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連休過ぎのリベイル農園のブルーベリー

いつもうちのブルーベリーの生果を販売してくれている京が丘のおやさい広場から

「5人のお客様から、今年はリベイルさんちの生のブルーベリーはいつからですか?」
って、問い合わせがあったんですけど、いつ頃から出せそうですか?、と。

前々回のブログで野イチゴの収穫期が10日~二週間 遅れている、と書きましたが、山の畑のブルーベリーも同様なんです。

夜がまだ寒いせいか膨らみはついてきたものの、色付いてきたものがまだ1本もありません。

「今の感じだと6月下旬~7月上旬、あたりになりそうです。」


これはニューハノーバー。
オニールと同時期に色付き始めてもおかしくないのに、まだまだ気配すらありません。

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摘み取り体験や通販、直売所での販売を楽しみにしていて下さる皆様、もう少しお待ち下さいね。
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農園の今やっていること 2023年の3月中旬

皆様、いかがお過ごしですか?
もう果樹の受粉作業など始まった地域の方もいらっしゃることでしょうか。

大分では、暖かい日が続いたりでブルーベリーの蕾が
膨らみ、極早生では三分咲きと言ったところでしょうか。

でも、寒暖の差は激しく朝晩が7度以下になる日もあるのもで、開花は思いの外進んでいません。
このまま行けば、結局例年通りだった…、なんてなりそうな予感がします。(笑)
ま、それの方が受粉をマルハナバチさん達にお任せできるので、楽なんですよね。

さて、そんな3月中旬、農園では樹皮チップのマルチング作業に入りました。
これは先週竹田の伊藤製材所様に頂いたものです。

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これを暇を見てブルーベリーの根本にかけてあげる作業が残っています。
今年は娘が大活躍で、畑の半分は娘がマルチングしてくれました。
その邪魔にならない所で私はひたすら草刈り作業です。

そしてもう一つは、栽培用の温熱マットとデスク用LEDを使って挿し木の成長促進実験。
本当にわざわざ赤外線とか紫外線ランプとかでないと育たないのか、普通のLEDでも結構発育が良いのかなぁ…、と。

めちゃめちゃ部屋が寒い時は、一日一分程度家庭用電気ストーブで赤外線も当ててあげました。
で、この成長。
後で日時を書き込みますが、
一日目。

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照明が近い方が発芽しやすかったので、少し発芽の遅い方に照明をずらして照射したら、まんべんなく発芽しました。

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現在一本だけ葉芽が腐って枯れたのがあったので抜きました。
現在まだ根は生えていませんが、立派なカルスが出来つつあります。

ブルーベリー畑でこれからの狙いは…

リベイル農園ではお陰様で昨年の生果は毎回完売で、もっと増やしたいけれど、自分の体力や夏場の42 ℃の炎天下での収穫作業時のやる気を考えるとこれ以上作付け面積は増やせません。でも収量は増やしたい…。

うちの園はほとんどの苗が10年生以上です。主軸の更新も都度やっておりますが、やはり花は付けども10年経って、平均結果率の悪い品種はあります。
本格的にされている方はリストラして良い品種だけに…、と言う考え方もあります。
けれどどれにも愛着があり、非情にはなれず、リストラもできません。古くからある品種もいっぱいあるからこそ、淘汰するには忍びなく…の状態。
中にはおおつぶ星みたいに10年くらい経って急に実を付けてくるものあり、ナイトジェムの様に若い頃は大した収量ではないものの、年数と共に美味しくて、年々収量が増えるものあり、若い頃にはそれなりになっていたのに最近急に実の付きが悪いなど…色々です。
それなら、と
特に実の付きが減った品種は抜かずに
早生品種なら晩生品種を、
晩生種なら中手や早生品種を
接ぎ木し、一本の木で収量の極端に少ないものを補うべく作業を進めています。

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一昨年くらいから接ぎ木から出た花芽が結実し、少しづつならなかった木に実がなり効果が出始めて来ました。
特にハイブッシュのパイオニアはアーリーブルーや他のハイブッシュ系と相性が良いのか付きやすい。かと思えばほとんど接ぎ木側が枯れてしまって拒絶されるパターンもあって同じ系統同士でも相性の良し悪しがある様です。

そんな風で、ブルーベリー畑でのこれからの狙いは、同じ作付け面積で同じ本数で一本の木の平均収量の底上げをする、それが私の様な非力な人間にできる精一杯ですわ。

リベイル農園のブルーベリーの花芽の様子

細かい剪定は3月までの暖かい日に行うとして、大きな軸や日差しを遮る枝を抜いて施肥も終わると、まだ数個しか無かった花芽の数が一気に増え始めます。

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今年は1月の段階にしては花芽の付き方がまずまずです。

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うちの園のブルーベリーの花芽は一番先端から順に付いていくものが比較的多いです。

ラビットアイの晩生種の中には4月に入ってから一気に花芽が10個近く揃うものなど、色々。

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収穫の時は時間に追われて写真を撮ったりゆっくり観察が出来なかったりするせいか、ブルーベリー好きにはこの花芽に癒やされて、萌〜、となるのです。(ほとんど病気…?)

1月のリベイル農園の様子

大分は暖地と言っても、我が園の水たまりには氷が張るくらいには寒いです。
でもブルーベリー達を植えている園の中でも風当たりが少ない暖かい場所は存在するらしく真冬だとは思えないくらい葉っぱを残して冬でも光合成をする木もあります。

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普通に寒さに当たっているブルーベリーの大半は既に落葉済で、すやすやとお休み中…。

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この時期〜春にかけて、まるで台風か?と言うような強風が続きます。
もともと台風の被害をまともに受けない為の防風林達。
ブルーベリーのネットの上に枯れ葉をボトボト撒き散らしてくれる季節となります。

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もちろん地に堆積してくれればマルチになるので嬉しいのですが、こうやってネットに積もると結構な重さになり、雨が降ればその重さで支柱が壊れます。(苦笑)
雪も怖いけど、ネットに堆積した落ち葉も濡れると私の首元くらいまで下がって来ます。

12月に大きな剪定が済んでから、3月の終わりの花芽が揃ってから摘花目的の剪定までの合間は、ネットに溜まった杉や檜の葉っぱを棒でネットを突き上げながら外に落とす作業があります。(冬にネットを外す農家さんも多いと思いますが、うちは数年前からこのスタイルです。)
どうして一年中ネットをしているかは色々理由はあります、
うちの園の場合は害獣、害虫から守って、花芽を守るのが一番です。
ここ、鹿や野うさぎが来て自分の好きな品種の美味しい部分しか齧って食べないグルメが多い…。

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パラっと落ちてるだけのところも払い出すと天井が明るくなりますねぇ。

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これでブルーベリーさん達の光合成の妨害が少し減ることでしょう。

一回目の草刈りとネットめくり

3月の連休初日は狐の嫁入り?晴れてるのに雨が降ったり止んだり。それを写真に取ろうと思っても難しいものですね。(^_^;)

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開花と共に草花も成長します…。
当然草も伸びるのが早いですね〜。
雪国の方がまだ雪の対応の追われていらっしゃる昨今ですが、リベイル農園では、早くも一回目の草刈りをしました。
カラスノエンドウとかは長いものでもう50〜60cmくらいあるんです。
それとこの時期の草はひょろっとして柔らかすぎてたり、地面にベタ〜と貼り付いてたりで、スパっと切れないのが歯がゆいです…。

私が草刈りがバッテリー切れでそろそろ切り上げようかな、と思っていたら、うちの旦那様が畑に手伝いに来てくれて、ネットの補修をやり始めてくれました。(高校野球かぁ…。)

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ネットはいつでも蜂たちが受粉できる様に旦那様が開けてくれています。

2月のブルーベリーの施肥とクリスマスローズ

三連休の内2日はブルーベリーのお世話あっと言う間に終わってしまいました…。
一日目の金曜日は前回頂いて来た樹皮チップの残りを撒き終わりました。
手伝うと言ってくれていた旦那様はゴルフに誘われてさっさと出かけ、この日は一人での作業です。
樹皮のチップを撒きながら、ブルーベリーの茎にカイガラムシや毛虫の卵などが付いていないかチェックし、見つけ次第処分します。

発酵油粕と牛ふん堆肥を少量混ぜたものをあげた後、液肥と木酢液を500倍程度に希釈したものを全苗にあげました。
いつもなら、これに魚粉、骨粉を混ぜるのですが、この日はコメリになかったので後日Dr.菌根や硫黄華など、と共に追加します。

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キャップをする時に木酢液が手に付いてしまって、洗っても洗っても臭いが落ちない〜(^_^;)
ふと見ると農園の入口に植えてあるクリスマスローズが開花しているものがありました。
ブルーベリーの施肥をする時は同じ肥料をクリスマスローズにもあげているので、年々花数が増えて来ました。
クリスマスローズを見ると下から見上げて空と一緒に撮りたくなりますねぇ。
今回はピンぼけしちゃったので他のを…。

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種から育てたクリスマスローズ。
これからグリーンやアイボリー、ピンクなど開花が続きますので、それも楽しみです。

兄からの贈り物とブルーベリー畑の様子

リベイル農園では、まだまだブルーベリーの剪定が続きます。が、小型チェーンソーのお陰でお椀型に仕立てる為の軸の中抜きがめちゃくちゃ早く終わりました。落葉するまで日当たりも風通しも良くなったところで後はラビットアイの極晩生種に花芽が付くのを待ちます。
そんな11月中旬に兄から嬉しい贈り物。
兄が育てたレタス、

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兄が作った干し柿。美味しくてつい食べ過ぎちゃいます。(笑)私好みの干し具合で、まだ白い粉が吹いていない程度。この絶妙な具合がたまらず美味しいです!

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巨大海老芋。筍芋ではありません。兄のところは生ゴミで堆肥を作ったものと米用の肥料をあげるからこんなに巨大化するのだそうです。

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で、早速炊いてみると、この大きさからは想像できないくらい美味しかったです。
ホクホクとねっとりの合わせた様な食感。たまりません。

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お兄ちゃん、いつもありがとう〜。次に送ってもらったニナはご想像通り、写真は撮り忘れましたが、2日で完食致しました。どれも美味しくいただきました。感謝、感謝です!

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さて、ブルーベリー畑では、11月中旬だと言うのに少しばかりのブルーベリーの実がまだ付いています。うちの農園で最も遅くまでなるのはラビットアイ系のパウダーブルーとヤドキンですが、パウダーブルーはさすがに11月上旬でほば終わりました。今残っているのは、ヤドキンです。
これは私の作業中のオヤツです。ふふふ、こんな時期に国産無農薬ブルーベリーの木になっている生ブルーベリーを食べられるなんて、奇跡に近いんですよ。
だって、普通なら8月下旬に収穫が終わるブルーベリー農園がほとんどですから。

これは11月21日、車を寄せて撮影。目視では月が凄く大きく見えるのに、写真に撮ると小さく見えます。

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ブルーベリーの本格的な剪定を始めました。

リベイル農園では、剪定と言うより、伐採に近い感じの剪定が続いています。
11月に入ってから一日に数本ペースでノコギリを使った剪定をやっていました。
先週のブルーベリーの苗の植え付けで、一時休戦でしたが、13日の土曜日は4時間かけて15本の剪定をし、軽トラに山積みになった剪定枝を旦那様と二人で一時間かけてガーデンシュレッダーにかけて山の畑に入る所の通路で、私が車でぬかるみにハマりやすい場所に撒いています。
本当は園内に敷くと良いのかも知れませんが、まずはここから。

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一日に数本しか剪定できなかったのはノコギリを使うだけで疲れていたから。今は4時間で15本、しかも3センチを超える太い枝が主でもそれだけの仕事ができる様になったのは充電式小型チェーンソーのお陰です。

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少子高齢化が進む世の中では、女性や高齢者でも使える工具が増えることは、農業の存続には必須だなぁ…、感じる今日この頃です。

ブルーベリーのお世話に、できるだけ体に負担が少なくて済むように、と集めている電動工具の中でこの小型チェーンソーとガーデンシュレッダーは私の5倍以上の仕事を短時間にしてくれる、ありがたい存在です。

土曜日に予定より剪定作業が捗ったので、日曜日は娘と近場にドライブすることにしました。
これも機械のお陰です。

ブルーベリー苗の植え付けとかんたん液肥希釈キット

先週の土、日曜日の過去記事になりますが、大関ナーセリーさんからお取り寄せしたパテント苗達を植え付けしました。

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久しぶりにスコップでの穴掘りは一日目は7個が限界。二日目は3個掘って、後は旦那様が応援してくれ、無事に12本の苗木の植え付けが終わりました。
ユーリカ、OPI、トワイライト、ケストラル、ドレイパー、クレイワーがうちの園に仲間入りしました。(昔は苗が特徴的な品種でわかりやすかったけれど、最近の品種はOPIとクレイワーを除いた品種はどれも葉っぱの特徴が似た感じで見分けにくくなりましたねぇ。)

写真を撮影したのが夕方で薄暗かったのでピンボケですみません…。

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これはアマゾンで購入したうちの農園での便利グッズのひとつです。

タカギ(takagi) かんたん液肥希釈キット(SK) 希釈用空ボトル付 ハイポネックスジャパン コラボ商品 モノトーンおしゃれ GHZ101SK です。

自動で液肥を希釈しながら潅水できるんですよ。ホースと継手を買い足して使いました。

夏に42度を超えるこの農園では、液肥に木酢液を混ぜたものを潅水するのは夏の夜の高温障害によるブルーベリーの夏バテ防止に必須なんですが、以前は50リッターのバケツに水と液肥と木酢液を混ぜて、バケツで一本一本に分けて運んでおりました。
水道があるだけマシな畑ですが、これは時間がかかるし、かなりの重労働でした。

でも、この機器を購入してからは全部の苗に液肥入りの潅水をするのに2時間かからずに済むようになりました。

畑での滞在時間が少なくても収穫と液肥の潅水が同時にできるし、何より、とっても楽ちんです。

予算的な理由や管理上の理由などで園内全体の自動潅水にできない畑には、これはオススメです。

液肥をやらずに水だけ出せる切り替えスイッチがあるのもポイントが高いです。

ワンタッチで取り外せるから、たまに自宅の庭でも使っています。\(^o^)/

生まれて初めての国産レモン販売

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私が兄の家からの帰りに実姉の家に寄る予定だったのは、姉が庭で育てているレモンをもらって、余剰分を売って欲しいと依頼を受けていたからでした。

そう、生まれて初めてレモンを売るのです。

私はブルーベリー生果かジャムしか販売したことがありません。なので、売るに当たって、どこの直売所なら売れて、どこは売れないかを全く知らないので、下手に振り分けして売れなくて廃棄となったら責任重大です。
例え、売れても安すぎると売り手は納得しないでしょうから、できるだけ相場ギリギリで、かつ、お客様が買いやすい値段の付け方で捌け方が違ってくるはず、と言うことはわかっていましたが、具体的にどうすればいいか、やってみなければわかりません。

リベイル農園は現在4つの直売所にブルーベリーを卸しています。
川の駅 へつぎ店
川の駅 松岡店
川の駅 宗麟大橋店
やおやさん広場(京ヶ丘店)
残りは摘み取り体験とLINEを通じて馴染みのお客様のみへの通販です。

レモンって若い層のお客様の方が買われるかな…。

遭難した翌週、姉へは取りに行けなかったレモンを発送してもらうことに。

流石に事故?の翌週は遠出が怖くなりますからね。そんな時は大人しくしておくに限ります。(笑)

途中経過…川の駅 松岡店 試しに10個 出品 7個の売れて終わり。→来年は出しても5個までかな。

川の駅 宗麟大橋店…大10個、小10個出して様子見、小出ししながら様子見て、2回追加注文がありました。
ここは需要が多かったです。
一体、どんな方が購入されているのか謎です。
「国産レモン入荷しました」
籐で編んだ籠に麻袋を敷き、お洒落に演出してくれていたのが好印象の直売所です。

やおやさん広場(京ヶ丘店)…最初に30個置かせてもらいました。その後一回追加注文がありました。
ここは1キロ単位で購入して下さる業者さんがお客様にいらっしゃるそうで、出品しても安心感があります。

こんな風に姉から預かった大切な国産レモンは無事に売り尽くせて任務成功?!

姉からは「送料の方が高くつかない?」って言われましたが、いえいえ、ガソリン代と高速代より発送の方が安いのです。
私の手数料はレモン10個。お世話になっている方へのお礼には十分だし、何よりレモンの利用方法のレシピを試すのにも助かりました。

姉のところは1本の木で20キロ以上なる様なので、来年の予約も頂き、今回のミッションは姉への収益金渡しで終了予定です。

ちなみに大分では国産レモンの相場はだいたい大で160g程度が税抜き価格100円程度。でも艶がなくて古いものが多い。
直売所で艶のあるグリーンのレモンは店内に入っただけでレモンの香りがした時は売れそうな予感がしました。

国産レモンは外国産に比べて果汁に含まれるビタミンCの割合が多いのと、皮の表面に強い農薬は使わないから安心安全。
還元型ビタミンCであるレモンは冷やしても加熱してもビタミンCが壊れにくく、美白効果があります。

ちなみに私が一番好きなレモンの利用方法は、果汁を絞って冷凍して年間を通して使います。日焼けした夜、寝る前に大さじ一杯のレモン汁を水で薄めてレモン水(無糖)で飲むのです。翌日手の甲を見たとき、美白効果を実感しますよ〜。

レモンは早生みかんの頃が旬(品種にもよるかもしれませんが)です。一年を通して安全安心新鮮なものはこの頃しか手に入りませんから、皆さんも是非レモン果汁の冷凍でいつでもレモンの良さを実感してみませんか?






今年のブルーベリーの摘み取り体験は終了しました。

大変ご無沙汰しております。
皆様、お変わりございませんか?
ずっとブログを放置しておりましたが、たまに更新しないとコロナで…?とご心配下さるブロ友さんがいらっしゃると聞き、久しぶりの更新です。

今年のブルーベリー栽培は大雨と日照不足に泣かされ、生産計画ボロボロな夏でしたねぇ。
最後の方はカメムシの被害に泣かされました。

今年は地元大分の方のみの摘み取り体験の受け入れをしました。当時はこんな感じのたわわになった実を楽しんで頂きました。
これまで来ていただいておりました方々は子供さんの成長と共に部活や遠征などで段々来れなくなる上に、コロナの関係で、今までメインだった県外からのお客様は当然ゼロ。
数年後には、そんなこともあったね、って笑える時が来るでしょうか。私も8月にコロナのワクチン接種をし、4月に3回目を打つ予定です。
皆さんはもう終わりましたか?


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(↑あ、葉っぱの色、悪いでしょう。この後、硫黄華や微量要素などを施肥と共に追加し、改善しました。)

その代わり、通販で130〜140g入りを3パックx4箱の希望者が増えました。
また、今年は京が丘の直売所でジャムと生果の依頼が途絶えず、本当にありがたいことです。

そんな農園のブルーベリーも残り少なくなり、昨日で生果は予約分は最後の出荷となりました。
うちのブルーベリー農園の特徴は、ラビットアイ系の最晩生種を10月上旬まで収穫できることです。

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これは2021年10月2日撮影。

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ところが、今年雨避け栽培を始めたことで、メリットとデメリットがあることがわかりました。

雨避けは梅雨時期には、本当にありがたい存在となりました。
今年は6月上旬は雨が少なくて、雨避けなしでも大玉品種が良い状態で採れました。その後梅雨明け宣言してからがジトジト雨が続き、日照時間が短くて糖度が上がらないし、雨避けが間に合わなかった列は裂果が酷かったです。

雨避けの効果があったハイブッシュ系の列は、樹高もそれほだでもないせいか、裂果の無い良い実が採れて良かったのですが、今度梅雨が明けて晴れ続きになった途端に水切れサイン。適度に雨は降っていたけれど、雨避けが原因で水が不足する結果に。結局定期的に水やりが必要になりました。


樹高の高いラビットアイ系の方は葉が茂っているので、雨避けで通気性が悪くなったのと、カイガラムシやカメムシやマイマイガなどの害虫の影響をモロに受けました。

そうそう、途中うどんこ病がでましたが、ブロ友さんのサイトで紹介されていた甲殻類の殻を酢で炊いて煮出したエキスを薄めて散布しましたら、効果バツグン。
今年は新しく雨避けをしたことで、来年の課題も新たに増えました。
対策?もちろん施肥に少しの有機石灰を混ぜることです。
以前はそうしていたので、石灰硫黄合剤を冬に散布するのと、硫黄華だけでうどんこ病は抑えられていたんです。
ところが今年は施肥の内容に有機石灰を混ぜてなかったのを思い出しました。

それに忘れもしません。気温が高くて雨がタップリだと当然草の成長も早いです。

草刈りも普段の倍。平日は本職。土日は畑の管理でヘロヘロなブルーベリーの夏でした。

今年は、大雨+雨避けの恩恵を受けている状態で、最も美味しかったブルーベリーのハイブッシュやサザンハイブッシュの品種は、ニューハノーバー、シャープブルー、アーリーブルー、リベイル。
他は大雨で、なかなか甘みが乗るのに時間がかかりました。

ラビットアイでは早生から中生ではタイタン、オクラッカニー、フェスティバル、レッドパール。
晩生は残念ながら大雨の影響をモロに受けてほとんどジャム行。

晩生〜極晩生ではミノウブルー、ミノウエレガントがようやく甘くなり始めたのは9月に入ってから。最後まで美味しかったのは、ヤドキンとパウダーブルーとフクベリー。

例年、気候が次々と変わるし、年によって美味しい品種も変わるから、やっぱり品種はたくさんあった方が、どれか美味しい品種はあるものです。

そして、新しいことを始めると新しい課題が出てくる。それもまた楽し。趣味栽培の醍醐味かな。

それにしてもたった4ヶ月で、雨避けが藻で汚れています。
ハウスの皆さんはビニールの汚れをどんな方法で綺麗にしているのでしょうか…。
毎年交換するにはコストがかかるし、農園維持には資材費は本当にかかりますねぇ。

ブルーベリーの雨避け、ビニール張りをしました

平日は田舎の仕事とゴルフに忙しい旦那様に田植えが近くなったのと、早い梅雨入りで、雨続きの為に作業が進まないことで、ようやく旦那様がビニール張りに取り掛かってくれました。
平日に4箱分の雨避けハウスにビニールが張られ、私が仕事から帰って駆け付けたのが3時頃。それから一緒に作業をしました。

ビニールハウスは意外と力仕事が多いですが、特に手の力が必要なのが、パッカーとかビニール押さえとか呼ばれているこのパーツです。

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この雨避けハウスのパッカーは強風でも吹き飛ばない様にめちゃくちゃ強いので、パイプに入れるのも大変だけど、私などは外すこともままなりません。また、何かお道具を検索しなくては…。

これを取り付けた後、紐でビニールを押さえて固定します。

今日まてで6箱分完成しました。残りは13箱。
まだ全然足りないけれど、今年はあと12箱追加して終わりです。
これから破れたネットの交換、施肥、収穫後の業務用冷凍庫などなど…、まだまだ資材費、かかりますねぇ。

これで、当面早生品種の半分はハウス内で摘み取りできそうです。
こんな簡易的な雨避けではありますが、横幅は2mある25Aタイプなのでハイブッシュ系は上にゆとりがありますが、ラビットアイ系は木が天井が満員状態です。

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とは言え、今年初めてビニールハウス作りに夫婦でチャレンジして形になったので、やっぱり嬉しいです。思わず自分でニヤニヤして小躍りしちゃいましたわ。

明日は旦那様が地区の仕事で午前中できないので、午前中私が園内の草刈りをしておきます。
旦那様は午後からブルーベリー畑に参戦。
来週からまた雨、雨、雨の予報。
草刈りが終わったら、早めにネットを降ろさないと、早くも色付きかけてきた品種も。

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今年も忙しい収穫の季節が近付いて来ました。

今年はブルーベリーに雨避けハウス

雨避けハウスをコメリの通販で自宅近くの店舗受け取りすると、送料がかからず安く購入できます。

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今年は念願の雨避けを設置中です。
業者さんに頼みたかったのですが、ネットで探したりホウネンとかコメリとかに尋ねてもわかりませんでした。
仕方なく自作です。
今回購入したのはワイドタイプで、トマトの雨避けより幅広です。

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そして、これもネット購入。力が無い人でも支柱を深く差し込めるアイテムです。もちろん抜くもの簡単です。

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こんな感じで差し込む時には踏み棒を下側にし、ギザギザ付きの部分を支柱に引っ掛けて踏み込む仕掛けになっています。
(抜く時は踏み棒を上下逆にして引っ張ると簡単に抜けます)

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パイプの固定金具にはこんなのも付属。

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私を悩ませた金具の一つ。
2種類の金具を噛み合わせてからスライドさせてパイプ固定するものなのですが、私はパイプを挟むのもスライドさせるのも力が無い〜。

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もうひとつ悩ましいのがパイプ用クロスの金具。
ホームセンターとかにあるのは金具が細いから簡単に付きますが、これ金具が太くて力がいるんです。

普段パソコン仕事しかしていない私は指の力がないから、引っ掛けしょうとするとバネの力で弾かれたり、何度も指を挟まれたりします。さらに、二重ロックもバネの力がキツくて、指も腕もヘロヘロに…。
慣れないことは疲れますね〜。

次の作業の時はこれを楽に止める方法を編み出した?ので、また後日紹介しますね。

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今回は全部で7セットの骨組みを作りました。

途中、私がヘロヘロに疲れてモチベーションも下がるものだから、ついに日曜日は友人夫妻に無理を言って半日お手伝いしてもらい、助かりました。

二人とも未経験者なのに、私達よりサクサク仕事をこなして凄い!
「ねぇ、どうしてそんなにできるの?」
「私は、DIYが好きで壁とかも自分で張替えとかよくするのよ。」
取説を見ながらの作業が得意な方の応援はありがたいです!

それにうちは孫がいないので、小学生二人と年長さん一人畑で遊ぶ姿を見ながらの作業は気分が上がります。(笑)
何だか孫ちゃんみたいで可愛いいです。この日のお昼は大野町で人気の唐揚げ弁当を食べながら、3人の名前の由来を聞きました。

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うちの旦那様も、最初はモチベーションが上がらないでのらりくらり組み立てておりましたが、私がお手伝いを頼んだことで、すっかり要領がわかって、やる気スイッチが入ってくれ、ビニール張りをしてくれることに。(笑)

ビニールを貼ると暴風雨での倒壊が心配だけど、梅雨入りも実の色付きも早そうなので6月に入るまでに終わらせたいものです。

本当は大きなハウスを立てたかったけれど、毎回台風の打撃を受けるこの畑では大きなハウスのビニールの張替え作業はコスト的に時厳しくなりそうなので、今回はこんな感じで進めていくことにしました。

これで今年は少しはブルーベリーの赤道裂果が減ると良いのですが…。
ブルーベリーの畑は今毛虫の被害が凄くて、中には葉っぱが丸裸にされそうなのも出て来ています。
でも、無農薬栽培だからひたすらテデトール。頑張ります!

ブルーベリーの品種名

皆さんは、好きな栽培種目の品種名をド忘れすることはありませんか?

病気の様に集めたマニアックなブルーベリーの品種タグ。この時期の台風より強い風には勝てません。

ブルーベリーの根本に刺していたタグは今年の半端ない風で、もう一つ残らずどこかに飛んで行ってしまいました。

しかも、困ったことに剪定で樹形が変わると品種名をド忘れしてしまうことも。😱
(数時間後に思い出すけど、遅い!)

そんな時の閻魔帳にしていたホワイトボードもついにボロボロです。
でも、こうやって原始的な方法は意外と強いと感じます。

PCにもデータとして入れていたのに、PCに疎い時期って、セキュリティソフトの更新を怠ったりしてウィルスに入られているのに気付かないで電源が入らなくなって、結局せっかくのデータが取り出せなくなったり、どのPCのどこの媒体に入れたか、写真の管理がまずくて、品種データを作ったのにすぐに取り出せない、なんて時でも、こんな殴り書きがあれば一目瞭然。すぐに目の前にあって、品種データが取り出せる(あっ、そうそう、コレ、コレ、この名前だ〜)のはありがたいです…。


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困った時のホワイトボードでした。今度更新しよう、っと。不明、とあるのは似たような品種のタグが、軽トラで運ぶ途中で外れて、特定できなくなったものです。
現在、大塚ナーセリーさんから品種同定用に数種購入して特性を見極め中です。
特にわからなくなっている、または怪しいのは、グロリアとクライマックスとガーデンブルーとサウスランドとブルージェムあたりです。
この辺りは自宅の暖かい気候で育てた時と畑に植えた時とで、特性が変わって来る(特にサイズや葉っぱの形状特性が変わって来て、どれもこれも似たような感じになります)から、同定が本当に難しいんですよね。

あの、同定が易しいはずのシャープブルーでさえも、シャープブルー特有の葉っぱの特性が目立たなくなりますものね。困ったものです。
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Author:Reveille
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