研究者求む! ナガボナツハゼM-17 真っ白なブルーベリー
ナガボナツハゼと言えば、大学でも研究センターでもなく、日本で一番熱心に研究されているのは恐らく静岡県の安藤 京子氏です。
ナガボナツハゼの記事もついに今回で6作目になりました。
本ブログのカテゴリで「ナガボナツハゼ」に関する情報は全て安藤 京子氏からの情報です。
私はナガボナツハゼは日本の希少なブルーベリーの近縁種であり、ブルーベリーを愛する者の一人として日本から決して絶やして欲しくない木である、と思っております。
さて、今回情報をご提供いただいた写真は、これ以上ないくらいの
「白いブルーベリー」なのです。
この粉のことをブルームとか果粉とか呼びます。
ウィキペディアよりの引用
ブルーム(bloom、果粉)とは果物や野菜の果実における、果皮表面の白い粉状の蝋物質。
熟した新鮮な果実によく見られる物で、果実から自然に分泌されている天然物質であり、人体には無害である。
では、どれほどの白さなのかは、一見は百聞にしかず、まずはとくとご覧下さいね。
2018年8月14日撮影 撮影者 安藤 京子氏









白いブルームの下にはちゃんと黒色です。
アントシアニンが少ないわけではなく、黒い皮の上に着いている白い果粉自体の層が厚いのです。

近年、ぶどうのブルームの成分分析され、「オレアノール酸」などの有効成分が研究開発・商品化されようとしている昨今です。
さらに、オレアノール酸はぶどうの皮のブルーム以外に他にオリーブの葉にもあり、
肝機能保護作用・・・摂取したオレアノール酸が肝臓で重金属の解毒を促す
血糖値上昇抑制作用
心血管疾患抑制
抗炎症
皮膚に対する作用
抗がん作用
抗菌作用 などの作用がラット試験や臨床試験で報告されているそうです。
あらら~・・・、こんなに凄いものなら、こんな白いブルーベリーの近縁種でこんな凄く白いなら、何だかもっと効能がありそうな感じがするじゃない???
そう考えるのは自然です。
安藤 京子氏の観察記録の一部です。
以下メールからの引用
『ナガボナツハゼM-17の1(ホワイトブルーベリー)
果実が小さい時からブルームをつけ大きくなるに従って
ブルームの白さが増す。
熟期になるとブルームの下が桃色に見え進むと青紫になり
ガクまで青紫になりブルームは果実にしっかり固着して剥がれない。
果実の大きさは1cm超、果肉は薄い緑色少し甘い。
ブルームの有効成分を調査されるどなたかお知り合いがいらっしゃいませんでしょうか。』
長年ナガボナツハゼの研究・育成・保護にあたられた彼女は他の果実に「オレアノール酸」があるなら、ナガボナツハゼのこれだけ付いているブルームならもっとたくさんの有効成分があるのではないか・・・、と考えるのは当然のことと思います。
この記事をお読みななった方やお知り合いの薬剤関係の研究者の方、学校、果樹研究所、新薬やサプリメントのための新しい素材を発掘されようとしている方、などなど、こんな素材があるけれど、まだ誰も足を踏み入れてない素材です。
この白いナガボナツハゼを交配して新しいブルーベリーを作ったり、ナガボナツハゼそのものを増やしたりして研究したい方はいらっしゃいませんでしょうか。
このナガボナツハゼは赤松のマツボックリをマルチとして育てられ、マツボックリに含まれるたくさんのアミノ酸を吸収してすくすくと育っています。
このちっょと興味深い生育環境も成分にかなり影響していると思われますので、大学なら学生さんの研究材料・卒業論文の材料などで、是非研究をしてみて下さい!
安藤 京子さん、いつも貴重な情報をありがとうございます。
ちなみに私はこのブルームの成分も気になりますが、この果実で天然酵母を作ったらどんなものができるのかなぁ~・・・と言うもの気になっています。
松の種は良質な植物性油脂もビタミンEも豊富です。そんな栄養豊かなものを作れる松の成分をさらに栄養にしてできている果実ですから、きっと栄養満点に違いありません。そんな果実につく天然酵母・・・。取り出せたら素敵ですね。
ナガボナツハゼの記事もついに今回で6作目になりました。
本ブログのカテゴリで「ナガボナツハゼ」に関する情報は全て安藤 京子氏からの情報です。
私はナガボナツハゼは日本の希少なブルーベリーの近縁種であり、ブルーベリーを愛する者の一人として日本から決して絶やして欲しくない木である、と思っております。
さて、今回情報をご提供いただいた写真は、これ以上ないくらいの
「白いブルーベリー」なのです。
この粉のことをブルームとか果粉とか呼びます。
ウィキペディアよりの引用
ブルーム(bloom、果粉)とは果物や野菜の果実における、果皮表面の白い粉状の蝋物質。
熟した新鮮な果実によく見られる物で、果実から自然に分泌されている天然物質であり、人体には無害である。
では、どれほどの白さなのかは、一見は百聞にしかず、まずはとくとご覧下さいね。
2018年8月14日撮影 撮影者 安藤 京子氏









白いブルームの下にはちゃんと黒色です。
アントシアニンが少ないわけではなく、黒い皮の上に着いている白い果粉自体の層が厚いのです。

近年、ぶどうのブルームの成分分析され、「オレアノール酸」などの有効成分が研究開発・商品化されようとしている昨今です。
さらに、オレアノール酸はぶどうの皮のブルーム以外に他にオリーブの葉にもあり、
肝機能保護作用・・・摂取したオレアノール酸が肝臓で重金属の解毒を促す
血糖値上昇抑制作用
心血管疾患抑制
抗炎症
皮膚に対する作用
抗がん作用
抗菌作用 などの作用がラット試験や臨床試験で報告されているそうです。
あらら~・・・、こんなに凄いものなら、こんな白いブルーベリーの近縁種でこんな凄く白いなら、何だかもっと効能がありそうな感じがするじゃない???
そう考えるのは自然です。
安藤 京子氏の観察記録の一部です。
以下メールからの引用
『ナガボナツハゼM-17の1(ホワイトブルーベリー)
果実が小さい時からブルームをつけ大きくなるに従って
ブルームの白さが増す。
熟期になるとブルームの下が桃色に見え進むと青紫になり
ガクまで青紫になりブルームは果実にしっかり固着して剥がれない。
果実の大きさは1cm超、果肉は薄い緑色少し甘い。
ブルームの有効成分を調査されるどなたかお知り合いがいらっしゃいませんでしょうか。』
長年ナガボナツハゼの研究・育成・保護にあたられた彼女は他の果実に「オレアノール酸」があるなら、ナガボナツハゼのこれだけ付いているブルームならもっとたくさんの有効成分があるのではないか・・・、と考えるのは当然のことと思います。
この記事をお読みななった方やお知り合いの薬剤関係の研究者の方、学校、果樹研究所、新薬やサプリメントのための新しい素材を発掘されようとしている方、などなど、こんな素材があるけれど、まだ誰も足を踏み入れてない素材です。
この白いナガボナツハゼを交配して新しいブルーベリーを作ったり、ナガボナツハゼそのものを増やしたりして研究したい方はいらっしゃいませんでしょうか。
このナガボナツハゼは赤松のマツボックリをマルチとして育てられ、マツボックリに含まれるたくさんのアミノ酸を吸収してすくすくと育っています。
このちっょと興味深い生育環境も成分にかなり影響していると思われますので、大学なら学生さんの研究材料・卒業論文の材料などで、是非研究をしてみて下さい!
安藤 京子さん、いつも貴重な情報をありがとうございます。
ちなみに私はこのブルームの成分も気になりますが、この果実で天然酵母を作ったらどんなものができるのかなぁ~・・・と言うもの気になっています。
松の種は良質な植物性油脂もビタミンEも豊富です。そんな栄養豊かなものを作れる松の成分をさらに栄養にしてできている果実ですから、きっと栄養満点に違いありません。そんな果実につく天然酵母・・・。取り出せたら素敵ですね。
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