NH ノースランド
ノースランド

ブルーベリー農園にはもぐらの穴が一杯。
ところ構わず穴を掘ります。
ブルーベリーの根の周辺にも穴が開けられるので、周辺の土を奪われてしまったブルーベリーは弱ってしまい、カイガラムシが付き始めます。
その代償にブルーベリーの天敵であるコガネムシの幼虫を退治してくれる、ブルーベリーとの共生関係があります。
でも、弱った木をどうするか。
我が農園では余程のことが無い限り掘り起こしません。
足でぶかふがになった土を踏みつけ、しばらく液肥をあげるか、雨がしっかり降る時なら、追肥する時に化成肥料、有機肥料、ピートモス、硫黄華、の他にドクター菌根(無い時はVA菌)を混ぜてあげておきます。
1ヶ月で枝は膨らみ、艶が出始めて復活の兆しが見え、やがて花芽をいっぱい付けてくれます。
もちろんカイガラムシは見つけ次第取り除くことは言うまでもありません。
食べて美味しい品種のノースランドは虫も好むのですわ。
去年は100匹以上のミノムシの大群にやられ、今年はカイガラムシ。
ノースランドの受難の年は毎年のことですが、手当てすればちゃんと復活するのはやはり野生種の血が濃くて強いからでしょうか。
H.H ノースランド

毎年、早生品種のブルーベリーと共に色付くハーフハイブッシュのノースランド。
ハーフハイブッシュの中では一番早く収穫できます。
しかも最初に収穫できる粒はノーザンハイブッシュに負けないくらい大粒です。
毎年、「冷やした方が美味しい品種」と書きますが、今年の品質も申し分無しです。