうか。(笑)

仕事が終わって、帰りに食材を買いにお店に寄ったら、バレンタインチョコがどっさり売れ残っておりました。以前も書いた気がしますが、うちの会社では、リーマンショックの頃あたりだったでしょうか、『パレンタインのチョコ廃止令』と言うのが出ました(笑)

女子社員の少ないうちの会社では、女性社員の負担が大きいのと、もらった・もらわない、あげた・あげないで、男性社員の間での摩擦や人間関係のヒビを最小限にするためだったのかな、と思います。

バレンタインデー

それは美しい椿の品種の名前です。(笑)
トウツバキのクリムソンローブと、ジャポニカ種のティファニーの交配で作出された、種間雑種の様です。
まるで大輪の薔薇の様なピンク色の花びらはとても華麗ですね。

大分で『椿』と言えば、大分文化農業公園


2012-2-18-大分農業文化公園

2月18日~4月8日まで日指の椿まつりが開催されます。
ここに来たら、樹医の吉野氏を是非訪ねてみて下さいね。ちょっと真面目にオヤジギャグ満載の面白いトークと共に、椿はもちろん、ブルーベリーやニュートンのりんご、メンデルスのブドウ、ギネスを狙っているぶどうのネヘレスコールなどなど、話題も盛りだくさんで案内して下さるでしょう。

ご縁があって、私はこの方の勧めで西南暖地ブルーベリー研究会に入会しました(笑)

今年は、大分農業文化公園つばき園が国際ツバキ協会「優秀つばき園」に認定されました。
吉野先生、スタッフの皆様方、心よりお祝い申し上げます。

はなちゃんブログによると、椿まつりの準備が着々と進んでいる様子がわかります。

また、イベント情報はコチラ

苗木もたくさん販売される様です。
ちょっと本物のバレンタインが見たくなりました(笑)

期間中は

400品種1000本の椿が春を誘い、感動を届けます
   ・公園オリジナル椿油「日指のしずく」限定販売
   ・期間限定!椿まつりオリジナル商品
   ・3年生苗、挿し木苗など200をこえる品種が一堂に!椿苗販売コーナー
   ・椿の切花、盆栽、パネル展示
   ・椿めぐり~品種さがしウオーキング~
   ・人気品種投票
   ・オリジナルDVD上映
   ・日指の椿まつり俳句大賞作品募集


   ・日指の椿まつり写真コンテスト作品募集
(4/30大分文化農業公園必着)


だそうです。

ご自慢のカメラを持参で、お気に入りの美しい椿達を撮ってあげて下さいね。

バレンタインデー・・、見にいくぞ!!!

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大分文化農業公園の不思議な果実(その3 メンデルの葡萄)

さらに続けて農業公園の珍しいもの、それは遺伝の法則で有名なメンデルさんの葡萄です。

その遺伝の法則を葡萄で試みようとしたけれど、結果が出るのに時間がかかる為、花や豆で実験をされ、優劣の法則などを導いたそうです。
その葡萄がこれ。

2010-08-農業公園-メンデルのブドウ


実は、これ実験的に右半分と左半分が違うの、わかります?

近づくとわかるんです。

左のは、大小が混じった房です。

2010-08-農業公園-メンデルのブドウ2

右のは、均等に実が大きいです。(写真はありませんけど)


そう、ブドウを育てている方ならピンときましたね。
当たり!!!
ジベレリン処理(成長ホルモン)済みが右側なんですよ。


ここで問題、左のはなぜ大小があるのでしょう?

【答】

大きいものは、受粉が完了しているもの。種が入っている分サイズアップしています。
小さいものは受粉できなかったものは肥大が少ない。

どうやら葡萄は、受粉しなくてもちゃんと実が付く果物なのですね。
それにしてもジベレリン処理するとこんなに奇麗に粒がそろうのですね~。

そして、私が何よりたまげたのが、この木がたった1本の木でこれだけの実を付けているということです。
吉野さんの話だと、この木にはナント、500房ほど実がぶら下がっているらしいです。

私、葡萄を栽培していて、今年は1房も実を付けることができなかったので、その凄さが目にしみる~(笑)

そして毎度お馴染み、この風景。私にとっては吉野さんと言えば、やっぱネヘレスコールでしょう。


2010-08-農業公園-ネヘレスコール


これは重さの部門で世界一になるのは・・・。

2010-08-農業公園-ネヘレスコール2

今年もギネスにチャレンジされるそうですよ~。




大分文化農業公園の不思議な果実(その2 蟠桃 ばんとう)

昨日に続き、農業公園の珍しいもの、それは変わった形の桃です。
名を『蟠桃』(ばんとう)と言います。


皆さんは『西遊記』の話はご存知ですか?
玄奘三蔵が中国から西域(せいいき)を通り、インドにお経を取りに行く話ですよね。もしかしたら孫悟空の方がお馴染みかも知れません。


『西遊記』の中では、不老不死の仙女である西王母が大事に育てていた蟠桃を、その畑の番人をしていた孫悟空が、あろうことか、勝手に次々と食べ、不老長寿の体になってしまいました。不老長寿の体になった孫悟空はどんな刑にあっても死にません。そして五行山の岩の下に閉じ込められるというエピソードが出てくるそうです。

 
9000年に一度しか実らない、と言われているこの桃・・・それは物語の中のお話。実際には、毎年、実りるそうです(笑)
(ネット検索をすると、3000年に一度とHPなどに書いている人もいますが、もしかしたら1個食べたら3000年生きる、が正しいのでしょうか・・・、詳しいことよくわかりません)


その桃が農業公園にもあるんですよ。
そのお姿がこれ。

2010-08-農業公園桃


ちょっと後姿も拝見。

2010-08-農業公園桃2

う~ん、何とも言えない姿ですね~。


今まで、白桃が頭の中にインプットされている桃の姿なので、こんな変な形は始めてですね~。
吉野さん曰く、どうかすると、種が割れて、ドーナッツ状に穴あきタイプもできることもあるとか・・。超レアかも(笑)


果実が扁平形なので平桃(ぴんたお)とか座禅桃と呼ばれるそうで、中国の揚子江地域が原産の原種に近い桃です。
ここで栽培されているものは、一昨年この青い印の部分で接ぎ木され、昨年伸びた枝に今年花が咲き、実になったもの。しっかり付いていますね。

2010-08-農業公園桃3

実は、この蟠桃、かなり変な形をしていますが、糖度は白桃よりずっと高く、甘さと酸味が程よくて美味らしいです。日本でも生産者が非常に少なく、幻の桃と言われています。
ネットで調べたら、7個で送料込価格 約5000~6000円くらいでした(^o^)

ひぇ~、お味見したいとか我儘言わなくて良かった・・・(- -;)

この実が終わったら、来年また接ぎ木をして『蟠桃』(ばんとう)を増やすそうです。
私達一般人の口に入るのは、何年先でしょうね~。

そのうち、農業公園でも一般向けに摘み取り体験あるかもしれないけど、人数限定なんだろうなぁ・・。寂しっ!!!

もしこの実を食べることができたら、あなたも不老長寿に・・・、なれるかな?(笑)

大分文化農業公園の不思議な果実(その1 椿)

私が、県内で訪ねる大きな公園、それは大分文化農業公園です。
先日、私の実家に母の見舞いに帰った際の、自宅への岐路で、久し振りに寄ってみました。
お目当てはお盆に義母宅へ届けるぶどう。

珍しいぶどうがあったので2房購入しました。残念ながら写真を取り忘れておりましたが(^ ^;)せっかく来たので、西南暖地ブルーベリー研究会のお仲間大先輩の農業公園の吉野さんと連絡を取ってみました。

丁度本館の方にいらっしゃったらしく、遠いところを来てくれたから、とジュースをご馳走して下さいました。
(^ ^)v

ピンクが生の桃のジュース。もうひとつがカボスジュース。

2010-08-12-ジュース


桃のジュースは、不二家のネクターより濃かった・・・。でも、品種が違うせいかネクターとも味が違うんです。
白桃をそのまま擦ってつぶしたジュースと言う感じで美味しかったです。
この果実提供が吉野さんらしいのです。
カボスジュースもすっきりした飲み口これを飲んだら元気が出そう(笑)

全くえぐみも無く、飲みやすかったし、これもとても美味しかったです。夏のガンガン暑い日に
今、農業公園は夏休み対応で、休みなし。スタッフの皆さん、暑いのに、ほとんどが外かハウスでの作業ですが、よくヘトヘトにならないものです・・。

これも吉野さんの仕事なのでしょうが、カボスの鉢植え・・・。

2010-08-農業公園3


大分では、カボスはあまりにも有名です。
なぜなら、全国で98パーセントの生産量だから。そのカボスの鉢植えが農業公園の本館入口前でウエルカムしているのは生まれて初めて見ました(爆

公園の施設の入り口には、夏休みの子供さん向けにこんなものも・・・。

2010-08-農業公園1

かごの透明なフタから撮影したので、色が正確には出ていませんが、この虫の背中は綺麗な虹色でした。
これ以外にも色々種類がいましたよ。
こんな虫が好きな子達にはたまらないでしょうね。(あ、大人もね)

宣伝しといて~、とおっしゃっていたので、ついでにこちらも。(ひょっとしたらご本人にとってはこちらがかなり本命?なんですよね)

2010-08-12-椿

この農業公園で吉野さんがとことんこだわって育てているのが椿。写真を見たら、吉野さんのご自慢の椿だけあって、美しい。

なんと公園内だけで250品種あると言います。
今年の3月に国際ツバキ会議が行われたそうです。

国際ツバキ会議とは、世界のツバキ愛好家が参加して研究発表や情報交換を行うとともに、市民と交流し、国際交流を深めることを目的に1964年に始まり、2年に1度開催されている国際会議だそうで、昨年はイギリス開催でした。その何日目かにお客様を案内すると、おっしゃっていました。

私は椿は日本独自のものと言うイメージを持っていたもので、椿サミットで海外の方が椿を見るためにわざわざ日本に来られる、と言うのがとても不思議な感じがしました。

ネットで調べたら、フランス語でもイタリア語でもCameliaと言う様です。やっぱり海外にも普通にあるのですね。
でもやっぱり椿に対する思い入れが日本に来たいと思うほど強いのでしょうか・・・???

ネットである方の質問にご回答されていた文を引用させていただきました。NHKラジオフランス語講座応用編で植物を題材にした放送があった際、
(参考)4/29の放送内容より

今日の花言葉 Le Camelia
Je mourrai pour toi !
あなたのためなら死ぬことができます


だったそうです。私がこんな記事を書くには全然似会いませんけれど、椿のあまりにも情熱的な花ことばにびっくりです。さすがフランスやイタリアですね~。
う~む、海外の方は椿に対する思い入れはかなり強そうです(^ ^)

吉野さんは、この椿サミットがあった時、ツバキの名所、銘木の見学と言う視察見学があったそうです。
海外28ケ国・200名のうちの何名かが、吉野さんのもとへいらっしゃったそうです。
その海外の方達を農業公園へ受け入れ、250種もの品種をご披露。何度も見に来てね、と言われていましたけれど、丁度公私ともに忙しい折で、とうとう行けませんでした。

それにしてもブルーベリーだけでも何十種類も植えて、椿をさらに250種。このほか、農業公園で植えられている植物の数は増える一方。次回の記事以降でもご紹介する果実らの生育も含めて、一人で管理しているわけですから、そのバイタリティー、凄いと思います。しかもよく品種名を覚えこなすなぁ・・、と感心。
頭が下がります。ハイ。

はっ、決してジュースのお礼に褒めているわけではありませんからね~。
駐車場にも椿の木があり、鶏卵大の実がゴロゴロ成っています。その様はまるで果実の様。
(写真は後日)

これは、椿油に加工して、販売しているそうです。

そうそう、吉野さんは椿と言う言葉には敏感に反応していましたね~。
私の実家の近くに椿八幡と言う神社があるんですよ、

2010-08-14-椿八幡

と申しましたら、『えっ、そうなの?』と言い、早速メモ。
今度見に行くそうです。
これを見て、内心、"今度の開催地は大分か???"なんて思っちゃいましたよ(笑)

私達は子供の頃、ここで神楽を見、ラジオ体操をし、そしてセミ取りをしていた馴染みの場所です。
手前のクスの木は高さ22m胸高周囲8m40cm樹齢950年なんですよ。
この木は、私達にとってかくれんぼしたり、の遊び場でした。

ここには、木製の馬があり、これを覗くのが楽しみで、一度その背中に乗ってみたい、なんて思っていましたよ。

皆さんにもラジオ体操をした懐かしい場所があるのでしょうね。

クスの木はしっかり覚えていますが、椿の木があったかどうか・・・。全く記憶にないです。吉野さん、あんまりお役に立てなくてすみませ~ん。

大分農業文化公園2 フェィジア

大分農業文化公園の魅力は摘み取り体験や行楽だけにとどまりません。

そこらへんに植えられている木達も実は面白いものがいっぱいです。
通路の生垣もそのひとつです。

この木をご存じの方は多いでしょうね・・・。
名はフェイジア。

2009-10-10-フェィジア1

でも食べたことがある方は・・?
なっている実に近寄るとこんな感じです。

2009-10-10-フェィジア2

このブログにご訪問くださるかいづさんフェイジョアが少し大きくなりましたのフェィジアとは別品種の様です。

残念ながら、この品種も不明です。
このフェイジア、葉の表面に産毛状のものがある為、葉っぱ全体がオリーブの葉の様に白っぽく見えます。

Yさんのお話だと、この公園内には何品種かのフェイジアが垣根として植えられておりますが、挿し木が難しい木だそうです。
今度は実生がうまくいくか実験し、うまくいけば、次は接木を試す・・・、とのこと。

この木の摘み取り体験はありません。ひょっとしたら、公園スタッフの方のおやつ???
いいなぁ~(笑)

大分農業文化公園1

私のブログに度々登場する大分農業文化公園

この公園の中には施設もあり、四季折々のイベントも企画されております。
昨年撮影したものの中で凄く気に入っているのが、このショット。

2008年9月20日撮影

2008-09-20-和傘の演出とブルーベリー3

2008-09-20-和傘の演出とブルーベリー2

2008-09-20-和傘の演出とブルーベリー1

四季折々の花、果樹、湖、キャンプ場などなど、広いスペースを活かした農業公園です。

これは、イベント会場の通路に置かれた粋な構図。
和傘と寄り添うようにおかれてあるのは、ブルーベリーでした(笑)
やっぱりか~と思われた方、そうなんです。そこんとこがミソなんですよね~。
こんな演出ができる方、良いですね。

品種?聞きたいですか?
残念ながらわかりません(笑)

公園の通路に植えられているものも、かなり魅力的。
次回は、フェィジア。

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