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異色のブルーベラーながおちゃんと大塚ナーセリーさん

前回の続き

ながおちゃんが大分に公演に来られてから、次の福岡のカルメンの公演の合間をぬってのオフ会の会場は、恐らくブロ友さんのご想像はドンピシャ!当たり。
どうしてBB友さんには私の行動が読めちゃうのですかねぇ・・?
不思議ですね。(爆)

やって来ましたのは、田主丸。むふふ・・。もうおわかりですね。BBの好きな方は別府の観光地を満喫した後でも、有名な観光地よりも行きたい場所があるんです。
九州のブルーベリーの聖地、田主丸。ホームページを持たないのに口コミだけでBB仲間には超有名。全国でもトップクラスのブルーベリー苗木を全国に排出されているブルーベリー苗木業者さんである大塚ナーセリーさんを訪問の旅・オフ会です。^ ^

田主丸のローソン久留米常持店で合流。

ちなみに、うちのブログの記事を読んで大塚さんを訪ねられたのはながおちゃんは全国で3人目です。
ありがたいことです。

ライターさんやながおちゃんをはじめ、たくさんの方が大塚さんの記事をリンクしてくださっているおかげですね。

ありがとうございます。

大塚さんがお迎えに来てくれるまでの間、みそのさんを始め、たくさんのブロ友さん達はいっぱいくしゃみをしていたことでしょう。(爆)

『そう言えば、最近みそのさん、どうしちゃったのでしょうね?』

『そうですよね。最近ちょっとやさぐれちゃってますよね。』

『そうそう、また旅に出ますって書かれてありましたしねぇ。』(爆)

『みそのさんの山の畑は去年被害に合ったところの近くって言ってましたね。』

などなど。。共通の話題が自然と出て来ます。
趣味が同じ人に前置きなんて必要ありません。

(みそのさん、びっくりこけたでしょう)

『いつか大関ナーセリーさんのところや福田さん(T&F)のところに行ってみたいです。』

きっと、ブルーベリーが大好きな皆さんなら、こんな風に憧れの聖地に行ってみたいけれどまだ行けていないところはたくさんあることでしょう。
大塚ナーセリーさんに来たいと思っていらっしゃる方も氷面下にもたくさんいらっしゃいます。
良い苗を自分で選べるわけですから、納得の購入でしょう。
大塚さんのところにお見えになる方は必ずしもうちにコメントされる方とは限りません。

大塚さんが見えるとローソンでコーヒーを買ってくれました。ながおちゃんもそうなんですけれど、殿方なのに、いつもこんな優しい気遣いをして下さいます。
大塚さん、いつもありがとうございます。

まず、大塚ナーセリーさんの第二農園へ。
ここまで来れば、まずどのブルーベラーさんも間違いなく目をキラキラと輝かせます。^ ^

もうすでに、大塚さんちの魅力にどっぷりのながおちゃん。

2015-春、オペラ歌手ながおちゃんと大塚さん (2)

あまりにも夢中になるとせっかくここに来たのに記念写真を忘れます。なので、ここでパチリ。
パックには不織布ポットで栽培されているブルーベリーの大苗。

たまに、このサイズでもご要望があれば販売それている様です。即農園を始められる方や追加される方には即戦力苗ですものね。

ながおちゃんを見ていると眺める、の域ではありません。しゃがむ、覗き込む、色んな姿勢を駆使してブルーベリーの世界に没頭しています。
これは全国のブルーベラー共通の特性ですね。
こう言うリアクション、久しぶりに見たので何だか新鮮!(^m^)

聞いたもの全て吸収しちゃいます。

2015-春、オペラ歌手ながおちゃんと大塚さん(3)

こんな様子を見るのってとても嬉しいものですねぇ。♪

心の声

"そうでしょ、そうでしょ?
私も一番最初にここを訪問させていただいた時、あまりに立派な苗木の数々に驚き、感動しましたもの。そして、どんなにマニアックな質問や会話をしてもそれ以上の豊富な知識を持って返してくれる、ブルーベラーにとってこんなありがたい存在はありません。そして興味を持っている苗木が山ほどあるものね。一日中でも漬かっていたい。"

この感動を今ながおちゃんも同じ様に味わって下さっている、それがひしひしと伝わってくると、"ああ、大塚さんちを案内させてもらって良かった~"って思えます。

それにしても、そんな感動をとても素直に表現できるながおちゃんの表現力も・・・、うん、やっぱり大物です。
ながおちゃんは地のままで十分人の心を動かすことができるお方です。第一、文章もそうですけれど、オーラに濁りがない。とても透明感のある綺麗なオーラです。
さすが歌手の卵さんを世にたくさん世に出されている異色のブルーベラー。うん、うん。(*^ ^*)

ながおちゃんが育てた歌手の方々なら、きっと表現力豊かな歌手や俳優さんや声優さんになれること、間違いなしですね。

ながおちゃん、もしかして大塚さんちに泊まっちゃうんじゃないの???と言うくらい話が弾み、次には第一農園にも連れて行っていただけました。熱心に大塚さんの話に聞き入るながおちゃん。

2015-春、オペラ歌手ながおちゃんと大塚さん (1)

特にブルーベラーさんにとって、一番知りたいのはやっぱり何といっても用土と剪定でしょう。

2015-春、オペラ歌手ながおちゃんと大塚さん(4)

きっと、ながおちゃんにとって大満足な日だったのではないでしょうか。

夕暮れ時、名残を惜しむながおちゃんを大塚さんと『筑紫草野駅』までお見送り。

面白いものです。ながおちゃんや大塚さんの写真を撮っていると、まるで映画のロケでもしている気分になりますわ。
二人ともとっても自然体で、私もかけがえのない時間を過ごさせていただきました。

この日は、大塚さんは挿し木の途中で作業が大忙しであるにも関わらず、対応していただきました。

おまけにお土産もいただいてしまいました。
ネイティブブルーベリー。

ネイティブブルーベリー


心躍る私。(みそのさん風に・・^m ^)

大塚さん、いつもいきなりなのに、ご親切に対応していただき、そしてたくさんのお話も聞かせていただいて、本当にありがとうございました。m(_ _)m

大塚さんには本当に感謝・感謝です。

その後、大塚さんからメールで『出会いは宝』と言う言葉をいただきました。

黒子に徹している大塚さんを私が無理やり世に出していることで、思い通りに作業が進まず・・なんて状況を作ってしまうことにちょこっと胸が痛むけれど、(ちょこっとだけなの?)
大塚さんの良苗たちのおかげで、元気になってくれるブルーベラー、たくさんいます。

大塚さん、これからもトップレベルの苗をこだわり続けて作って下さいね。

ながおちゃん、神奈川の遠いところからなのに大分の私にも声をかけて下さって本当にありがとうございました。
ながおちゃんのお人柄なら、きっと各県でオペラや合唱や指揮でお仕事に来たらオフ会しましょう!って言ってくださるに違いありません。

まずは、○○県に行きま~すって、発信されることです。
普通に友好的なブルーベラーさんならブルーベリー大好きなながおちゃんの為にご当地自慢のブルーベリー苗の品種をたくさん置いてあるHCや園芸店やナーセリーに連れて行ってくれることでしょう。
あとは、晴天になることをお祈りします。(笑)

ねっ、みそのさん、BB友の皆さん♪^ ^
皆さん、ながおちゃんを宜しくお願いしますよ~。
さぁ、次のバトンは誰でしょうね???(笑)
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西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第十一話 ブルーベリーワイン編(その2)

皆さんは美味しいブルーベリーワインを飲んだことがありますか?

私が初めていただいのは福岡は久留米の巨峰ワインさんのブルーベリーワインでした。
濃くて甘くてとっても美味しいので、今でも御遣い物に使っています。
2008年のワインコンクールで第1位を獲得したブルーベリーワインだけあって女性に大人気です。

でも、まだ製造工程は見たことがありませんでした。

今回、こちらの五ヶ瀬ワインナーセリーさんで実際にブルーベリーワインの製造工程が見られるとのことで、見学する機会がありました。

こちらは、冷凍保存をしたブルーベリーを2度まで冷蔵庫で半解凍し、1つ目のタンクに投入しているところ。

五ヶ瀬ワイン製造工程


ここの工程で2週間おき、しっかりと圧搾するのだそうです。
そうすることで綺麗なブルーベリーの色が出ます。

ちなみにワインがその品種ごとにそれに適した酵母がある様にブルーベリーワインを作るのにもそれに適した酵母があるそうです。

う~ん・・、お酒のことはさっぱりわかりませんでしたが、確かに味噌でも麦麹と米麹でも味の違う味噌ができてしまうから、そんな感じなのでしょうね。

『このブルーベリーの品種は何ですか?』誰からともなく、そんな質問が・・。

うふふ、皆考えていることは一緒ですね。私も同じ質問をしようとしていました。(笑)

『すみません、今担当者がここにいないで品種名はわかりませんが、この品種の糖度は17です。』と。

ちょっと材料のブルーベリーのお味見をさせていただきました。見たところ、ホームベルっぽい感じのラビットアイ系品種の様でしたが、中程度のサイズ。
甘くて酸味が少な目の品種でした。

五ヶ瀬のブルーベリー伯爵のところのワインナーセリーさんが作るワインでは、私的には『ナイアガラ』は絶品、風味良し・味良しのお勧めワインです。めっちゃ、甘くて美味しいのですが、相当効きます。(爆)
人気過ぎて、いつも売り切れなんです・・。

次回は11月なのだそうですが、どうなることやら・・・。

そう言えば、どこのナーセリーでもアルコールが飲めない方や子供さん様にサイダーが売っていますよね。
こちらにもありました。

『はちみつ五ヶ瀬ぶどう地サイダー』

五ヶ瀬サイダー

ちなみに姉がいつの間にか買って私達兄弟にお土産にくれたものです。
ちょこっとしたお土産にデザインがかわいいサイダーですね。

姉ちゃん、スマホの充電が切れた時に携帯とこれとありがとうございました。m(_ _)m

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第十話 ブルーベリーワイン編(その1)

研究会の親睦会では、佐藤ブルーベリー農園のご夫妻と席をご一緒させていただきました。
大分県からの6人です。

佐藤さん(ご主人)が
『わしゃ、ブルーベリーのワインを作るのが夢なんじゃ。』

そう、熱く語るところへ久留米は巨峰ワインの部長さんの焼山さんが来てくれ、

『うちに持ち込みしていただければ可能ですよ。』と。

何でも、ブルーベリーワイン(自家消費用)を作る為に必要な最低量は20キロだそうです。


15本(実質12~13本、うち2~3本は巨峰ワインさん保管)
価格2200円/本

70キロ以上で1600円/本

原料費ラベル代は別です。

ブルーベリーをたくさん育てていらっしゃる方のご参考まで・・。

もちろん自分で作ることは免許と税務署の許可がいるそうです。

(佐藤さんご夫妻より情報提供)

佐藤さん、ありがとうございました。m(_ _)m

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第九話 シャシャンボ編

連日にわたり、見に来て下さっている皆様、本当にありがとうございます。

研究会の続きです。シャシャンボにお詳しいのは発表された方達だけではありませんでした。

シャシャンボとはアジアなどに自生しているブルーベリーの野生種です。
ブルーベリーに品種がある様に花の付き方にも実の大きさにも断面した時のアントシアニンの量にも実の中身の色にも個体差が色々。 
実にはちゃんとブルーベリーの風味と甘酸っぱさがあるんですよ。

真っ白な可憐な花です。
良い香りがします。

20130629_シャシャンボの蕾 (13

結果枝の長いタイプもあります。

20130707_シャシャンボ (4)

葉っぱはブルーベリーの葉というよりも椿の葉っぱに似た感じです。

20130707_シャシャンボ (5)

ワイン工場見学前にお会いしたので名刺交換をさせていただきました。

王 亮生 様 (写真中央)

20130824_中国ブルーベリー研究会 6

何人かの方もお気づきと思いますが、王 と言う姓の方が2人いらっしゃると気付かずに前のパネラーとして発表された先生の写真が入れ替っておりましたこと、深くお詫び申し上げます。

悠ちゃん、教えていただいてありがとうございました。m(_ _)m

この方は北京の中国科学院植物研究所の常務副主任です。

ベリーの野生種にかなりお詳しい様子だったので

『シャシャンボは花にも酒石酸が含まれていて、花には毒性がなさそうですが、これは食べることができるのですか?中国では食用に何かに利用されていますでしょうか。』

と質問させていただきました。

あ、もちろん日本語で。この方も日本語がとてもお上手でした。(笑)
私は中国語はできません。

すると、

『中国では昔からシャシャンボは葉っぱも花も食材として使っています。』とのこと。

おお~っ、さすが医食同源の国。

何でも200~300年ほど前から葉っぱと花を一緒に使って料理に・・、と話されたと思うのですが、この辺の詳しいことはまた確認してから追記したいと思います。
次の案内場所への招集がかかってその後詳しいお話は聞けず・・、残念。

どんな風に作るのでしょう。興味津々です。

後で、通訳をされていた陶 婉悠さん(愛称 悠ちゃん)に伺ったところ、シャシャンボを料理に使うのは中国でもごく一部の地域で主に上海に近い地域とのこと。

國武先生がシャシャンボの接ぎ木は10年以上経ると面白いと言われていた通り、今回長崎の守山さんご夫妻の話でシャシャンボにブルーベリーのハイブッシュやラビットアイを接ぎ木して1本の木で何十キロも収獲できる話も聞けましたが、シャシャンボ自体の利用もあることを知り、中国のシャシャンボの効能などについてもさらに情報を集めたいものだと思いました。

今回の研究会では、『シャシャンボは日本のブルーベリーと言う認識』を見事に覆され、アジア特に中国ではかなり前から食用として使われて来ていたことを知り、シャシャンボに対する認識がまたひとつ塗り替えられた1日でした。

アジアの中の中国、アジアの中の日本・・。植物やシャシャンボやブルーベリーにはまるツボには国境はありませんね。(^m^)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第八話 ブルーベリーとの併用作物

話は元に戻りますが、最後に國武先生がまとめをされた時、ブルーベリーを栽培する場合は収獲の季節が限定されるので、他の作物との併用を勧められました。


その作物の一例としていくつが挙げらた中にフィンガーライムがあったので、質疑応答の際に手をあげて質問致しました。

『先生のところ(宮崎大学農学部)にある"フィンガーライム"のカラーバリエーションは何と何があるのでしょうか?』

『当大学にあるのは、赤・ピンク・グリーンの3色です。これらの色はカラーバリエーションと言うよりも、たくさんある実生の中色々あるカラーバリエーションの中からの抜粋です。』と。

私は研究会では、必ずと言って良いほど質問をします。

すると研究会のメンバーから後でそれに対する反応をいただきます。(笑)

今回も3人の方から

『Reveilleさんが質問されていたフィンガーライムって何ですか?』

『フィンガーライムって言うのは、指サイズの1袋のみのライムですよ。


普通のみかん類は断面を切ると複数の袋に仕分けされているでしょう?あの仕分けがないんです。

だから先端を切って絞るととてもお洒落なキャビアの様な果肉が出て、トッピングできるんですよ。

これにカラーバリエーションが色々あって面白いんです。

でも、九州では手に入るところが吉岡國光園さんしかなくて他に手に入るところがないか探していたんですよ。』



ここまで話すと、

会員さんのお一人は片手に携帯を持ち

『あ、もしもし。フィンガーライムって言うのがあるらしいんだけど・・・、うん、うん、あ、わかった』

と言って電話を切ると

『Reveilleさん、うち30本注文することにしましたから、入ったらそちらにも連絡します。』って。早っ!(爆)

いや~、西南暖地ブルーベリー研究会の皆さんは動きが早いとは思っておりましたが、これほどまでとは・・。

ちなみにこの反応の早かった方。

私がシャシャンボの接ぎ木で農地見学会に行きたいと思っていたうちのお一人で、長崎県松浦市の守山氏です。
こちらのシャシャンボの接ぎ木はもう十数年経っているのですが、毎年高接ぎし

ここの奥様の話では今年は1本の木からの収獲が一日では終わらないくらいの収獲量なのだそうで・・。

やはりシャシャンボの高接ぎは只者ではないようです。^ ^

これは是非見学に行かねば・・。

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第七話 ブルーベリーの現地視察

本当は、まだまだシリーズが続くのですが、どうしても書きたい記事があったので書きますね。

西南暖地ブルーベリー研究会の翌日のブルーベリーの視察ではあいにくの土砂降りの雨でした。傘をさしての見学です。

視察場所は甲斐ブルーベリー観光農園さん。

(080-6442-2240, 0967-85-0161)

私達が宿泊したのは五ヶ瀬ワインナーセリーのすぐ傍の民宿でしたが、五ヶ瀬は熊本の蘇陽町とは車で20分ほどのところです。
古くからのブルーベリーマニアの方は蘇陽町で一番古いこの園、と言うとピーンっ!と来る方、いらっしゃるはずですよね。
実は、私も蘇陽町と言うと行ってみたくて仕方のなかったブルーベリー農園さんがあったんですよね。

実は、BlueBerryHouseのsevenさんが初めて訪れたブルーベリー農園さんが蘇陽町。しかも日本ブルーベリー教会のシンポジウムの開催場所が第一回目が蘇陽町とあれば興味がわかないわけがありませんよね~。(笑)

この甲斐ブルーベリー農園にお勤めの佐藤さん曰く

『私は、ここの農園をお借りして摘み取りと直売をしているんです。ここの農園は一番古いと言われているんですよ。ここの園主さんはここから見えるあの家の』
方です。』と道路を挟んで反対側の家を指刺されました。

研究会のお仲間で、私が知りたかったことと同じ質問をする方がいらしたので、おお~っ、ここにもマニアが・・(^m^)と思わず笑ってしまいました。

ここの園では現在ティフブルーがメインで最盛期。採っても採っても採りきれないほどの収獲量。
やっぱりブルーベリーの標準品種は収量が半端ないですね。

ここの園で、中国の来賓の方々を驚かせたものが二つありました。

ひとつ目がここのブルーベリーの価格。キロ単価1500円。粒は中粒で1.5~2.5グラムサイズがほとんどでしたが、ハイブッシュ・ラビットアイなどの品種やサイズに関係なくこの価格とあって、何十キロもまとめ買いに来る方もいらっしやるのだとか・・。
ふたつ目がこのアミ。

網


ブルーベリーを栽培されている方はよくご存知だと思いますが、雨が降った時のブルーベリーの水切りに困ったことはありませんか?

普通のザルだと底に水分が残ってしまい、扇風機をがんがんかけてもなかなか乾かないんです。
でも、これは優れものですね。設置面が少ないので水切れも良いし扇風機の風ですぐ乾きます。

うわっ、いいな~。私もこれが欲しい!!!

・・・って、思ったのは私だけではありませんでした。
中国の方も他の方も口々に聞いておりました。

『これ、どこで買ったのですか?』

残念ながら、これを購入されたのは佐藤さんではなかったのでわかりませんでした。
いや~、ブルーベリーの好きな人は知りたがるツボがまるっきり同じなのが嬉しくて、心の中でニンマリ笑ってしまう視察となりました。

この園
残念ながら雨がひどくて園の様子は写真には撮れませんでした。

続きを読む

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第六話 講演会編その5 『中国におけるブルーベリーの栽培および 野生資源利用の現状』

中国・大連大学現在農業研究院

王 賀新 様 は

『中国におけるブルーベリーの栽培および 野生資源利用の現状』

について研究されています。

20130824_中国ブルーベリー研究会1


王 様 も日本語がとてもお上手でいらっしゃいます。

中国のブルーベリー2

中国における野生種は

クロマメの木、


シャシャンボ、

中国ブルーベリー研究会 5


ナツハゼ、コケモモ(クランベリー)、ツルコケモモ・・・などなど。

20130824_中国ブルーベリー研究会 3




コケモモの類いは湿原に自生しています。

特にクロマメの木の摘み取りは盛んです。他に料理に使ったりしているそうです。

中国での酸性土壌の分布です。

20130824_中国ブルーベリー研究会 4

黒っぽいところが酸性土壌なのだそうです。


講演会の後、ワイン工場でお会いしたので少しお話させていただいたのですが、その時に

『シャシャンボは花にも酒石酸が含まれていて、花には毒性がなさそうですが、中国では何かに利用されていますでしょうか。』
と質問させていただきました。

すると、意外な答えが・・

『中国では昔からシャシャンボは葉っぱも花も食材として使っています。』とのこと。

おお~っ、さすが医食同源の国。中国4000年の歴史ですね~。^ ^

時間がなくて詳しいレシピとか聞けなかったのですが、どんな風に作るのでしょう。興味津々です。

中国では、野生種の根には、ある内生菌が数種類いることがわかっており、それらを何かに利用できないか研究中なのだそうです。

野生種はそう言う意味でも興味深いものですね。

いつか、発表されたら是非見たいものです。

王 様 、興味深いお話をありがとうございました。m(_ _)m

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第五話 講演会編その4 『中国のブルーベリーの最新事情』

続いては

中国・経済林協会ブルーベリー専門委員会 和 愛軍 様 のお話です。

和 愛軍さん


とても流暢な日本語にも、その中国のブルーベリー事情にも驚きました。

スピーチや質疑応答から


中国にはこれまで日本の『日本ブルーベリー協会』に相当する様な中国全土をまとめる様な組織がなく、やっと1年前に発足したばかりだと言うこと。

もともと中国のブルーベリーは野生種のクロマメの木が主流だったそうです。
人口増加に伴い、乱伐となり、以降は苗木を植栽し現在ではスパルタンなどのハイブッシュ系のブルーベリーの栽培も盛んになりつつあります。

その食べ方は生食がほとんど。
中国はジャムはあまり食べる風習はないのだそうです。


中国でのブルーベリー栽培において一番困っていることは、品種も少なければ情報も少ないと言うこと。

近代の日本におけるブルーベリー生産量は約5000トン。
対する中国全土の総生産量は約15000トンと言われているそうです。

などなど、これまで知られていなかった中国のブルーベリーの最新情報がいっぱい。 ^ ^


これまでに色々な土地で栽培を試みて来たそうです。

土壌の改良をしないと苗の生育が悪い水田跡地など、まだ課題も残ってはおりますが、苗も相当数が植えられており、大粒・高品質の品種の栽培にも力を入れ始めています。

しかし、まだまだ自国消費の段階。


これを聞くとTPPの規制緩和で中国から安価な価格のブルーベリーが輸入される様になれば、日本のブルーベリー栽培農家さんの生活を脅かすのでは・・と心配される方が多いのではないかと思います。

ところが和様は逆だとおっしゃいます。

現在、中国の人口13億人のうちその1割の1億人(日本人全員分の人口相当)が富裕層です。


日本では平均的なブルーベリーの果実ならばおおよそキロ単価は2000~3000円くらいが相場で取引されていますが、


中国では富裕層でない層には日本よりかなり安価で販売されている一方で、大粒の良質のブルーベリーはキロ単価7000円程度で販売しており、15000トンの生産量では全く追いつかない状態なのだそうです。

え~・・っ、15000トンで少ないの???

それでは検証してみましょうか。


お金持ち 1億人x毎日50グラム(極大粒 5グラム果を10粒)x30日xブルーベリーのなる時期の約4ケ月=600000トン消費したとして

単純計算で生果だけでも必要数600000トン>現在生産量15000トンですから、

全く足りないものも頷けます。


残りの8ケ月は季節の異なるアメリカやニュージーランド、チリなどの海外から輸入したとしても残りの12億の人口のことを考えても全く足りないです。日本とは規模が違います・・。^ ^;

だからTPPの緩和に関係なく『極大粒で良質なブルーベリーであれば中国は日本からの輸入を待っています』、とのこと。

会員の皆さんから、ほ~・・っと、安堵のため息が漏れたは言うまでもありません。(笑)

ブルーベリーマニアの皆さんは中国のブルーベリー事情、どうお感じになりましたか?

テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第四話 講演会編その3 『自然の休憩所さんのうっかりウサギさん』

『自然の休憩所さん』のうっかりウサギさんと言えば可愛いイラストですよね。
^ ^

自然の休憩所さん画像2


今回実際にお会いしてスピーチやスライドを拝聴・拝見して、このうっかりウサギさんの持つ不思議な魅力、特に他に絶対まね出来ない独創性の宝庫の様なお料理のアイデアには度肝を抜かれました。(笑)
くるくるとよく動いてポンポンと言葉になりお料理になり・・。思わずうっかりウサギさんの魔法に魅せられるのですよね~。

全国からたくさんのリピーターさんが訪れるのがわかります。

写真はごく一部ですがうっかりウサギさんのお料理&食材

(スライドでご紹介いただいたものをベリー公さんより写真提供いただきました)

写真右は、カフェのランチ


自然の休憩所さん画像1


食材はベリー類、トマトに至るまで栽培されていますので、新鮮そのもの。


自然の休憩所さん画像4



色彩感覚が半端なく凄い!

盛りつけのセンスが凄い!

しかもサラダにブルーベリーのトッピングは当たり前!

もっと驚いたのは

ベリー公さんとうっかりウサギさんがてっきりご夫婦だと思っていたのに違っていたこと、もとい、お料理に関する常識とか一切関係なしにいかに綺麗に見せるか、その為の料理のノウハウと食材を一番おいしい状態でお客様に提供するか、そのこだわりが凄いことなんです。


ほんの一例なんですが、ブルーベリーのブルーム(表面の白い粉状のもの)の美しさは絶対に損なってはいけない、とか、ブルーベリーの焼き菓子を作る時には卵を入れると美しい色がでないからブルーベリーの周囲の生地だけは卵は使わず外周のみ普通の卵入りの生地にするとか、
などなど、そうか!って思わせる『なるほど~』がいっぱいです。^ ^

でもね、最初からうまく言っていたわけではありません、と語るうっかりウサギさん。

自然の休憩所 うっかりうさぎさん

"大都会ならともかく、田舎でケーキとお茶に1000円も出せるか!"と言うご意見からランチも始められたのだとか。
今ではベリー公さんとうっかりウサギさん会いたさに全国からカフェに食べに来られるそうです。

うっかりウサギさんの動画を追加しました。(2013/10/24)

西南暖地ブルーベリー研究会 自然の休憩所 うっかりウサギさん(2)の発表です。 テーマ: 夢見る力は生きる力


そうそう、ベリー公さんのところで書き忘れましたが、自然の休憩所さんで苗を購入された方で毎年鉢持参で剪定してもらいに来られる方もいらっしゃるそうです。

"ここで剪定してもらうと翌年どっさり実がなるんだ"そうですよ。^ ^

ベリー公さん、うっかりウサギさん、わたしもいつかカフェに行ってみたいものです。
カフェでのランチメニュー、きっと目に焼きつくのだろうなぁ・・凄っごく楽しみです。

追記(2013-08-29)

ここで読者の皆さんにベリー公さんから出血大サービス!?です。

宜しかったら使って下さい、とうっかりウサギさんの画像をいただきました。^ ^
と言うことで、皆さん、四国は香川県の自然の休憩所の1輪の麗しき花をとくとご覧くださいませ~。


うっかりウサギさん

皆さん、↓の写真を見てお気付きの方、いらっしゃいますか?

うっかりウサギさん2

ラズベリーは柄のところからカットしているでしょう?
これがうっかりウサギさんのこだわりなんですよ。

お客様にお出しする直前に柄やヘタの部分を外すのがうっかりウサギさんの"当たり前"なんですよ。
収獲する時から盛り付けに対する徹底的な美への追及がそこにあります。

女性ならではの感性ではないでしょうか。


ベリー公さん、うっかりウサギさん、最初から最後まで色々とお世話になりました。
ありがとうございました。m(_ _)m

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第三話 講演会編その2 『自然の休憩所のベリー公さん』

『自然の休憩所さん』と言えば、ベリー公さんとうっかりウサギさん、そして通販で専門の用土を頼みました、とか、スリット入りのポットを注文したことがあります!!!とおっしゃる方、多いのではないでしょうか。

『休憩所日記』
『うっかり日記』

の愛読者さんも多いことでしょう。^ ^

今回の『六次産業化』と言うテーマに対し、当日でのスピーチ以外にもベリー公さん的営利栽培理念に関するお考えは、コチラから。


いや~、ネットでポチってするのがとても怖い私が接木テープを購入したり、通販で愛知の弟がcocoroさんと一緒に四国の聖地に旅したこと、秋田の息子が苗木交換されたことなどで色々とお世話になっていましたのでとてもリアルに身近に感じておりましたが、実際にお会いしてもイメージそのまんまのベリー公さんでした。

(ご本人様ご了承いただいた画像です、今回初公開!? ^ ^  )

自然の休憩所さん20130824


一見口数が少なさそう、でも内面がとてもきちっとされていて芯があり、優しい感じです。
ベリー公さんのオーラは他人に見せる為のものでなく、自らあえて消していらっしゃる印象を受けるのですが、それが逆にベリー公さんの周りに人の居場所を作ってあげている感じがするのです。


自らを前面に出してアピールはせず、人の話に耳を傾け、他人を活かす、そんなお人柄に触れると"『優しさ』は他人と自分を守る最大の武器 "なのだなぁ・・、と感じます。



うっかりウサギさんの方は、絵から小柄・かわいい・おとなしい?方なのだろうかと思っておりました。実際にお会いしてみると容姿は超可愛い・心はきさく&飾らない・アクティブ・夢や発想でいつも頭がはちきれそうな言葉と技量とデザイン(創造)力、それらのギャップが人を魅了します。(笑)


『習うのは接客だけ。作り方はいっさい覚えなくて良い』と指示されたと言う記事の一節、それがベリー公さんの言葉の中でインパクトが強いのですが、実際にうっかりウサギさんにお会いすると、なるほどベリー公さんがそうおっしゃったのがとても納得いくのです。


・・・こんなことを書きながら、お二人からご自分達のことをどういう風に表現されるんだろうって、ドキドキされていたら気の毒。申し訳ないなぁ・・・。^ ^;

ちなみに『六次産業化』とは、生産の1次産業、加工の2次産業、販売の3次産業、この1+2+3=6次産業と呼ぶ説と、1x2x3=6次産業と呼ぶ説とある様ですね。
これをすることで、生産者への利益の確保を増やそうという趣旨のものだと思います。


特にカフェ経営、『自然の休憩所』さん達は、この生産・加工・販売を一貫してされている『六次産業化』の典型例なんですね。
ベリー公さんのスピーチの冒頭ではベリー公さんの理念そのもの。

(以下、ベリー公さんより画像をいただきました)

自然の休憩所さん画像2


『おじいちゃんが孫にブルーベリーの実を食べさせたら喜んだ。おじいちゃんはベリー公さんのところに苗木を買いに来た。この時おじいちゃんにとって一番ほしい物は苗木ではなくて"孫の喜ぶ顔"。私達がお売りするものはそれなんです。』でした。(聞き覚えなのでボケで多少表現が変わっています、すみません)

ベリー公さんちの元気なベリー達もスライドで紹介され

SH3L1781.jpg

質疑応答の場面では

どんな苦労があったかの質問に対し、率直にそのまんまを語るお二人に

中国のお客様たちから日本語で
『継続は力なり!』とあったかい大きな声援をいただき、自分のことでもないのに感動させていただきました。

ベリー公さんは人に感動を与え、周囲を引き込む、そんな魅力のある方の様です。^ ^

自然の休憩所さん画像5


名詞交換はしませんでしたが、応援いただいた中国のお客様、心温まるお言葉をありがとうございました。
m(_ _)m



西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第二話 講演会編その1

2013年8月24日に行われた西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013
会場には総人数114人の参加者。

研究会_五ヶ瀬_20130824


今年はブルーベリーのマニアや関係者なら恐らく知らない方はいないであろう、四国の自然の休憩所さんのお二人が来られることや、中国からのお客様(来賓)がいらっしゃることもあってたくさんの方が集まってくれました。

20130824_ブルーベリー研究会_中国来賓


西南暖地ブルーベリー研究会も国際的になって来ましたね。(笑)


今回、私が一番興味があった『シャシャンボとハイブッシュブルーベリー'スパルタン'との種間雑種育成』は講演会の中にはありませんでしたが、会場内で
これを宮崎大学農学部教授と共同研究されている宮崎大学院農学工学総合研究科の津田浩利氏より資料をいただきました。

JM-1(20130826)



興味がある方は、インターネットでJST資料複写からログインして取り寄せることもできますよ。



総会スタート

20130824_ブルーベリー研究会



司会・進行 

宮崎大学農学部 國武 久登教授


20130824_ブルーベリー研究会_國武教授

残念ながら死角に入って司会中の分を撮影できず、会が始まる前の写真で・・(^ ^;)すみません・・
ナイススマイル、ありがとうございます。^ ^

横のスタッフの方、および↓の写真は農学部の学生さん、大学院生さんの皆様です。
いつも準備・片付けなどお世話になり、ありがとうございます。
研究会がとても楽しいものになるのは、陰で支えて下さる方の上に成り立っています。ありがたいことです。(T T)

20130824_ブルーベリー研究会1


陶 婉悠さん(写真中央)
宮崎大学の大学院生さんで、かつ中国語-日本語の通訳を務めて下さいました。

20130824_ブルーベリー研究会2

平成25年度総会・現地検討会開催にあたって

西南暖地ブルーベリー研究会 会長 小松 春喜教授(東海大学農学部)のご挨拶


20130824_ブルーベリー研究会_小松教授


お二人の教授のスピーチがうまいので、今回一緒に来てくれた兄が二人の先生のファンになってしまいました。(笑)

この後、来賓挨拶

五ヶ瀬町副町長 原田 俊平 様

20130824_ブルーベリー研究会_五ヶ瀬副町長

五ヶ瀬の魅力と標高600mの涼しさを活かし、スポーツの合宿や大会などをはじめ、ベリー類を利用した六次産業化、ブルーベリーの葉っぱのお茶を利用した六次産業化などの行政に取り組んでいる等々と挨拶されました。

宮崎大学学長  菅沼 龍夫 様

おおっ、この方がポスターの時のお方ですね

20130824_ブルーベリー研究会 _学長さん

この後、五ヶ瀬ワイナリー 宮野 恵様から

五ヶ瀬ワイナリーによる地域活性化についてお話がありました。

20130825_ブルーベリー伯爵


ここで一緒に来ていた義姉と姉に思いも寄らぬ反応が・・(爆)

展望からの景色がイギリス風だと気に入った、うちの姉と義姉は
さっそくこの五ヶ瀬ワイナリーの宮野さんにも愛称を付けて二人で盛り上がっておりました。

う~ん・・、この発想は私では絶対に思い付かないんですけれど、マダム?達にとっては
にわかに付けた愛称が『ブルーベリー伯爵』なのだそうです。(笑)
かわいい~、なんて連発して大喜び。
う~む・・・、どうやら五ヶ瀬の『ブルーベリー男爵』は御婦人方にとっても人気があるのかも・・^ ^

次回は 講演会編その2『自然の休憩所さん』へ続く

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第一話 会場編

2013年8月24日午後1時より

『西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013』
が開催されました。

今回のテーマは

『ベリー類を利用した6次産業化』

開催地は熊本と大分と宮崎の県境にある宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町です。


今回の研究会のお話は、1話だけでは書き尽くせません。
と言うことで、ブログらしく小分けして書かせていただきますね。

今後の予定としては

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第一話 会場編 (8/25)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第二話 講演会編その1 (8/26)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第三話 講演会編その2 『自然の休憩所のベリー公さん』(8/27)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第四話 講演会編その3 『自然の休憩所さんのうっかりウサギさん』 (8/28)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第五話 講演会編その4 『中国のブルーベリーの最新事情』 (8/29)

西南暖地ブルーベリー研究会 in 五ヶ瀬 2013 第六話 講演会編その5 『中国のブルーベリーの野生種』(8/30)

まだまだ続く・・・

こんな感じ。^ ^

第一話は、会場編。


会場は五ヶ瀬ワイナリーレストラン 雲の上のぶどう でした。

天空のレストラン1



五ヶ瀬ワイナリーの敷地内にあるレストランはまさしく天空レストランです。


天空のレストラン2


レストランの外から見えるのは美しい展望。





雨降り前で少し曇りかけておりましたが、この景色を一緒に眺めていた姉が
『まるでイギリスの様だわ・・』とうっとりでした。

こちらの標高は、約600m。この日の気温は24~26度。連日36度超えの真夏日でヘトヘトだった体には嬉しい涼しさでした。

そして目にも体に美味しいお料理やワイン。

天空のレストラン4

まだ記事も書かないうちから懇親会の様子、お見せしてしまいますが、

五ヶ瀬らしく、山菜、鹿肉、イノシシを食材としたお料理の数々。
(写真提供 大塚ナーセリーさん)


天空のレストラン5

我が家の家族を虜にしたのはキンモクセイの様な華やかな香りの甘口ワイン、『ナイアガラ』でした。
美味しいものはお客様が一番知っている様ですね。
お土産に買おうと思ったら完売でした。(笑)

これから五ヶ瀬へお出かけ予定の方の為にマップを・・


大きな地図で見る


ナビ検索の方へは

お電話番号
0982-73-5477

五ヶ瀬の皆さん、大変お世話になりました。m(_ _)m
ワインやお料理、お御馳走になりました。(^人^)

それから、五ヶ瀬にお越しの際はトイレ休憩は計画的に・・、が良いと思います。
通るコースによっては一旦山道に入ると、山越えの途中にコンビニやトイレはあまりありませんのでご注意を。(笑)

五ヶ瀬に行って来ます

今日は西南暖地ブルーベリー研究会。
五ヶ瀬に行って来ます。
久し振りのメンバーや最近お知り合いに会えるのが楽しみです。(^-^)




もうすぐ高森を経由します。




午後1時から講演会予定です。




今日は兄弟、姉妹の四人旅です。
普段一緒に旅行することがないので楽しい道中になりそうです。

途中、雨が降り出しましたが、どうかゲリラ豪雨に合いません様に・・。

西南暖地ブルーベリー研究会に行こう!(その2)

ついに来ました!
國武先生からいただいた『西南暖地ブルーベリー研究会in五ヶ瀬』のポスターです。

西南暖地ブルーベリー研究会in五ヶ瀬

ん・・、学部長・・?
きっと西南暖地ブルーベリー研究会のポスターの為に学部長様に色んなお心遣いをいただいたのでしょうね。 お名前は存知あげませんが、宮崎大学の学部長様、ありがとうございます。m(_ _)m
来年もどうぞ宜しくお願いします♪ (^ ^)


ポスターにもありますが、

西南暖地ブルーベリー研究会の講演会・懇親会・現地視察があります。

日時:8月24日(土) 午後1時より~25日
場所:五ヶ瀬ナーセリー
   宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町桑野内4847-1
電話:0982-73-5477


参加費:2000円(講演会のみの場合)
懇親会費:4000円



この研究会の集まりは、ブルーベリーの先生も、プロもアマも、資材屋さんも苗木屋さんも私の様なマニアも、ブルーベリー大好きな人が大集合するところなんですよ~。
ブルーベリーのお知り合いを作りたい方、是非来て下さいね。

こちらはきっと涼しいに違いないです~!

私もこちらの会に入会してたくさんのブルーベリーのお友達ができました。(^ ^)v

入会・参加お問い合わせは宮崎大学農学部 國武先生 (0985-58-7166)まで。



全国のブルーベラーの皆さん、皆様の目から見て今回の企画はいかがでしょう。
べっぴん揃いの女子大生の皆さんのミスコンこそ決してありませんが、(残念!)




私的にはマニア的な視点から見ますと、今年の目玉は3つあります。(^ ^)v

まず1つ目は、前述しました宮崎大学の國武先生や共同スタッフの皆様が研究されている新品種。

『シャシャンボとハイブッシュブルーベリーのスパルタンとの種間雑種』

これが何らかの形で紹介されるのではないか、と言うこと。
もしかして講演会会場に展示されていたりして・・^m^

・・・ちょこっと、マニアの為のお勉強タイム...............................................

種間雑種を作る為にはコルヒチン処理をするわけですが、興味のある方はBerryさんのこのピンポイントへどうぞ。^ ^

......................................................................................................


二つ目が『自然の休憩所』のベリー公さんがお見えになること。

そう、Berry公さんにお会いすると言えば、何といってもこの記事ですよね~。
きっと全国のブルーベラーの皆さんが注目されたはず。^m^(笑)
ねっ、kurobonさん、cocoroさん! (^ ^)/

愛知県から四国まで運転してさらにもう一人の師匠のところへ寄り道して日帰りしたと言う超ハードスケジュール・・、ブルーベラーの皆さんの心の伝説になりましたよね。(笑)


そして三つ目が、うちのブログにご訪問下さる皆様の興味関心どころのひとつではなかろうかと思われる
**『6次産業』についても内容的に盛り込まれているだろう、と言うこと。


この五ヶ瀬町はとにかく高齢者が多い・・。でも、この笑顔は良いでしょう?
町や町のリーダーが元気だと、ちょっとだけ昔の若者達の笑顔は素晴らしい!(笑)

20130706_五ヶ瀬町

五ヶ瀬町の町長さんは高齢化した町を活性化するすべを全国に発信していらっしゃる方の様です。色んな市町村からも市や町の職員さんさんや町おこしに携わる方、議員さんなども視察に来られます。

うちだりささんブログより。


うちの旦那様曰く、ここは全国から視察の方が訪れるのだと。(笑)


五ヶ瀬町は、九州の中では珍しくスキー場のある地域なんですよ。^ ^

今回の西南暖地ブルーベリー研究会の開催地となった五ヶ瀬町は大分と熊本と宮崎県の県境で、九州のど真ん中にあります。

・・って、こんな時ブログに地図を貼り付けられると、きっとわかりやすいんでしょうね。

では、夏休みを利用して車でご訪問、またはこちらの研究会に来て下さる方の為に地図をご用意。

と言うことで、***地図の貼り付け、初チャレンジ~。^ ^



大きな地図で見る


全国のブルーベラーの皆さん、西南暖地ブルーベリー研究会に遊びに来て下さいね~。(^ ^)/
もしも大分から行きたい方がいらしたら、相乗りまたは人数が多ければマイクロバスのレンタル等も考えております。コメントからでもメールフォームからでもご相談下さいね。

県外からお見えの方、私の方で解決できない場合は他の会員さんに相談して、できるだけスムーズに到着できる様に考えたいと思います。

宿泊は、参加したい方には
シングル 7200円
2~3名  6500円
民宿   4500円
がありますので、参加&宿泊ご希望の方はご利用できます。

最後にもう一度。(笑)

参加お申込みは國武先生の連絡先へどうぞ。宿泊希望の方は合わせてご連絡下さい。

宮崎大学農学部 國武先生 (0985-58-7166)


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**六次産業とは、農家さんが、一次産業と呼ばれる農畜産物、水産物を生産するだけでなく、食品加工の第二次産業と、流通、販売の第三次産業までを農業者が主体的かつ総合的に関わることで、加工賃や流通マージンなどの今まで第二次・第三次産業の事業者が得ていた付加価値を、農業者自身が得ることで農業を活性化させようというものです。

続きを読む

西南暖地ブルーベリー研究会に行こう!

今年の西南暖地ブルーベリー研究会の開催地が決まりました。宮崎県の五ヶ瀬町です。

九州、四国、あるいは遠方の方で、ブルーベリー栽培に興味があって、栽培の仕方を習いたいとか、知り合いが欲しいとか、栽培のお仲間や情報が欲しい言う方、8月24、25日の二日間、宮崎県の五ヶ瀬町でお会いしましょう。

日時以外の詳細はハガキが到着し次第、追記します。
特に九州の方でいつもブログを読んで下さっている方、主催はラズベリーの著書も書かれている宮崎大学農学部 國武 久登教授です。

当日は講演会、親睦会。
翌日は現地視察です。


Reveilleビジョンからの今年の目玉は何と言ってもコレ!

今年のブルーベリー通信の表紙を飾ったブルーベリーは宮崎大学の國武先生や共同研究者の皆様で研究中の品種です。

『シャシャンボとハイブッシュ系のスパルタンの種間雑種』

何が凄いって、この断面を見れば一目瞭然。

20130627_014051.jpg


マニアの間では既に興味津々のまなこで、経過を見守っていらっしゃる方もいるほど。(笑)

私も一日も早くこの苗が市場に出回るのを待っているんです。
いつ、どこで発売されるの???

いつもビルベリーなどの野生種と比較され、アントシアニンが少ないと言われ続けていたブルーベリー。
もうそんなことは言わせません!と言わんばかりの、存在感ですね。^ ^

柄が長くって、摘み取りにも良さそうじゃないですか♪

20130702_220857.jpg


あと、問題は味と花。その他どんな特性があるのか。

この辺は研究会の講演会で勉強させていただきます!

とにかく、今からテンションが上がります。(笑)
しばらくブルーベリー通信を読みふけるとします。



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